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テーマ:ベトナム好き集まれ(2250)
カテゴリ:ベトナムの生活
月5万円でのベトナム生活(ホーチミン生活)は厳しいと、この日記に書いた記憶があります。
それは月5万円でタイで生活できるというネット情報に、現実的な反対意見を述べていた、タイで生活している方のブログに影響されたからです。 その方のブログを久しぶりに拝見したところ、何と今はタイやベトナム(その他5か国)では月3万円で生活出来ると、ある意味過激な情報が出回っているとのことです。 その根拠の一つとして、国民一人当たりのGDPが挙げられています。 月に換算すると200ドルくらいになります。 しかしタイもそうでしょうが、ベトナムで国民一人あたりのGDPなど、生活費の根拠には全くなりません。 そもそも妻のきょうだいは遥かに多い給料で働いています。 別に特別な職についているという訳ではありません。 ではどうして月200ドルなどというGDPおn数値が出てくるかですが、農村部のような貨幣経済とは違う論理で生活している人々を含んだ統計の結果なのでしょう。 都市部の実態を全く示していないと思います。 ちなみに妻に一ヶ月3万円生活が出来るか聞いてみました。 「それは食事の値段ですか?」 いいえ、家賃やその他生活費を全部含んでいます。 それで生活出来ると言っている人がいます。 「馬鹿じゃないですか!? その人はどこに住んでいますか?」 「今ホーチミンではフォーでも有名なところは10万ドン(500円弱)します。」 「安いところでも5万ドン(250円弱)しますね!」 「3万円なんて、ホーチミンなら20年前ですよ~!」 「メコンの方だったら出来るかもしれませんね!!」 散々な言い様でした。 まあ、短期滞在で節約生活をするならばともかく、居住するということならばベトナム人でもこのような感覚になるようです。 まあ3万円で生活できるかという問いに、条件付きで出来ると回答はできます。 しかしそれで永住できるかという問いには、問題外と言うしかありません。 日本人ならば、日本で生活するのが一番コストパフォーマンスが高いです。 妻と日本での生活もまもなく13年が経ちます。 ベトナム移住のハードルが高くなっていることを感じています。 それどころか日本の物価は外国人から見て、かなり安くなっているので観光客が増えているとの話を聞きます。 確かに私の大学生時代の物価と今の物価はあまり変わりません。 もちろん個別の品物を比べれば、高くなった物もあるでしょう。 しかし安くなった物も多いです。 つまり海外から見ると、日本はお得な国になっています。 ベトナムの方が生活費が高いという日が来るかもしれないと、思うようになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.06 16:49:52
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