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カテゴリ:日々是愉快(ひびこれゆかい♪)
今日も私は買い出しに出かける。
それは毎週火曜日が特売日の大手スーパーマーケット。 天下に名を知られたジャ●コへと。 生菓コーナー、鮮魚コーナーを巡回。 ほうれん草、うどん玉、鮭などをカゴに入れながら、歩を進めていく。 そして今日も到達する。 魔のトライアングルから流れてくるあのフレーズ。 それは、肉売場のテーマソング (♪手羽先だけの恋なんて♪) (⌒▽⌒;;;A …これが耳に入ってくると、私はどうしようもない居たたまれなさを感じる。 早く肉を選ばなければ! VS でも、一刻も早くこの場を立ち去りたい! 今夜の夕飯のメニューと精神的ないたたまれなさで、脳と体は激しく板ばさみにされる。 例えるなら、こう言えばお分かりいただけるだろうか。 『父親と一緒にテレビを見ていたときに 性教育が始まってしまった雰囲気』 それは決してアダルト物ではなく、正しい番組を放映しているのだ。 目をそらしたり、チャンネルを変えたりするべきものではない。 しかし、しかし。 『私が悪うございました。 これに耐えることが出来ないのは、全て私が到らぬため…』 と恐れ入るしかない状況。 この精神状況をスーパーマーケットのど真ん中で感じるのは、かなりツライ。 私はいつもいつも不思議でならない。 他のお客さんは、あのテーマソングを聴くのがへっちゃらなのか? まるで空気のように、耳をスルーしていくのだろうか? だとしたら。 これはやっぱり私の修行が足らないせいとしか思えない。 よしわかった。 目の前のオージービーフに集中するのだ!! 正味量のグラムと値札のみに集中するのだ!! 迷っている場合ではない。 素早い見極めこそが、何よりもこの場では要求される。 かくして私は、ジャ●コの生肉コーナーにて、日々、あのテーマソングの滝に打たれて、忍耐をつける為の修行を行っているのである。 しかし、この耐性を身につけたからといって、肉を選ぶ目が確かになる、というわけではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年02月21日 12時23分38秒
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