6月14日 釜山2日目 ~つづき~
慶州観光へ・・・ ガイドのポクさんは、日本にも留学していた勉強熱心な方で、
歴史的な背景も含めて、詳しく説明をしてくれました。 石窟庵 ソックラム 世界遺産・国宝第24号 入口から歩いて行くと・・・結構な距離ありました 石窟庵本尊仏
(撮影禁止なので画像はありません。) 仏像のお顔はとっても綺麗で感動しました。 岩をドームのように積み上げ、
その上に土をかぶせて作った洞窟型の石窟寺院で、
このドーム内に仏国浄土のすべてが表わされていました。
日本の植民地時代、日本が解体して持ち帰ってしまったそうで、
その後、回収して復元を試みましたが、この石たちが余ってしまいましたそうです。
なので、ドームは不完全で土を覆いかぶせるだけでは崩れてしまうので、現在はコンクリートで固められているそうです。 土とは違いコンクリートなので、中の湿度の調整が出来なくなってしまったため、現在はガラスで覆い、湿度管理をしているそうです。
日本のしてしまったことを目の当たりにして
やりきれない気持ちになりました。 韓国は石の文化があり、
韓国のお寺にある石に意味のないものは1つもないそうです。
韓国のお寺には瓦に願い事を書く習慣があるそうです。 日本の絵馬みたいなものだと。
「世界の平和」を願って、私たちも書くことに・・・
石窟庵には、今も私たちの名前と平和の文字の書かれた瓦が置かれているはず。 今度行かれる方、見つけてみてください! 石窟庵のあとは世界遺産であり、6つの国宝がある仏国寺へ・・・ 仏法を守る四天王がここで睨みをきかせており、寺院を邪悪なものから守っています。また通過する人々を神聖な気持ちで本堂に向かわせる役割も。
国宝に指定されている蓮華橋・七宝橋
上の8段が七宝橋、下の10段は蓮華橋。
阿弥陀仏の極楽世界に渡る橋という意味が込められています。 上から見ると蓮の花が彫刻されていました。(下からは見えません)
韓国の寺院では橋や階段は重要な意味があるそうです。
門をくぐり歩いて行くと、
この灯篭の穴からちょうど仏像のお顔が見えるようになっているんです。
(画像はクリックすると大きくなり、確認できます) (左)釈迦塔・・・10Wコインにも描かれています! その他にもたくさんお話を聞きながら寺院内を案内してもらいました。 つづく
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