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2015/09/19
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テーマ:たわごと(26803)
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日は卒業式でした。
私の不良債権がみんな卒業しました(笑)。
いや、本当にすがすがしい気分でしたね・・・

私の大学は教員は卒業式そのものには出ないで謝恩会に出るように言われるのですが
勿論それも任意です。
が、今学期は心からお祝いしてあげたい学生はたった一人(私の学部生アシスタント)だったので
お母様もいらっしゃるということで私のオフィスでお茶会にしました。
おいしいケーキ買ってね。

今までは謝恩会出てました。でも今回は私に暴言を吐いた元アシスタントに出くわすのも嫌だし
個人的に今のアシスタントにお祝いしたいのと、もう一人某大学からお手伝いに来てくれている院生君が出勤ってこともあって謝恩会は遠慮しました。
私は自分の仕事して卒業させたからそれでいいでしょうってことです。
アメリカ時代は持ち回りであのCap&Gownを来て出なきゃいけなかったり
前の職場だと教員全員強制参加でガウンきて出てましたね。

うーん、卒業式はやっぱりアメリカがよかったな。あのCap&Gownに意味があった(笑)。
日本は女子学生が華やかでそれはそれでいいですが
人生のターニングポイントという意味で私はあのガウンが好きだな。
あれを来て式にでて、終わってそれを脱いだらもう学生という甘えは通用しない実社会に入っていくことになるという気持ちの切り替えかな。

そして教員となってPhDの卒業式のときの自腹のガウンを着るときは
「あぁ、そういえば何年か前私もこれ着ていた学生の立場だったな」と当時を懐かしんだもんでした。
ただ暑かったけどね(笑)。

今回は卒業式も謝恩会もパスしましたが途中で私の担当の院生の一人に出くわしました。
彼は手もかからなかったけど、思い入れもないのでおめでとうはその時点で言いましたが
謝恩会で話すより、その場で話したほうがまだいろいろ話せるかと思って多少は話しました。
そしたら「僕以外卒業式出ていたうちの分野の学生はみんな女子でした」って(笑)。
両手に花じゃないか。
というか、私が思ったのは
「結局文句ばっかり言ってたアメリカ人とか他の留学生はみんな卒業式でなかったってことか」ということです。
何人かはさっさと母国に帰ったみたいだし(それはいいことだ)。
ただ、うちの元アシスタントの行方は知れず、ということらしい。
「でもあいつガールフレンドがここにいるから帰らないんじゃない?」とその学生は言ってたけど
私は「GFがいても仕事がなきゃただのヒモってことでしょう。本来もっと前から真面目に就活しなきゃいけなかったのに、教員他みんなの忠告も聞かないで好き嫌いいってるやつに仕事なんてないわよ」といいました。相手は驚いてましたが。
いや、GFに食べさせてもらえばいいんじゃない?
だってとりあえず日本に残ろうかと思う、なぜなら「住むところはあるから」って答えたぐらいだからね・・・
そのGFの助けがなかったらホームレスだったのに、
GFに対しても失礼なやっちゃなと思いましたから。

本当に日本に残りたいと思った学生はそれなりに就活してましたからね。
文句を言いながらも(笑)。
だからそれをきちんとまともにやらなかった人間には仕事はないでしょう。
それに・・・日本語がビジネスレベルじゃないしな。

要は計画性持って動かなかったからどうなるかってことです。
元アシスタントTを例にとれば、元から経済的に苦しいことがわかっていたならなおさら
どこで就職するのかをさっさと決めて活動に入るべきだった。
日本でするなら多かれ少なかれ日本のやり方に沿わなければ無理だし
アメリカでならネットワーキングをずっと前からやるべきだった。
私は日米両方の就職活動を教員として見てきましたが、そのアドバイスすら聞かなかったものねぇ(溜息)。
学生ローンの支払いが始まるのは来月だということも、為替レートが日本円で返済となると不利だということも少なくとも1年以上前にはわかっていたことだからね。

先のことを考えて動く、ということは当然計画性を持たないとできない。
ビジネスだって同じこと。
何年後どうありたいか、それが明確でないと今やるべきことが見えてこない。
勢いに任せて進むやり方もありですが、それはばくちを打つのと同じことだと理解しないとね。
それだけの運と才能両方持ってりゃそれもありだけどさ。
大概の人はそれを持ち合わせないからどこかで計画を立てる。
20代も後半に入ったらそれぐらい出来て当たり前だろう・・・大学院でるんだから。

情けない院生が多かったですね、ここ2年ほど。
みんな卒業させたので本当に気が楽になりました。

オフィスでお茶会をして、お手伝いしてくれている院生M君とお昼を食べていたら
学部生でなぜか最近私のオフィスに通うようになったL君登場。
2週間のバリ島旅行がいかに楽しかったかと日焼けした笑顔で自慢をし
私とM君の心をささくれさせました(笑)。
M君は「僕の夏休み・・・どこ行きましたっけ・・・自分の大学と、ここと・・・
あ、僕らここで飲み会しましたよね、Lがバリに行っているあいだに」とささくれていた(爆)。
そうだね、私も家とオフィスと飲み屋ぐらいにしかいなかったわ。
私は失った3年間を取り戻し始めるための夏休みだったから働いたけど・・・
バリでトカゲ食って喜んでる奴にはわかるまい・・・

でもね、ごく若い普通の学生は社会人になる前にいろいろやってみることはいいことだと思う。
大学院生は研究しなきゃいけませんけど。
Lが去った後、私はM君に「でもさ、Lは卒業して働き始めたらもう2週間のバケーションなんてめったに取れないけど
我々は時間のやりくりさえ自分でやればどうとでもなる道を選んだわけだから
普段は地味でも仕方ないのよ(笑)」と諭しておきました。

ただ学生の間に計画性ってことは学んでおいて欲しいですね。
今日もそれがまったく足りずに卒業前のラストのセメスターになって
私のクラスが受講できないとわめいているアメリカ人学生からメールが来ました。
だから基礎のクラスとらないとAdvancedのクラスを取る許可が出ないって
シラバスでも、学内のシステムでも書いてあるじゃないか(怒)。
「I need to take it」とか言われても、それを決めるのはアンタではない。
きつい同僚になると、許可なしに登録してもFで落とすと宣言しているし
現に落としているからねぇ・・・
「Prerequisiteもなく、教員の許可なくコースに登録しても単位は取れない」ってはっきり書いてるのにさぁ。

何度かのしつこいメールと、あの私の大嫌いなSense of entitlementのにおいがプンプンする返信を読んで
ぶち切れ寸前になりましたが、その前に我々の分野のルールを再確認し、
同時に彼が他にとれる講義の確認をした後
「許可なしに受講してもFになるので、許可を出すために資料を出すように」とだけ返事しました。
そのまま登録してもFを付けます。
だって今まで他の学生にも同じこと言ってきましたし、例外を作ると後が大変になる。
最初にルールとしてはっきり提示されていたわけですから、4年生の最終学期の前にそんなもの確認しておくのが当たり前です。それは学生の責任であるとはっきり書いてますし。

こういうやつに頭ごなしにダメといっても仕方ないので
「それではマーケティングの基礎があるという証拠を提出したら検討します。
ですので至急許可を出すための証拠を提出するように」と返事しました。
別にそれが出せれば受講許可出せますのでね。
なければ登録してもFです。

内定出てるんだったらFなんかとったら困るでしょ?
前もって計画持ってクラス受講してたらこうはならなかったですしね。
それに、彼は私の評判を聞いたことがないのか?
Lいはく、「Dr.Izzyはおっそろしいから絶対クラスを取るな」という風になってるらしい(笑)。
良い傾向だ(笑)。
それでもなんで100人ぐらい取るのかしらね??
2,30人でいいんですけど。
大体文学とか宗教学とか経済とかみんなクラスの大きさ小さいしさ~。

おっそしい教授なのになんでL君は私のオフィスに顔出すのか。
そのあたりもよくわからないなぁ・・・
やっぱり彼はどっかのねじが飛んでるにちがいない(笑)。





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最終更新日  2015/09/19 03:11:40 PM
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