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2015/02/21
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テーマ:たわごと(26810)
カテゴリ:カテゴリ未分類
いや、今までわけわからないぐらい落ちつかない日々でした。
入試だの、採点だの、何が何だかわからない混沌とした状況でしたが
やっと自分の論文の締切りに向かえます。やれやれ。
締め切りは締切で嫌なんだけどね(笑)。

今学期卒業する院生くんと、先学期卒業して、今度からうちの大学の別の学部の博士課程に進学予定の学生のお祝いのパーティをオフィスでやりました。
私の研究室から離れていった学生も多少いますので
今のところは毎学期一人ずつの卒業というペースです。
私のもとから離れていく学生というのは、研究テーマうんぬんより
怠け者だったり、大学院という場を学問の場と心得ない学生ばかりでしたので
正直言って彼らがいなくなってから研究室がまともになって良かったと思っています。
残った学生は、大概が目的意識が高く、自分の将来とか研究とかにちゃんと向き合っていく子がほとんどですので
頑張った学生がいれば、最後にこのようにしてお祝いします。

主役の二人に、私の学部生アシスタントA、そして卒業生で広告代理店に就職した友人
それから第一線で働く私の友人たちを誘ってささやかな飲み会って感じにしました。
楽しかったですよ。

外国人留学生のN君は、就職先もきまり、すでにインターンで働いているのですが
そのままマーケティングの道に進むので
私の親友でブランディングのコンサルタントのA女史や、代理店のアカウントマネージャーのA君にはぜひとも引き合わせておきたかったし
これから先、仕事をしていくうえでのネットワーキングの重要性をわかっている彼は
色々仕事の話をしてました。いいことだ。

以前は研究室の学生全員にこういう最前線で働く人々とのネットワーキングの機会を与えようとしたのですが
残念なことにみんながみんなその重要性を理解するわけではなかったので
今はそこがわかる学生のみ、Invitation onlyでこういう機会を時々設けています。
ひどい学生だと年上のプロフェッショナルに会うのが「面倒」だとか「おっくう」とか言いますのでね。
で、今就活でとても苦労している(苦笑)。
先生はもうそういう機会はあげませんよ・・・嫌なんでしょ、年上のプロフェッショナルたちと会うのが。

外国人が日本で就活する場合、普通の日本人の様にやったのでは決まらない場合がほとんどなので
コネではありませんが、ネットワーキングの機会を設けてあげようという気持ちだったんですけどね、最初は。
何人かはワタクシの友人たちの気分を害しましたので
「これは学生を選んでやらないといけない」となったわけです。
みんなごめんな、忙しい中時間作ってくれたのにInmatureな学生が多くて(涙)。

院生なんてみんながみんな賢いわけでも、大人なわけでもないのですよ。
もちろんそういう学生がほかの大学では多いんでしょうがうちのプログラムじゃね(苦笑)。
でも、そんな中でもちゃんとした学生はいるわけで
私はそういう学生たちにチャンスを与えることに躊躇はしません。

散々飲んで食べていい気分になって家路についたのですが
その時最後まで一緒に電車に乗ってた元教え子のA君が
「センセ、今日は楽しかったよね。まともな院生たちだったから。
でも他のどうしようもない院生たちのためにcharity workしなくてもいいんじゃない?」と言ってきた。
そっか、私はチャリティをしていたのか・・・
「そんなことする時間があったら、センセには他にやること一杯あるわけじゃない?
そんなアパート追い出されるとか、生意気な口きく学生とか
やることやらないやつらなんて仕事見つかるわけないじゃない?(彼は私の院生を何人か知っている)
プロフェッショナルな仕事を得る努力をしてないんだからさ。
それで仕事が見つからないで、都合のいい時だけ頼ろうとする学生を助ける必要はないんじゃない?」

ないよ。私の仕事はあくまでも研究指導だからね。
理工系の先生たちなら仕事の面倒も多少見るんだろうけど
文系だからね~。

チャリティする暇あったら働け(研究とかしろ!)とはA女史にも言われたな。

だから論文書いてるってば(笑)。

去年1年はみんなにそんなに心配かけてたのね、私。
反省。
しょい込まなくてもいいことをしょい込んでしまってた。
今年は自分の本来やるべきことのみに集中するわ。

でも、こういうまともでできのいい学生たちとは
卒業してもつながっていようと思います。
早く卒業してくれたら、学生と先生という垣根を取っ払って付き合えるので
それが楽しみです。

この二人の門出、心から祝福したいと思います。
これからもいろいろ大変だけど、今の様に真摯に目の前にあることに向き合っていけば大丈夫。
そして初ボーナスで私におごってちょーだい(笑)。
A女史には「教え子にたかるか??」とつっこまれましたが・・・





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最終更新日  2015/02/21 12:24:47 PM
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