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カテゴリ:思ったこと
日本人が好きな海外の歴史というと、まずは中国の歴史でしょう。
様々な媒体を通して人気があります。 もちろん中心は三国時代についてのものでしょうが、史実だけではなく物語まで色々含めると、殷周革命の頃(封神演義)から清朝(西太后やラストエンペラー)まで様々な時代に接していることに驚かされます。 皇帝や武将、更には僧侶(鑑真、三蔵法師)など、幅広い階層の有名人がいます。 ちなみに三国志の次に有名なのは、項羽と劉邦の争った時代でしょうか。 その他のあまり有名では無かった時代も、銀河英雄伝説で有名な田中芳樹氏が、南北朝時代や隋・唐、更には南宋、元の時代などを扱い、かなりのヒット作になったかと記憶しています。 このように、中国人も驚くほど日本人は中国史が好きなのですが、他のアジアの国についてはさっぱりです。 チンギスハンの時代のモンゴルと、朝鮮半島については秀吉絡みと、歴史とは言い難いですが韓国ドラマに興味を持つくらいでは無いでしょうか。 ましてや東南アジアの歴史については言うまでもありません。 私もフィリピン、タイ、ベトナムの歴史などは出張するまで全然知りませんでした。 フィリピンと言えば、太平洋戦争の舞台とマゼランが死んだ場所。 タイは山田長政。 ベトナムについては、ベトナム戦争があったということと、中越戦争があったということくらいでした。 そのような私ですが、縁があり妻はベトナム人です。 ベトナムの歴史も色々と勉強しました。 そして今、これをメディア化して貰えたら、と思うベトナムの歴史上の人物がいます。 それが徴姉妹(ハイバーチュン)についてです。 若いベトナム人姉妹が後漢の支配に対して大反乱を起こし、一時はベトナム北部の支配に成功し、女王を名乗る物語というのは、脚色次第でかなりの一般受けを狙うことができると思います。 象に乗って指揮を執る姿は、ネット上では既に画像化されていたりしますが、そのような萌化もできそうです。 ベトナムの歴史では、元を何度も打ち破ったチャンフンダオも良いですが、やはり若い女性という方が商業的に成功しやすいと思います。 結局後漢の光武帝から派遣されてきた名将馬援に敗れ、悲劇的な最期を迎えたということも、演出でいくらでも盛り上げることが出来るでしょう。 私に絵を描く才能があれば、是非とも漫画にしたいのですが、そちらの才能はさっぱりです。 誰か実現してくれないかなと願うばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.07 18:33:26
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