釣師にとっての金科玉条
実技篇
1.広い川では狭い所を釣れ。狭い川では広いところを釣れ。
2.朝起きて空が曇っていたら喜べ。
3.鉤先はつねにどんな魚をどう釣ろうと瀬戸物に刺さるぐらい研ぎあげておけ。
4.山ではどんなに晴れていても雨具を忘れるな。海ではどんなに船酔いに強くても酔い止め薬を忘れるな。
5.女はロッジに残しておけ(前夜祭も避けたほうが無難なるべしとの意見は多い)。
その精神篇
1.運・勘・根の三位一体と知るべし。
2.悠々として、かつ急げ。
3.情報は徹底的に謙虚に聞きこめ。しかし釣れるまでは信ずるな。にこやかにハイハイといいながら、頑なに信じ込むな。
4.ジンクスは絶対に口外すべからず。
5.自分より先に友達に釣れたら電光石火、ホメてあげるべし。これはラッキーで釣れたんじゃないとホメてあげる。一拍遅れると嫉妬で苦しめられ、イライラして、いよいよ釣れなくなるゾ。
先日、開高健の「オーパ!」他を買ったのですが・・・
そのとき一緒に買ってみました。
新装版 雨の日の釣師のために
魚とたたかう釣師の熱狂と陶酔と恍惚と…。生きることの喜びを実感するあの一瞬を語りつくす釣文学集。 ご自身の「黄金の魚」を含む35作品が収められています。
ちょっと面白いなと思ったので・・・
前書きの「雨もまた愉し」より、釣師にとってつねにアタマとココロにたっぷり沁みこませておかなければならない金科玉条を抜粋してみました。
さて。
みなさんどう思われますか??