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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:台湾の旅
突然ですが・・・私は本当に肩こり症です。 トンでもなく、こるんです。 美容院でマッサージなんかをしてもらう時にも・・・肩に触れた美容師さんが・・・ 「うっ。。。何ですか?コレ???」というほど硬いのでございます。 酷いときは、吐き気と目眩に襲われます。もちろん、原因は肩こり。昔からなんですよね。 イカリ肩なので、きっと肩が凝りやすい形状をしとるんでしょうね。 台湾に一緒に行ったKちゃんも肩こり症。 「マッサージには行こうね!!!」と決意しておりました。 台湾といえば・・・足裏マッサージ。 でもね~~~。私・・・イタイのキライ~~~~なんですよ~~~~~。 あれって身悶えるくらい痛いらしいじゃないですか??? そんなイタイ思いをするのはゴメンでございますぅぅぅぅ~~~~。涙。 それに・・・肩が痛いのに足裏を揉む!なんていう道理が解らない。 どう考えても解らないのでございます。 お友達の台湾人Cさんに・・・ 「マッサージ行きたい!でも・・・痛いのはイヤ~~~~!」と無理な注文をするジャスミン。 するとCさん・・・ 「私も痛いのはあんまり好きじゃないよ。だから、足裏は・・・ちょっとね。 私が行きつけの店があるから一緒に行くか?」という。 足裏マッサージも希望しているKちゃん(うひょ~何故にあんなイタイもんがしたいかね?)ですが、 足裏もオプションで付けられるということで・・・占いの後に、マッサージへと向かいました。 マッサージ屋って・・・ちょっと夜のニオイがするところが多いのは気のせいですかね??笑。 Cさん(台湾人・女性)が連れて行ってくれたところも、若干夜のニオイのする店でした。 (いやね・・・女の子の化粧とか・・・スカートの長さとかさ。。。) メンバーは・・・台湾人の親友CさんとGちゃん、そして親友Kちゃんと私の4人。 4人入れる個室が無いので隣あわせの2人部屋のドアをオープンしたまま使用。 薄暗い部屋には、おおきなマッサージ用のリクライニングチェアーが2台ずつございました。 美容室のシャンプー台のもっと立派な感じのものです。 足元の天井にはそれぞれ1台ずつのTVがついております。 う~~ん。リラックス出来そう♪♪寝ちゃうかも♪ しかし・・・寝ちゃうなんてことはあり得ないのだということを・・・その後身を持って体験してしまう私たちなんでございます。 ぼんやりしていると・・・マッサージをしてくれる人が登場。ふ~~~。良かった~~~。女の子でございます。 しかもちょっと体格の良い。。。きっと力持ちに違いない。 早速マッサージチェアーに横たわろうとすると・・・「着替えて。」と上下セパレートの浴衣のようなモノを渡される。 もそもそとブラウスを脱ぎながら考える。『下着もとるんじゃろうか??』 すると・・・「下着もね。」とのお言葉。。。 ハ・・・ハイ。 しかしね~~。私たちの他に、マッサージしてくれる姉ちゃんが4人。脱ぐのを見ている~~~~~~。 ぬ・・・脱ぎにくい。。。大したモン持ってませんが許してくれるじゃろうか?? 脱ぎ脱ぎして・・・浴衣を身につける。すると・・・「違う。」と一声。 どうやら・・・これは・・・後ろ前に着るものらしい。 何やら、宴会で酔ってふざけているオヤジのようなスタイルに着直し(背中が丸開きになる。) 今度は・・・下を着替えようとすると・・・「違う!」とまた注意をうけました。 私がおパンツを半分おろしかけた半尻スタイルで振り返ると・・・「パンツは履いておけ。」と指示される。。。 さっき全部脱げと言ったではないか!!お馬鹿!タダで半尻見せてしまったわ。。。 それでは・・・とウエストがゴムの半ズボンをおパンツの上から着用。 「まずは仰向けに。」と言われるので仰向けにゴロリ。 私がもたもたしている間に、CさんとGちゃんのマッサージはすでに始まっております。 さあ!!私も・・・レッツ!夢の世界へ!!! まずは・・・肩・・・ゴリリ・・・「いでっ!!!」イタイ・・・。 もの凄い・・・力でございます。容赦ない。。。これって我慢した方がいいのかしらん? フと隣のKちゃんを見ると彼女もぐっと耐えている。。。根性あるのう。修行か?SMか?ってとこだわよ。 彼女のごとく耐えるべきか???イヤ・・・でも・・・痛いのは辛い。。。 「とぅ!とぅ!!とぅっっ!!!!!」←戦って居るわけではございません。イタイ!と伝えておるのです。 それを聴いた彼女。若干力を弱めてくれました。 こんなの2時間も続くのは拷問でございます。堪忍下さいお代官様。 力を弱めてくれてからは・・・もう眠りの世界へ~~♪ あ゛~ぎも゛ぢい゛~~い゛~~~(あ~気持ちいい~~~) 手足の一本一本を蒸しタオルで暖めながら、丁寧にマッサージは進みます。 ウトウトしはじめると・・・「ハイ。裏返しになって!」と指示が出ました。 う~~ん。良いとこだったのに。 焼きかけのサンマのごとく、くるりとうつぶせになると・・・今度は、蒸しタオルが山ほど登場。 Cさんの説明によると・・・「あなたは肩こりがヒドイので特別メニューらしいよ。」とのこと。 蒸しタオルを10数枚も重ねられ・・・あちい!あちい!! でも・・・大量の汗~~~~~~~~~~~。 Cさんの説明では・・・「汗を出すと、身体の気の流れも良くなるのよ。」とのこと。 気ねぇ~。私にとっちゃ・・・占いの延長みたいな言葉ざんす。まあ・・・いいや。気持ちいい~~~。 蒸し焼きにされ・・・ほどよく身体がほぐれたところで・・・背面のマッサージスタートです。 良い香りのオイルでマッサージ~♪だいたいオイルマッサージって・・・日本でやるとなでさするようなモノが多いですが 台湾のは気合いがはいっております。。。これも我慢できない程ではないですが・・・イタイ。涙。 でも我慢我慢。このくらい。 ずっとやって貰っていると・・・若干イタイのが気持ちよくもなってくるわ~。 私ってばMっ気があるのかしらん??笑。 お馬鹿な事を考えていると・・・ズリリ。 パンツを下ろされ半尻にされる。。。 なによ・・・さっきので良かったんじゃんか。笑。 しかし尻もマッサージするのね~~。ふ~~ん。とリラックス体勢をとるも・・・ イタイ!!!!!!!!!!!!!!尻が一番痛いではないか!!!!!涙。 「とぅっっっっっっっっっっっっ!!!!!」(←イタイの意) 力を弱めてくれるも・・・「とぅっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!」 イタイよ~~~~~~~~~~~。涙。 静かなマッサージルームで一人痛みに悶絶するジャスミンでございます。 尻が痛いのはきっとセルライトのせいだわね。。。 これを我慢すればちっとはセルライトが・・・と思いつつも痛い!!!!涙。 なんとか地獄の尻マッサージを終えると・・・また脚や手を丁寧に揉んでくれました。 ああ・・・尻は断れば良かったのう~。 またのんびりとしていると・・・私の係の女の子が、Cさんを担当していたCさん馴染みのおばちゃんマッサージ師に何やら訴えかけている。 『何じゃ???』 すると・・・Cさんのマッサージを切り上げ・・・そのおばちゃんが私の方へやって来る。。。 『な・・・何????』 「あなたの肩の凝り方は尋常ではないから、台湾式の気を流すマッサージをしましょう・・・と言っている。」とCさん。 『台湾式??気???』 「どう?やる?どうする?私もよくやるのよ。ちょっとイタイけど、抜群に効くよ!」 ベテランのおばちゃんはすでに私の肩に手を触れ・・・「うむ。こりゃ堅いわ。」と頷いている。。。 これってNOとは言えない状況じゃないか??? まあ。。。ちょっとくらいの痛さなら我慢するか。せっかく台湾まで来たのだ。 さっきの尻マッサー程は痛くなかろう。 「じゃ・・・お願い・・・・しま・・・・す・・・ひ~~~~~~~~っ!!!!」 答え終わらない内に・・・何やら肩にもの凄い激痛!!! 「イタイ!!!イタイ!!」涙ながらに訴えるも・・・Cさんってば・・・ 「ちょっと我慢ね。これをやれば肩凝りはイッパツよ!」 C・・・Cさ~~~~ん!!!そうだった。彼女は健康フリークなのでした。涙。 漢方も気も信じたら疑わない彼女なのです。。。 おばちゃんは、何やら手に持った器具でゴリゴリと私の肩や背中をこすり続けます。 イタイ!!!!!!!!!!!ホントに!!!イタイ!!!!!!!!涙~~~~~~~~~~。 隣でCさんが「我慢!我慢。」とつぶやく。 私はもう声が出ませぬよ。。。イタイっつうの。。。涙。 気を紛らわす為に質問。「それって何の器具を使っているわけ?」 すると・・・おばちゃん・・・ニヤリと嗤い・・・手を開いて見せてくれました。 な・・・なんと!!!それは!!!! 茶碗のふた。 中国によくある・・・ふた付きマグカップの陶器の「ふた」でございます。 ・・・・・。 おばちゃん。。。そのフタの内側で、私の身体を擦り続ける!!!!! そりゃ~~も・・・ゴイゴイ ゴリゴリ!!!! 「イタイ!!!イタイ!!」と暴れても・・・ 「それはあなたが、骨ばかりだから痛いのよ。ちょっと我慢なさい。」とぶっといおばちゃんの腕に押さえつけられる。。。 そして・・・10数分後・・・私・・・ こんな身体になりましたわ。。。お嫁に行けない。。。。ううう・・・涙。 (あまりにもショッキングだったのでホテルに帰って写真撮影致しました。 画像だとそうでも無く見えるのがまた腹だたしい。) 内出血ですよね????これって。。。 内出血が完全に引いたら・・・気の流れが正常に戻るんだそうな。 医学的根拠はあるんかいっ!!!!涙。 イタイよ~~~。 ちなみに・・・翌日は更に青黒くなっておりましたわ。 DVか?SMか?はたまた???? しばらくは・・・ノースリーブが着られないわ。。。と思いつつ・・・持って行っていた着替えは全てノースリーブ。 ええ・・・。もうやけっぱち。この状態でノースリーブを着倒しました。 しかし・・・台湾では意外に身近な治療法なのか・・・ 「おい!あんたの旦那は暴力ふるうのかい??」と訊ねられる事はなく・・・ 黙って目をそらされることもなく・・・ ただ若い方からは「若いのにそんなマッサージ受けたの?」的な事を言われただけに止まりました。。。 ぬぬぬ。 ちなみに・・・まだ跡は消えておりませぬ。。。 日本に戻ってから、彼に「台湾で何があったんだ~~~~~~!!!」と泣かれると困るので 先に説明致しましたが・・・それでも若干軽蔑の目で見られている気がしますわ。 肩こりは?と申しますと・・・一旦肩の痛みは忘れました。 2~3日は肌表面の痛みが勝っていたのでね・・・。 癖になったらどうしてくれるっ!!!笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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