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カテゴリ:大きなグレートピレニーズと暮らす
シュンタは、家に来たときから、シャンプーはブイちゃんがお世話になっているペットサロンに行ってました。もちろん、いつもブイチャンと一緒です。 そのペットサロンは、オーナーがブリーダーも兼ねていました。いわゆる大の犬好きさん。ホテルもしていますから、日曜は当たり前に営業、お盆もお正月も無し。文字道理の年中無休です。 とても細かくブイのことを気にかけてくださって、いろいろな助言をしてくださって・・・ずいぶん助けられて今日に至る・・・・・って感じの関係です。 シュンタを初めて連れていったとこのことです。 「この子もお願いしマース。」 「えっ、ピレの男の子ですか?」 「はい。シュンタと言います。よろしくお願いします。」 「・・・よく決断しましたねえ。」 「 ・・決断?!」 「まあ、そのうちわかります。その時になったら相談しましょう。」 と、言われました。なんことだろうと全く見当もつきませんでした。 だって、愛犬カタログとかのいろいろな犬が載っている本を見たって、<巨体だが、穏やか 家族には従順、番犬だったので、家族には服従する。>くらいしか書かれてなかったのですから・・・それに、グレピは、ブイちゃんが1年4ヶ月一緒に暮らしていて、なんの心配事も無かったのですから・・・ シュンタの散歩時のシュンタじゃなくなったような変貌ぶりを身をもって判ってしまった私には、あの時言われたことがよみがえってきたのです。 訓練士の犬も、ペットショップのオーナーさん、(ペットショップはレディと言います。私たちは、ブイもシュンタもエムもココアもみんなが、レディさんと呼んでいます。ここでも、これからは、レディさんと書くことにします。)に、相談し、紹介してもらいました。 「やっぱり、子どもは諦めてもらったほうがいいですね。」 「・・・・・・・・・・・・・・・そうですかあ」 「シュンタ君と一緒に無事に過ごされたいなら、です。」 「もちろん シュンタとは、一緒にいたいですよ~。手放すコトなんて考えてません。」 「だったら、去勢手術をしたほうがいいですね。かなり、ましになりますから。」 「そうですか~」 こんな会話ののちに、パパとも話し合って、手術をすることになったのです。 「ピレは、恐いって言って、シャンプーお断りの美容院たくさんあるのですよ。自分が嫌な ことされると、ウーッってうなるんですよ。で、次はいきなり、ガブッ。腕の骨まで、折 られたトリマーさんもいるくらいなんですからね。」 レディさんの話はまだ続きます。 「ピレには、オオカミ爪がありますよね。これがなくちゃピレとは言えないくらい大事な 特徴なんですけど、山岳犬として必要だった爪が使われなくなって 退化したもので、今 は必要じゃないんです。でも神経は通ってますから、俊ぷーの時に脚の裏側がネックにな るんです。シュンタ君も嫌らしくて、洗うのがかなり大変になってきています。ついでで すから、とってもらいましょう。」 「エッ、大変ですね。傷が5カ所になるんですか?」 「大丈夫ですよ。爪をとるのはたいした傷にはなりません。 それと、犬歯も削ってもらいましょう。3センチにはなってますからね。 ピレの男の子は、去勢するときだいたいこの3点セットで手術をしますねえ。 いっぺんに済ませた方が、本人にも楽ですから・・・」 手術の3点セットなんて聞いたことがありませんでしたが、犬の世界ではそういうことなのか~と思うしかありませんでした。 トリマーさん、獣医さんに怖がられたり、嫌われたりして生きていくのも大変だし・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 6, 2007 12:12:43 PM
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