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テーマ:ベトナム好き集まれ(2249)
カテゴリ:思ったこと
顧客満足度という指標が、日本企業ではとても重要視されます。
私の会社でも顧客へのアンケートを毎年行って、一喜一憂しています。 顧客満足度を重要視するのは、”お客様は神様です”という思想に基づくものですね。 これ自体は悪いものではありません。 ベトナム在住時には、かの国のひどいサービスを見るにつけ、日本って素晴らしいと思っていました。 来日した妻も、日本のサービスを知ってからは、ベトナムのそういう面が嫌いになったと言っています。 妻が日本に永住したい理由のひとつでもあります。 しかし、自分がサービスを提供する側になってみますと、日本は行き過ぎだなとも思います。 顧客からの突然の要求を満たすために、土日を潰すのが美徳と考えられていますし、勘違いした顧客や消費者が、モンスタークレイマー化する例もあります。 顧客の為に尽くすことは、確かに美徳であると思いますし、日本に来た外国人が褒める部分でもあります。 しかし、求められるものがどんどん高くなっており、それに応えるのが段々難しくなっています。 例えば宅配業者の時間指定サービスは、道路事情を考えるとかなり無理があるのではと、個人的に思っています。 子前、午後、夜くらいの分け方で十分な気がします。 ドライバーの負担が大きすぎて、事故につながったりすることもあるわけですし。 サービス過剰主義はほどほどにしておいたほうが、皆幸せになれるのではないでしょうか。 まあベトナムみたいに、サービスが欲しければ余分にお金を出せ、というのも考え物ですが。 他の国に恥ずかしくないレベルのサービスが提供出来れば、問題無いと思います。 まあ、お金があればベトナム式の方が楽なのは確かです。 それに優越感にも浸れます。 すっかりベトナムで堕落してしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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