まんごりあんの美味しい暮らし

ちょっと硬い話を・・・

私はボランティアで地域の補導連絡会に参加しています。

その会は簡単に言うと、
地域の保護司、民生児童委員、小中高の学校長、警察などから構成され、
犯罪のない明るい地域作りを目指すための地域組織活動で、
定期的にあつまり、情報を共有しています。

昨日は研修があり、千葉刑務所の視察に行ってきました。

刑務所の見学では、実際に受刑者が働く様子や生活している様子を見てきました。
千葉刑務所は刑期の長い受刑者を収容する施設。

受刑者たちはきびきびと生活していました。

規律を守らなかったからこそ罪を犯してしまった訳で、
だからこそ規律を守ることが大事だとうい事を教えると共に、
厳しく規律を守らせることで、受刑者同士のトラブルも防ぐそうです。

そこで働く刑務官にも施設を回りながら、お話を聞きました。

常に毅然とした態度で監視指導している刑務官。
気を抜けば、暴動や自殺などにつながり兼ねないそうです。

でもただ厳しいだけではなく、きちんと心理学なども学び、厳しく指導しながらも、
顔色表情などから受刑者のこころの叫びや悩みなどをくみ取り、
相談等の指導もするのだそうです。

厳しい表情の刑務官さんですが、
受刑者を一人の人間として接している、心の温かさも感じられました。

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バスの中では保護司の方々とご一緒し、
勉強のＤＶＤを見ながら行きました。

保護司さんとは、犯罪に手を染めてしまった人の
更生や社会復帰の手助けをする民間のボランティアのこと。

犯罪歴のある人は、なかなか社会が受け入れてくれないのが現実です。
それは自業自得と言いたくもなるでしょうが、
刑期とは、その罪を償う時間です。
その償いを法の下で全うしたのですし、
立ち直りたい、出直したいと心から思っているのですから、
それを支援することも大事だと思います。

社会から疎外されることで、反社会的な感情が芽生え、
また犯罪に手を染めてしまう・・・
未就職者の再犯率がかなり高いそうです。

社会から犯罪を減らすためにも、
前科のある人の就職を支援する事も大事なのです。

刑務所出所者を雇用し、立ち直りを助ける「協力雇用主」を募集しているそうです。
万が一、雇用主に損失を与えた時のために、保証する制度も設けられています。http://www.moj.go.jp/HOGO/hogo04.html#08

民生委員になってもうすぐで丸2年。
今まで知らなかった社会を少しずつ勉強させていただいています。

でも、まだまだ・・・頑張ります！！