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テーマ:仕事しごとシゴト(23625)
カテゴリ:カテゴリ未分類
今学期で卒業するN君が、論文の最終段階に来ています。
ドラフトはすべて上がってます。クオリティとしては、このリソースのないプログラムにおいて よく頑張ったと思います。 本人の性格もありますが、ものすごく計画に沿って物事を進めるタイプなので 時間通りに必ず仕上がってくる。 ただ苦手なのが手直し等の作業。 最後の最後で手を抜こうとする。 いかんよ、それは。 論文ってものは、初稿が上がってから本当の仕事になります。 何度も読み返して、書き直す。 私自身若いころはこの作業が死ぬほど嫌だった(苦笑)。 だからわかるのよ、手を抜きたいという気持ちが。 でもね、どんな仕事でも手を抜くと自分にとばっちりがいつか帰ってくる。 それが自分の評判に係わることかもしれない。 それっていやだよね。 N君はそういう傾向があって、それまで一生懸命やってるのに、最後で楽をしようとする。 もったいないよ、それは。 そこまでまじめにやってるんだから、もうちょっと頑張らないと。 院生にとってはコースワークも論文も仕事のうちです。 どんな仕事も最後に手を抜いたらそれまで一生懸命やった努力も無駄になるし、 仕事で手を抜いたら自分に対する評価が下がるということがなぜわからんのか、とため息をついています。 ここで手を抜くんだったら、フルタイムで働いても手を抜こうとするでしょう。 それが自分の評判にどれだけ跳ね返ってくるか、 それがその後の自分のキャリアにどう影響するのか、 考えられないほど幼稚な学生が残念ながら多いということでしょうね。 できるのに手抜きするのはサイアクだと思ってます。最後までちゃんとやれっつーの! 普段からやれないことは急にはできません。 だから、こういう癖は今のうちに直しておかないと 職場でやって「あいつは手を抜く」という評価を下されたら遅いのです。 それは大学教員でも同じ。 学内の仕事で手を抜く、やらないとなると そういう評判は当然内部で広がる。 学生には「楽できる先生」と知られちゃうと、そのイメージ取っ払うのがどれだけ大変か。 そういう先生は学生からもなめられるしね。 同僚からも敬遠される。 研究の分野で手を抜くと業績上がらないし。 やっぱり最終的には自分につけが回ってくる。 だからしんどいからと逃げないほうがいい。 逃げ癖は作っちゃいけない。 でもそれを教えるのが果たして私の仕事かどうかというと微妙だな。 学生の間は守られてますし、大目に見てもらえますからね。 社会に出て痛い目にあってもらいましょうか(笑)。 大人なんだからそれでいいか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/01/06 05:43:17 PM
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