|
カテゴリ:日々。
20代の大腸がん闘病記より転載させて頂きます。
フィチン(IP6)が大腸がんをはじめ、様々なガンの発生を抑える フィチン(IP6)とイノシトール(フィチンから、リン酸や様々なミネラルの結合が離れたもの)についてはアブルカラム・M/シャムスディン博士が書いた天然抗ガン物質IP6の驚異―革命的効果でガンの治療が変わる (ブルーバックス) が参考になると思います。 フィチンの抗がん効果については非常に素晴らしいものがあるので、別に記事を設けて解説したいぐらいですので、ここでは簡単に解説したいと思います。 この物質が玄米の抗がん作用の「主役」を担います。 フィチン酸の主な働きは、 超強力な解毒作用がある 血液浄化作用がある 血液をサラサラにし、血管系障害を防ぐ がん細胞を正常細胞に戻す がんの再発を予防する HIV感染やAIDSなどの感染症にも効果がある 肺繊維症、肺ガンの腫瘍の大きさや、繊維化が1/6に抑えられた 尿路系結石が改善 鎌状赤血球性貧血を改善。ヘモグロビンSの濃度を下げ、赤血球の鎌形化を抑制する。 高脂血症、糖尿病を改善 コレステロール値を下げる 重度に悪性な肝細胞ガン治療の可能性がある 黄紋筋肉腫の治療へも可能性が開けた。 動物実験で大腸がんの発生が抑えられた。 後にヒトでの実験でも大腸がん(部位に関係なく)の発生が抑えられた。 特に大腸がんの抗がん効果が高いが、乳がん、肝臓がん、皮膚がん、肺がんにも一定の効果が示された。 (出典:アブルカラム・M/シャムスディン、坂本孝作訳『天然抗がん物質IP6の驚異 ~革命的効果でガンの治療が変わる~ 』講談社、2000.9.20から引用) 私は先程、「日本は世界一農薬を使い、世界一薬を使う国である」と言いました。 私の世代からあとは、生まれたときから加工食品や、農薬まみれの食べ物を食べています。 同時に医療も発達し、昔では不治の病だった病気なども、抗生物質やワクチンの登場により、今日では怖い病気ではなくなってきます。 その反面、たくさんの薬を飲むようになり、いわゆる薬漬け状態です。 なかには高血圧の薬、便秘の薬、頭痛の薬、睡眠薬など、いくつもの薬を常時併用している方もいます。 つまり、現代社会の日本で生きている人達のほとんどが、体の「自然」が著しく乱れた状態なのです。 これらは少しくらいなら体に取り入れても解毒作用が働いて特に問題はないのですが、毎日毎日食べていくうちに、少しずつ「毒」が体に蓄積されていきます。 体に備わっている解毒作用だけでは追いつかなくなってくるのです。 その解毒に最も適した食べ物が玄米であり、その解毒作用を主に担っているのがフィチン(IP6)という物質なのです。 フィチンは体内に入るとフィチン酸やイノシトールという物質に変化し、強いキレート作用(簡単に言うと、有害な物質と結合して体外に排出する作用)で有毒なミネラルや宿便などの老廃物を排出します。 食物繊維の強力版と考えてくれればOKです。 フィチンが体内に堆積した放射性物質を排除してくれる 有毒と言えば、ヨウ素131、ストロンチウム、セシウム、プルトニウムなどの放射性物質があります。 放射性物質を吸収すると体内で絶えず被爆を繰り返し(内部被爆)、将来的に甲状腺がんや肺がんを誘発する可能性が高くなると言われています。 そして、内部被爆の恐ろしいところは、体内に入った放射性物質が除去されない限り、永遠に被爆を受け続けることです。 しかもストロンチウムは、いったん体内に入ると骨や他の臓器や細胞に取り込まれてほとんど排出されません。 しかも半減期(放射線の量が半分になるまでの時間)が数十年クラスなので、何十年も被爆を受けることになります。 例え弱い放射能であっても、数十年被爆し続けたら放射線治療のように周りの細胞は破壊されるでしょう。 福島やその周辺の県から採れた農作物が繰り返し検査されるのも、それだけ内部被爆が恐ろしいからです。 しかし、フィチン酸には体内に入るとほとんど排出されないとされる放射性物質を「排出する」作用があるのです。 NPO法人日本綜合医学会理事である井上明さん(株式会社玄米酵素講師)が、「原爆(放射能)に勝った玄米と味噌汁」という記事を発表されています(原爆(放射能)に勝った玄米と味噌汁)。 記事の要点をまとめてみると、 「玄米と味噌汁」を食べていた病院のスタッフは、原爆投下地点からわずか1.8キロメートルしか離れているにもかかわらず、原爆症を発症したものは一人もいなかった。 その際、砂糖(甘い物)を避けるようにしていた。 広島原爆で被爆した9歳の少女が玄米食で奇跡的に回復。焼けただれたケロイド状の皮膚が回復、髪の毛や眉毛も元通りに戻った。 食生活は種々の食物の総合力である。 普段から野菜・海藻多めの日本食で主食は玄米に努めることは勿論だが、原発の事故により放射能が放出されている非常事態の今こそ、玄米・大豆(味噌など)・野菜・海藻の総合力によって多くの人々が何としても自らの生命と健康を守っていただきたい。 大人には放射能の影響はあまりないと言われていますが、妊婦(胎児)や子供には影響が生じる危険性が示唆されています。 ・将来甲状腺がんや白血病に代表されるような疾患に罹りやすい(注:「産婦人科診療ガイドライン産科編2011」によると、かなり低リスクだが、被ばく線量に応じて発ガンの確率が比例するそうです。) ・学力や認識力に差が出たという報告がある(注:軽度の放射線被爆でも妊婦(胎児)に影響が生じるリスクがある。 参考→http://www.nber.org/papers/w13347) ・遺伝子に影響を与え、染色体異常が発現する(これについては賛否両論あり)。 私としては報道されているようなベクレルやシーベルトやらの値が事実であれば、そこまでの悪影響はないと思われるので余計に心配する必要はないと考えますし、(ストレスのほうがよっぽど悪影響です) WHO(世界保健機構)という国際的に権威のある機関でも、放射能の影響については「よく分かっていない」というのも事実。 しかしながら、将来のリスクに対して備えておくのは決して無駄な事ではありません。 私のおすすめしている福岡江久母さんの「無農薬&無肥料の玄米」は福岡なので放射能の影響は皆無だと思います。 この記事を見てくれている方は、きっとご自身がガンと戦っているか、家族にガンになられた方がおられることだろうと思います。 そして、「ガンに効く食事ってなんだろうか?」と必死で探しておられると思います。 私も再発を防ぐ為に主食を玄米に代えましたが、玄米のことを勉強するにつれ、また、自分の体調がどんどんよくなるにつれ、ガンに限らずあらゆる慢性病に効果があると分かりました。 新陳代謝も良くなるので、ダイエットや美容、老化防止などのアンチエイジング効果もあります。 女性から「ダイエットにいい食べ物とか、お肌にいいサプリメントとかない?」とかよく聞かれるのですが、 私は迷わず、自信を持って「あ~、それなら玄米食べるといいよ」と応えています。 私は肌が弱く、夜更かしをしたら一発でおでこやほっぺに吹き出物がでるんですが、玄米食を続けて数ヶ月で、そのようなことが全くなくなりました。 うちの父は何十年も悩まされてきた慢性の便秘が1~2週間程で治ってしまいました。 母は血糖値が下がり、コレステロール値も下がり、高血圧の薬も飲む必要がなくなり、ダイエットにも成功しています。 「玄米食の素晴らしさ」を実感しました。 定期検査でも確かな結果が出ています。 現在、福島原発の影響で妊娠をためらう女性や子育てに不安を感じている主婦が増えているそうですが、 子供の将来の為にも、是非この機会に主食を玄米に代えることをおすすめします。 フィチンの驚異の解毒効果! フィチンの凄いところは、なにも放射性物質排出効果だけではありません。 フィチンは体内に存在するあらゆる毒物を排出する驚異の解毒効果があります。 先程説明した有害金属ミネラルの排出(キレート作用)や放射能被爆から体を防御するのに加えて、「食品添加物」「農薬」「薬物」も体内から排出してくれます。 今現在、口にするもののほとんどには、「食品添加物」「農薬」のいずれかが含まれています。 私も以前はかなり厳格な食事療法を徹底していましたが、それでも「食品添加物」「農薬」の影響を完全には防ぐ事は出来ません(食事日記をつけると一目で分かります)。 ましてや現代人(とりわけ日本人)は子供の頃からレトルト食品などの加工食品、添加物まみれのお菓子を食べて生きてきていますから、体はかなり汚染されていることが容易に想像出来ますし、 それらを解毒する為の器官(肝臓をはじめとした膵臓、肺、腎臓など)は常にフル稼働しているはずなので、かなり疲弊しきっていると考えられます。 私はそれらの食品が一概に悪とは思いません。 便利なのは間違いないからです。 添加物の使用によって劇的に調理の時間は短縮できましたし、安価な材料でもおいしい味が出せるようになりました。 コンビニ弁当の登場で、お金さえ払えばすぐにお腹が満たせるようになりました。 これは一昔時代前の日本から見れば考えられないことです。 添加物や農薬の発明によって、少なくとも日本においては「飢餓」を克服出来たと思います。 「仕事がないので餓死しました」ってニュースは、私がテレビをあまり見ないからなのか分かりませんが、聞いた事がありません。 それだけ豊かになってきています。 薬や抗生物質の登場によって、以前は不治の病だった病気が、現在では治る病気になりました(もちろんそれらの乱用によって新たな病気が生まれてきています)。 それら全てを否定する事は、人類の進歩の否定です。 私はお菓子やコンビニ弁当なども、「程々であれば」食べてもいいと思います(ガン患者は極力避けるべきです)。 ただ、今の現代人(日本人)は「程々」どころではないので、「食」について真剣に考える時期が来ているんじゃないかと思っています(私は今回の原発事故がひとつのきっかけになると考えています)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 27, 2012 11:09:47 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|