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カテゴリ:大きなグレートピレニーズと暮らす
先生はなんとか、制御する方法を考え、訓練に取り入れていましたが、訓練開始から1年を経過しても、散歩時のシュンタの行動は変わりませんでした。 期待をして、期待にそわなくて、叱られはしなくとも、この子はダメだ、と思われていることが、気になりだしました。 散歩にでかけられないことは、犬にとって死活問題に近いコトなのかもしれませんが、事故があったら取り返しがつきません。どんな言い訳をしても、犬に非があり、飼い主に非があることになります。保健所での処分など断じてあってはなりません。 散歩ってなんなのだろう。散歩に変わることって無いのか? 訓練の様子を見ながら考えました。 ビクトリア、シュンタと、私たち4人の幸せが一番、これを考えていく出発点にしました。 先生には、長きにわたって訓練の努力をありがとうございました。とお礼を言い、シュンタの隔日訓練を終了にすることにしました。 学校の試験の成績がどうしても気になるのと同じで、訓練中は、課題がクリアできたのか、今日は先生の言うことをスナオにきいたのか・・・というようなことがいつも頭の隅のほうでチラチラしていました。それが訓練ありがとうございました、とお礼を言った途端に気がかりなことがなくなりました。 シュンタは1歳8ヶ月になっていました。ビクトリアより、身長も体重もうんと大きくなって、毛も多く、長くかなりの風格になっていました。 「シュンタはもうこれ以上大きくならないのかなあ。」と、パパが言い出しました。 「えっ、これ以上大きい方が良いんですか?」 「うん、なあ、シュンタ!大きくなりたいよなあ。」 困ったことは、なんでも相談する行きつけのトリマーさん(オーナーはブリダーさんでもあります)に、ふたりをシャンプーしてもらうときに、尋ねました。 「シュンタはもう大きくなりませんよねえ。」 「いいえ、大きくなりますよ。食事の量を増やしてみてください。まだ大きくなります。」 こんな返事をもらいました。パパに早速報告。 「なんだ、おまえ、食べさせてなかったのか。」 「そんなことありませんよ。シュンタは便の固まりにくい子だから、食べ過ぎはいけないなって思ってましたけど・・・ひもじい思いはさせてませんし、なにしろ、エビオス毎日、30錠のんでるんですよ。あの子・・・それでどうにか形になってきたんですから。でも少しづつ増やしてみますね。」 次の日から、ドライフードを増やしていきました。本当に便のことを心配していたのですが、軟らかくなっていく様子もありません。食事の量がビクトリアの1.5倍くらいの分量に2週間でなりましたが、気がつくと、便が以前よりしっかりとしていい感じのものになっているではありませんか?! シュンタのお腹の調子の悪さは、食事の量が極端に少ない赤ちゃん時代に原因があったことに気がつきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 2, 2007 10:52:50 AM
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