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テーマ:仕事しごとシゴト(23621)
カテゴリ:カテゴリ未分類
が明日は待っている・・・
水曜日というのはうちの大学は会議日で、専任教員は講義をしないことになっています。 その代りみんな会議に散らばったり、教授会ももちろんこの日になります(月一だけど)。 私は大学全体の委員会から今年から2年間は降りたので、会議数は減ったのですが (その代り学部の入試委員長でこっちのほうが面倒なことが多い) 明日は大学院の選考日プラス大学院教授会ということで1日拘束されることになっています。 今年がですね、えらいこっちゃって感じなんですよ。 なぜか志願者が倍増。 急にですよ。 それも中国からの志願者が倍増。 おっそろしいことになっております。 今までの合格率では定員オーバーになりまくるので、当然倍率も上がります。 おまけに全教員にお達しが出て「今までよりもかなり多い数の願書のスクリーニングになるので 前もってすべてチェックするように」といわれる始末。 今まで当日2時間ほどで終わってたのに・・・・ そんなわけで何度かに分けて書類をチェックしてました。 基本、志願者が増えても、質が上がったわけではなく(いや、むしろ落ちてるんじゃないか??) 通常通りの合格者数になるとは思いますが 私が気になったのは「このうち何人が私を指導教員として指名してくるか」ということでした。 今学期3人のアメリカ人を卒業させるのですが これが一人を除いてひどいのなんの。 特に問題児が一人いて、こんなのはもう2度と取らない、アメリカ人ならちゃんとアメリカの大学出てない限り(あるいはある程度以上のの日本の大学)はもう取らない!と 心に決めているワタクシです。 そーですねぇ・・・うちの分野の志願者の3分の一は私が指導教員というカテゴリーになるんでしょうが その中から取るのは3人までと決めていました。 そしてその3人を決めてきました。2人にしようかどうか考えていますけど。 中国からの人は・・・何人もご指名いただきましたが、今のところは一人を除いては「No thanks」って感じで その一人も「無理して取る必要ないよな・・・」という感じです。 だけどなんで急にこう中国からの志願者が増えたんでしょうね。 理由はうすうすわかっていますが、できのいい中国からの人々は大概欧米に行っちゃいます。 だから日本となると質が落ちる学生がほとんどです。 そこから学生を取ろうという気分には、なかなかなれないんですよね・・・ やっとできの悪いのを今学期で一掃できるはずなので。 この「願書下読み」セッションで、いろいろ在学中の学生に関するクレームも出るわけですよ。 私のところから逃げた文科省のスカラシップを持っているモロッコ人の学生なんぞは 「授業についてきていない」というクレームが出て(なんでこんな奴に文科省はお金出すんだ??) 誰それは授業に出てこない、だの、マァめちゃくちゃ。 こんなの大学院じゃないだろう・・・(溜息)。 まだマシな学生でも、修論(うちはGraduation Projectですが)に来るとつまずき まともな先生から「まだまだかけていない!」とダメ出しをされる始末。 私も自分のまともな院生Tにはダメ出し継続中だし。 最後の一人はもう指導するにも、向こうからやってこないから指導できないという始末。 何しに大学院に来ているのだ?? 仕方ないので、研究科長がその場にいたので 「Graduation ProjectでCとかDとかつけていいですね??」といったら 「普通は大学院でC以下取ったらFと同じだぞ?それでいいのか?」というので 「Dでも卒業させられるのならそれでいいです。大学院にいるべきじゃない学生ですし 指導されにもやってきませんので。勝手に何かを書き散らして出してくるでしょうが そんなものに、ちゃんと指導してきた学生のプロジェクトと同じ成績出せるわけないでしょう?」と許可を取りました。 卒業はさせてあげる、けどアメリカで成績表を見せたら本来は卒業できない学生だったということがわかるだけです。 こうは言いたくないんだけど、やっぱりちゃんと普通のアメリカの大学出ている学生よりずっと落ちる・・・ 基地の大学とかから出願してくる学生には気を付けないといけないと学びました。 ここまでして留学生って取らないといけないものなんでしょうか? もちろんちゃんとした留学生もいますよ。一握りですが。 ですから、その一握りを選抜するしかない。 ・・・私はちゃんとした日本人の学生の教育をやりたいよ・・・ 後はちゃんとした留学生ね。 いや、言いたいのは やるべきことを普通にちゃんとやる学生の指導したいだけなのよ。 それがなんで難しいんだろう?? Teachingに関しては、アメリカが懐かしいです。 本気で学生に向き合わないといけないから大変でしたが。 でもここではそれはできないんでしょうか・・・ 溜息ついても仕方ないので明日のAdmissionでは淡々と仕事しますが 大学院で、ちゃんと大学院レベルの講義がしたいだけなのです、私は。 明日はいろんな意味で長い一日になるんだろうなぁ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/05/26 06:31:40 PM
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