まんごりあんの美味しい暮らし

トーマス　17歳　

トーマスは飼い主に恵まれず、飼い主が3回も代わった可愛そうな犬でした。

処分される寸前のトーマスを 私が実家に連れて行き、飼ってもらう事に。

何度か人を噛んだりし、その度に大変な思いもしましたが、

父と母はトーマスを可愛がってくれ、本当に大事に育ててくれました。

甲状腺ホルモン異常にもなり、投薬治療を続けていました。

癌にもなり、手術も受け、術後の傷跡がなかなか治らなくて、

半年以上も毎日の消毒に通ったり。

耳もほとんど聞こえなくなり、目も見えない、歩くのさえもやっとのトーマスを 

父と母は、本当に本当に良く看てくれました。

21日の夜、母と父の見守る中、

耳が聞こえないトーマスが、父の呼びかけに反応し、

優しく微笑んで、静かに息を引き取ったそうです。

トーマスの棺にスイートピーのお花をいっぱい入れてあげました。

大好きなジャーキーも、大好きなケーキも入れてあげました。

最後に「ありがとう」って体をいっぱい撫でてあげました。

出会った頃は、可愛そうな犬だったけど、

父と母のもとで、世界で1番幸せな犬になったことでしょう。

大事にしてくれた父と母に「ありがとう。」

今日は雲ひとつない真っ青な空

太陽もきらきら輝いてます。

トーマスからの贈り物かな？

トーマス、きれいなお空を「ありがとう。」