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テーマ:ベトナム好き集まれ(2237)
カテゴリ:思ったこと
「ベトナムと中国は戦争になりますか?」
妻が心配しています。 中国が軍隊を移動させているというニュースをスマホで読んだそうです。 制裁的な軍事侵攻の可能性について、ネット上ではニュースが出ていますが、まあいつもの脅しだと思います。 ベトナム政府も戦争を避けるような動きをしていますし。 ですが、実際に戦争となるとどうなるのでしょうか。 中国のベトナムへの侵攻というと、1979年の中越戦争がありますが、見事に中国が撃退されています。 細くて長いベトナム国家が縦深陣地を重ねると、中国軍も相当苦労することになると思います。 ただし、首都ハノイが占領される事態になると、ベトナムが不利な条件で講和ということにもなりそうですが。 1979年当時ならばハノイを占領されようとも南へ下りながら徹底抗戦となったことでしょう。 しかし今の経済発展中のベトナムにとって、ハノイを失うということは様々な面で打撃が大きすぎます。 そういう意味だとホーチミン市が首都だと理想的なのだと思いますが、それも国の成り立ちから言って無理な話でしょう。 と、ここまで戦争になった時の話を書きましたが、戦争になることは無いと思っています。 クリミアの場合と違い、ベトナム北部が中国併合を望んでいるわけではありませんので、中国が侵攻をしたら国際社会の反発は相当なものでしょう。 中国自体も経済発展で国を支えていますので、それを失いかねない制裁を受ける可能性は避けるかと思っています。 ただし、そこで国際社会が軟弱な態度を示した場合、中国は完全にアメリカを舐めます。 所詮中国はアメリカ以外を軍事的には気にしていないですから、今度は日本の尖閣諸島が危なくなってきます。 台湾にもより強硬な態度を取るようになることでしょう。 中国の膨張主義はいいかげんにして欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.21 05:54:13
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