サイゴンから来た妻

風邪で咳が止まらなくなって2日目。

自宅のトイレで腰をかがめようとしながら咳をした瞬間に腰に激痛。
トイレの中で体が固まった状態で、身動きがとれなくなりました。
座ることもできない中腰のままです。

ぎっくり腰だとすぐに分かりました。

脂汗を掻きながら10分くらいたってからでしょうか。
何とか便座に座り、しかし腹筋に力を入れることもできないので、用も足せずに座っているだけとなりました。
ぎっくり腰で救急車を呼んだという話は、これまで聞いていたことがありますが、それだけは勘弁したいところ。

人生で2回も救急車に乗れば十分ですので。

それからさらに10分程後、何とか背中をまっすぐに伸ばした姿で立ち上がることができました。
ソロソロと脚を動かしながらリビングへ戻り、ソファの上でうつ伏せになり、症状が少しでも緩和するように痛み止めを服用。

それが昨日のことでした。

今朝の起床時、恐る恐る体を起こそうとしたら、やはり腰に激痛が生じます。
しかし何とか歩くことはできるので、出社しました。
家が職場に近くて良かったと心から思いました。

会社では不自然な体の動きを朝礼時に指摘される有様。
同情の言葉はありますが、もう歳だから仕方が無いと思われているのが分かります。
少々自分の体が恨めしくなりました。

何とか仕事を終えて、ゆっくりと歩いて帰宅。
今日が金曜日で良かったです。
週末二日をかけてどこまで良くなるかわかりませんが。

それにしてもくしゃみならともかく、咳でぎっくり腰になるとは思いもよりませんでした。
ネットで調べたところ、咳でもかなりの力がかかるため、ぎっくり腰になるケースがあるそうです。

おちおち咳も出来ません。
歳は取りたくないものです。

ちなみに妻には本当に世話になったので、ここではもう書きません。
イヤというほど説教されました。
ああ、筋トレをしたいです。