「永遠に幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。」
昨日の日記に書いた、中国の諺が冒頭に掲げられている「オーパ!」。
すごく惹かれ、読んでみたくなりました。
オーパ! 著者:開高健 /高橋□
「開高先生の本は読まれましたか。釣りに関してはバイブル的な本ですよ。」
とコメントをいただきました、
「大政家さん」おすすめの「オーパ、オーパ!!」3冊と、
「もっと遠く!(上・下)」も合わせて読んでみようかと・・・
オーパ、オーパ!! アラスカ篇 カリフォルニア・カナダ篇
ベーリング海の孤島セント・ジョージ。荒波に翻弄される小舟から、小説家開高健は釣糸を垂れる。待つこと10日。豊饒の海に潮満ち、剛竿が悲鳴をあげる。北海の野獣オヒョウとの格闘が始まった(アラスカ編)。更には北米の砂漠、ミード湖の名魚ブラックバス、洒落者ストライパー等々。カナダの大河にひそむ珍味キャビアの母にして太古を生きるスタージョンに挑む。(カリフォルニア・カナダ篇)。
オーパ、オーパ!! アラスカ至上篇 コスタリカ篇
かつて砂金掘師が狂奔したアラスカの河岸に、世界中の釣師が、巨大なキングサーモンを狙ってひしめく。小説家はバック・ペイン(背痛)をおして氷寒の生と死の円環の中に、輝く虚無となって立つ(アラスカ至上篇)。中米のジャングルの河面を銀色の巨体が破る。疲れを知らぬ河の主、ターポン。剛竿がしなり、リールが悲鳴をあげる―。小説家との長い長い格闘が始まった(コスタリカ篇)。
オーパ、オーパ!! モンゴル・中国篇 スリランカ篇
原始の静寂の湖面に白波が走る。12メートルの巨魚か怪獣か。小説家は書斎の闇を抜け出し、幻の魚イトウを追ってモンゴル奥地へ、そして空前の巨魚を求めて中国最深部へ…(モンゴル・中国篇)。清澄。豪奢。絢爛。沈痛。…とてつもない質と量の宝石が小説家の眼前にひろがる。熱帯の却初の煌めきが、眼を射る(スリランカ篇)。“オーパ・シリーズ”完結。
残念ながら「もっと遠く!」は売り切れのようです...(>_<)