全て
| カテゴリ未分類
| Academiaってなんぞや?
| Music
| おしごと
| 職探し
| ミシガン
| 引越し
| Georgia on my mind...
| Ansley
| Once upon a time...
テーマ:たわごと(26869)
カテゴリ:カテゴリ未分類
あ~、もう、なんでこんなにハチャメチャなんだろう・・・
そろそろ大学も活気が戻ってきて、来週から講義開始です。 当然私とてもブルーです。春休みどこに行った?って感じ。 でも総括すると論文も久しぶりに何本か仕上げたし、無事に学生も卒業させたし 学会に行って刺激も与えてもらったし、そう悪いことばかりじゃなかったと思う様にしております。 本当は今日府中競馬場でピクニックだったのに天気が悪くてキャンセルだとか 昨日飲みに行く予定が相手が急病になってキャンセルになってがっくりとか そういうことは考えないことにして、ですけど。 4月に入ってなんかわけわからない感じであわただしいのですが 卒業生とかからそろそろ連絡が入ってきます。 院生のN君(うちの成功ケースその1)は、この4月から正社員でスイスの商社にマーケティング業務で務めておりますが 「インターン時代と違って正社員って責任も仕事の重みも違うので戸惑ってます」と言っている。 最初はそんなもんさ。学生の甘えはもう通用しないから頑張ってね(笑)。 先生は心配していません。この子はちゃんとそつなくやれるので大丈夫。 そしてうちから同じ大学の心理学で博士課程に進んだSちゃんは いきなりカルチャーショックに陥りおまけにいろいろやらされることになりアップアップしている(笑)。 でもまったく下地ないところ、院試を通って入学できたわけです。 可能性はあると向こうは思ってくれているわけですから、頑張ってとにかくやるのみ。 今まで通りでは博士号も研究職も取れません。 厳しくなると何度も私に言われてもそれでも進んだわけですから、弱音はかずに頑張りましょう。 私といえば某教員のはちゃめちゃ採点事件の余波で尻拭いをさせられておりますが まぁ、仕方ないわな・・・ 大学、大学院で厳しくするのってどこも間違ってないから。 ただそのやり方が今回まずかっただけで、次回からそうしないでくれりゃ別に文句ないし。 ただ、何人かの院生の将来に傷をつけたことだけは理解しておいてほしいと思いますけどね・・・ 先週の院生のコースアドバイザリーミーティングは本当に嫌々出てきました。 もううちの駄目院生なんぞ見たくもないって思ってた。 で、自分のコースの説明を(自分では)淡々としたつもりだったのに なぜか同僚たちには「Izzy今年も怖かったな」といわれる始末。 アタシ今年はトーンダウンしたわよ。ただ、「大学院なのでそれなりの態度で来ることを期待してるし 私に対してはNo-nonsenseだということを肝に銘じてから来てください」といっただけよ?? 本当は自分の指導学生とサシで講義するつもりだったのに、なぜまだ6人も登録してるのかしら?? おまけにもう私のところに戻ってこないであろうと思った駄目院生が戻ってきた(涙)。 え~、マジで指導教員かえないんですか??私厳しいのよ?? 楽して卒業したかったら某先生のところに行きなさいって言ったのに??? やるんだって。ほんとかいな。 その代り究極に問題であった文科省からフルでスカラシップをもらいながら最初の学期に登録した授業何もパスしなかった(バイトに明け暮れたため)モロッコからの院生は 某教員に移ってくれた(笑)。正直言って、ありがたかった。 先学期この学生はProbationで研究科コーディネーター預けだったんですが 今学期に私のところに戻ってくるはずだったんで、どう扱っていいか考えてたんですね。 こんな税金無駄遣いするような学生、文科省に報告して奨学金取り上げろって激怒してましたから・・・ ただ温情で今回は文科省には報告しなかったのですが、案の定大学内では「いまだかつてこんなことはなかった」と大事になりましたわよ・・・ 指導教員としてただ恥ずかしかった。指導どころの騒ぎじゃない、降りる、と言ってましたから。 なので楽に卒業させてくれるであろう某教員のところに行ったわけですが 向こうも方向変換なので、どうなることやら。ま、私の学生じゃないのでどうでもいいんですけど。 N君が「ついでに」と私に「問題児たちのその後」の報告をしてくれたのですが 実はほとんど知ってるんだな(苦笑)。 Cは楽天のプログラミング職にありつけるかもしれない、 Kは職探し ドイツ人だけどこの2年でまったく日本語を学ばなかったどうしようもないAは夏にドイツに帰国。 ・・・もうこのあたりは「本人たちの自業自得でしょ」ってのが感想です。 Kはねぇ、自由人になるだの言いながらまだキャンパスに出没してるらしいけど 行くところのない哀れな人間だからね~。 以前私に「俺はCorporateの世界には向かないから起業」と豪語してたのに (一度もCorporate worldに入ったことないのになんで向かないとわかるのか意味不明) 職探しですか。 多分日本のCorporate worldは君みたいなのを採用しませんよ・・・ 10年近く日本にいても日本語へたくそで、アメリカのまともな大学出たわけでなく (残念ながら日本のランクの低い大学卒) 大学院の成績もハチャメチャな30歳新卒を雇うほど日本の会社・・・外資系でもないよなぁ。 もう少し骨のある人間であってほしかったけどね・・・初志貫徹で何とか起業するぐらいの気骨は欲しかったけど(潰すとは思うけど) それすらもなかったということですね。 みんなに取り残されてしまったし、親もこれ以上経済的支援してくれないから仕方ないんだろうけど。 ドイツ人のAに関しては、これも人生なめてるからねぇ。 早い時期に私のもとを去って某教員が指導教員になっていましたが 同じドイツ語話者なのに、その教員曰はく「どうしようもない」という評価でした。 どうも卒業後日本人のGFに食わせてもらっていたらしいけど 結局ドイツに帰ることになったって・・・まあ仕方ないだろうなぁ。結婚でもしない限りこれ以上日本にいられないだろうし いたとしても今まで就職で来てなきゃこれからも難しいでしょう。 本人のためにも帰ったほうがいいのです。 だけど学生というある意味「守られた」世界から放り出されると 社会人になってもプーになっても最初は不安なんでしょうか。 私たちの立場だと学生っていうのは回転ドアみたいに入ってきては出ていくという感じなので 4月になると「ああまた新しい学生が来るな」ぐらいの認識なんですけどね。 でも新しい世界に出ていくのって楽しくないのかな? 卒業生には(約一名を除く)そういう新しい世界を楽しんでほしいと思います。 私は、新しい学生を今学期取らなくて良かったので非常に気楽です(笑)。 もともと一人しか合格させなかったところに、入学してこなかったので。 それが判明した時の私の気分の高揚度は、他の教員曰はく「かなりハイになっていた」らしい。 たまには休憩したいという気持ちが大きかったので、助かったというのが本音でした。 私はそんなにもう院生を持ちたくないので・・・ だけどどっちみち来学期には複数またやってくるだろうと思うので つかの間のお休みです。 その合間に今学期は3人院生卒業させないといけないので そのほうが大変だ・・・ そんな感じの年度初めです。そして学期が始まったばっかりなのにもう終わってくれと祈っている自分がいます・・・(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/04/11 04:15:38 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|