「この季節しか出来ない鮎獲り! 」として、落ち鮎を獲るための「せぎ」という伝統的な大仕掛けについて、blogお友だちの
ma-koさんの日記で紹介されていました。
とても興味深く読ませていただきました。
そして・・・ ひとつ気になったことがありました。
うちから歩いて1分のところに長良川が流れています。
先日その長良川で変わった鮎漁を見かけました。
それは「瀬張り漁」と呼ばれる漁の方法のひとつだったようです。
●一般的な「瀬張り漁」は、
川を横断するかたちで流れのなかに杭を一列に打ち、そこに網を張って川を下ってくる落ち鮎の行く手を阻みます。
漁師さんたちは数人でチームを組み、それぞれ投網を手にして流れのなかに入り、下流側から流れを見つめ魚影を追います。
網で行く手を阻まれた鮎は、別の通り道を探すため群れになって横方向に移動しはじめます。
その頃合いを見計らって、リーダーの合図でいっせいに投網を打ち込み、群れごと手中にしてしまうというもの。
なのに対し、
●長良川の伝統鮎漁の「瀬張り漁」は、
鮎は上流から尻尾を下にして下りてきます。
白に驚くという鮎の習性を利用して、川底に白いビニールの布を張り、さらに川面をロープで叩き、水しぶきをあげます。それに鮎が驚いているところを船上から投網で一網打尽にします。
多いときには、何百匹も獲れるそうです。
といっても、もちろん誰でもできるわけではありません。
水面は乱反射して水中が見えにくくなっているので、鮎の群れを見つけるのは至難の技。
漁師の勘と長年の経験が必要となります。
この「瀬張り漁」にこの地方独特の呼び方があるそうですが・・・
覚えている人がいませんでした~(>_<) 残念...
■長良川の伝統漁法
http://www.city.gifu.gifu.jp/gifu_to_story/nature/01_03.html