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Oct 2, 2007
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夏に少しだけど、スマートになったと思っていたら、このごろのすさまじい食欲で、エムがすっかり太ってしまった！！ 人間にはメタボになるなって目標が掲げられるけど、ワンコに言葉で言ってもむなしいだけ。 でも、ワンコには、こちらの脳内イメージをキャッチする能力があると言われている。 で、私も、今日から心のなかで、明確にイメージして、エムに受け取ってもらうことにしようって決めた。 だって、レトリバー種って、底なしの食いしん坊だし、寿命まで、左右されるなんて絶対嫌だから。 ブイが毎朝、毎晩、散歩に出かけていた頃に、オリーブという名のイエローラブラドールと友達になった。 ブイが１歳、オリーブが３歳ころの話。 出会うと、オリーブはその場で伏せをして、しっぽを大きく振り、ブイが近づいていくのを待っていてくれた。 身体はブイのほうが大きくなっていたが、おねえさんが小さな子を遊んでやる、という構図がきちんとできていた。 賢いワンコだと、私は尊敬すらしていたのだが、半年ほでたつと、出会いそうな時間帯なのに、なかなかオリーブに会えなくなって、ある日曜日、いつもは越えないバス通りを越えてオリーブの家まで、会いに出かけた。 オリーブの家は郊外団地の中にあり、角地で、道つきに３方がフェンス塀になっていた。 庭に大きな犬舎が見えたが、オリーブは犬舎にはいなくて、縁側のサッシ戸のガラス越に見え、ブイが道からオリーブに向かって吠えると、自分でサッシ戸を開け、オリーブが走って出てきてくれた。 フェンス塀越しにブイとオリーブは嬉しそうに話している・・・ようだった。 その時、そのフェンスに、針金でくくりつけたポスターのようなものを見つけた。 「オリーブはダイエット中です。おやつをあげないでください。お願いします。」 オリーブは友好的なワンコであり、みんなに好かれていて、通る人たちから、よくおやつをもらっているのだな、と思った。オリーブは元気そうだったが、たしかに、みっしりと身体に肉がついているのが見受けられた。 それから、しばらくして、散歩の途中で久しぶりにオリーブと出会えた。 お父さんと一緒。 「お久しぶりですね。この前、ブイとお宅までオリーブに会いにいったんですよ。」 「太っちゃって、長く歩きたがらないので、短い距離を二回ずつ、女房と交代で歩いてるんですよ。時間帯が変わったんでブイちゃんと会えなくなったねえ。」 これで、会えなくなった理由も、おやつ要りません！の意味もよく分かった。 ああ、ワンコでも、太りすぎってあるんだあ・・・が感想でしたが、それから半年後、同じ散歩で知り合った方から、オリーブの訃報を聞いた。４歳になったばかりくらいで・・・ うそ！！と思いたかったが、原因は肥満がもとの肝臓疾患とか・・・ このごろのエムの太り方を見ていて、家族の誰にも言えないのだけど、オリーブのことを思い出してしまう。 これはいけない。オリーブをひそかに思い出していて、エムの太るのを、そのままにしていたらいけない、と。 この私の思いをきちんとイメージにして、エムに伝えなきゃと、思った次第。 もちろん、あれだけ喜ぶおやつだけど、栄養素やエネルギー量を吟味して、よくよく吟味してあげることにしよう。運動も今は朝夕晩の３回だけど、昼休みにも、外にだして、遊んでやろう、と。 ママもダイエットを２年がかりでするんだからね、いいね、エムもがんばるんだよ。 まず、今夜のイメージメッセージはこのセリフから・・・  mouakitano posted by (C)vmama 寝てたら駄目でしょ！！エム！！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
Oct 2, 2007 08:53:44 PM
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