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テーマ:ベトナム好き集まれ(2249)
カテゴリ:ベトナムの生活
今日は部内で各人がGWの予定を入力しました。
各人の予定見てみると、30日を休みにしない人がほとんどでした。 私もそうですが、カレンダーどおりの休日です。 年休も取らなければ、休日出勤の予定もほとんど無し。 これは良いのか悪いのか、どうなのでしょうか。 まあ、ブラック企業では無さそうです。 最近映画になったブラック企業の話に影響され、そのような企業について書かれた本を読んだのですが、凄いですね。 まさに超薄給、超激務。 確信犯的にモラルを欠いた会社もありますし。 不況の日本ではそういう会社が増えてきているようです。 さて、妻の祖国、ベトナムの企業はと言いますと。 まず、薄給と言う点ではブラック企業ばかりです。 これは日本人にとっての薄給という意味ではありません。 私の働いていた会社は大卒ホワイトカラーには給料面、労働面の両方ともまあいい会社。 しかし工場作業者にとってはやはり薄給です。 もちろん、国が定めた最低賃金より遥かに上の給料で、しかも残業代はきちんと払います。 食事は無料、ガソリン代も支給、社会保険も加入とベトナムの会社としては優良です。 ですがその給料だけで生活できるかといいましたらきついです。 皆が携帯電話を持ち、バイクに乗る生活をしている中で、月給1万円程度では生活できません。 一家で働いて何とかまともな暮らしが出来るという感じでしょうか。 国営企業や、日系以外の外資企業は更に条件が悪いです。 残業手当を払わない企業も多く、それで長時間労働を強いることもしばしばのようです。 それども、ストライキが多発するようになったベトナム。 工場労働者の給料も安いとは言え上がってきていますし、今後も上がり続けるでしょう。 そうなったら企業がカンボジアやラオスといった、さらに人件費の安いところへ移って失業なんてことにもなるのでしょうか。 国際的に通用する製造業は外資系ばかり。 そのような企業は部品も海外調達。 ベトナム政府も海外からの投資や援助を賄賂で受け取るばかりでなく、国内企業を育てるようにも使って貰いたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.26 20:22:37
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