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Jun 29, 2005
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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:台湾の旅
そうそう・・・その前に、例の背中の内出血ですがやっとこせ全て消えました!!!(台湾でアンナこと・・・3 SM的??マッサージ を参照。)
日本で仲良くしている元台湾人(最近日本国籍をとって日本人になった)の女性に
「ねえねえ・・・こんなになったの~~~~~~~。」と背中のアザを見せたら・・・
「ああ!それ!それをすると体内の気の動きが良くなるのよね~」と普通に言っていましたよ。。。
ふうむ。
大して驚きもしないんですもん。笑。
しかも・・・「私も、体調が良くない時にやるわよ。自分で。背中は息子にやってもらうわ。」とのこと。
「道具は?」と聴くと・・・やはり・・・「茶碗の縁」。
ふうむ。
台湾ではやはり一般的な治療法のごたるですな。
しかし・・・気などというものを信じぬ私にとっては・・・「まじない」にしか思えませんよ。。。


ええっと・・・
前の日記にも書きました通り、台湾では色々な夜市へと参りました。
もちろん・・・美味しいモノを求めて。笑。

日本のガイドブックにも紹介されているとおり、夜市はなかなか楽しい観光スポット。
(もちろん地元っ子達もたくさん遊びに来ていますけどね。)
美味しいモノを売る屋台もたくさん!!
安い雑貨を売るお店もたくさん!!!
しかし・・・
観光客に安全に楽しんで貰うためなのか・・・
それともそういう時代の流れなのでございましょうか・・・
どの夜市に行っても・・・大体小綺麗でございます。
ジャスミンが求める「いかがわしい」感じはどこにもございませぬ。

昔は、もっとごちゃごちゃしていて・・・
良い意味でいかがわしい雰囲気もあったように記憶しておりますが・・・
特に士林の夜市なんぞは本当に衛生的で綺麗ですよ~。
ホント、観光客向けかもしれません。

まあ・・・台北の街自体が、以前に比べると圧倒的に綺麗になっていたので
これも当然の流れかと思われます。
(それとも、私が中国の雑然とした街に慣れすぎた為かしらん??)

なんだか。。。寂しい~。(←浮かれ観光客の勝手な言い分。笑)

雑然とした・・・エネルギッシュな雑踏は消えてしまったのかしらん???

しかしね・・・ありましたよ。うふふ。
以前のあの空気が濃すぎるくらいに色濃く残る街が!!!!

それはもう帰国が明日へと控えたある日・・・

さんざん色んなモノを胃に収めたにもかかわらず「担仔麺が食べたい~~~。」などとほざくジャスミンの姿がございました。

「担仔麺?あれは、台南の食べ物よ~。」というのは台湾人の親友Cさんです。

「食べたいよ~~~~~~~~。」どうしても食べたいジャスミン。

「う~~ん。林森北路までいけばあるけど・・・ちょっと遠いから・・・
 ココ(ホテル)から近い龍山寺の近くまで行きましょう。
 そこに担仔麺の店があったはずだから。」とCさん。

やった~~~~~!!台北の最後の食事は担仔麺でシメよう!!!
私たちは意気揚々と、龍山寺へ向かいました。

まずは敬虔な仏教徒であるCさんにならって、お寺にお参り。

あ~~~。懐かしい。
私が小学生のころ初めて訪れた外国、台湾で一番最初に訪れた場所も、
龍山寺でございましたよ。
何にも変わっていないです~。変わったのは私だけ。

龍山寺にしても行天宮にしても・・・有名なお寺さんにはいつも人が一杯です。
おじいちゃんやおばあちゃん達に混じって、真剣に祈り続ける若者の姿もございます。
もうもうと立ちこめる線香の中で、私も「健康」と「商売繁盛」をお祈り。

Cさん曰く・・・
「あのね。神様には、中国語も日本語も関係ないの。
 あなたは日本語で良いから、自分の名前と住所とお願い事をキチンと伝えるのよ。」

ふうむ。真剣な顔でそう伝えるCさんに言われた通り・・・
住所と名前・・・もしかして必要ならば・・・と電話板東とEメールアドレスも心の中で神様に伝えて参りましたよ。
Cさんも何やら一生懸命つぶやいておいででした。

「何を祈ったの?」と訊ねたら・・・
「もちろん!!健康よ!何はなくても健康第一!!」との健康フリークのCさんらしい答えが返って参りました。笑。
そうですよね。
何はなくとも・・・健康がイチバン大事ですよ。

龍山寺を出て・・・繁華街の方へ足を向けます。
が・・・何やら・・・すでに怪しい雰囲気。笑。

コレ!コレよ!!私が求めていた「いかがわしさ」!!!

何かね・・・ちょっと種類が違う気が致します。
何の?って・・・夜市にたむろって居る人達の種類が。笑。
ファッションも違うし・・・オヤジどもの視線もなんだかドスがきいている。
若いキャピキャピした女の子の姿は、ほとんど見られず・・・
なんとなく街全体からすえたニオイが漂っている感じが致します。

ちょ・・・ちょっといかがわし過ぎないか?笑。
いきなり、ハイレベルな場所に連れてこられた私はドギマギ致しますわ。笑。

「確か・・・こっちに・・・」と担仔麺屋を探し回るCさんの後ろに続いて歩く私たち。
アーケードのような通りに入ると・・・
そこは「ヘビ料理屋」や「スッポン料理屋」「精力剤屋」「オトナ向けのおもちゃ屋」「性病に効く漢方を売る店」などなど・・・
なかなか迫力のある通りとなっておりました。。。

いきなりディープ過ぎないか??笑。

「Cさん・・・もしかして・・・この辺って・・・」

予想は的中。
ここは昔からの売春街がある街なのでございます。

(そういえば・・・まだ小学生のころ、この通りでヘビの生き血をとるショーを見て
 ヘビのスープを飲んだような記憶がございます。。。かなり曖昧な記憶ですが。)

「ヘビ料理屋」と「精力剤屋」の間に、普通の靴屋もあったりするんですが・・・
そこのオヤジの眼孔のスルドイこと!!!!笑。
見るからに・・・カタギの方じゃありますまい!!!といった雰囲気。
『1Fは靴屋だけど2Fは何屋なんだろう。。。』な~~んて疑惑も持ちつつ・・・歩いていると・・・
1軒の大きなレストランの前に到着。

看板には「担仔麺」との大きな字が。

しかしね・・・表には海鮮の水槽が立ち並んでおりまして・・・「担仔麺」のみを食すことなど出来そうにない雰囲気。
Cさん曰く・・・
「昔は担仔麺だけを食べる客の為に、表に屋台みたいなのを出してたんだけど・・・
 なんか・・・儲かったから海鮮屋に変えたみたいね。」とのこと。。。

店の前に強面のおっちゃんがたむろしていたので気が引けたのもあって・・・
「違うところ探そうか・・・」ということになりました。

Cさんと一緒で良かったわ~~~~。
Kちゃんと私だけの日本人コンビでの、このあたりの夜のお散歩は若干気が引けます。。。

アーケードの外に出て・・・担仔麺の屋台を探すもあらず。
すると・・・ルーロウ飯の屋台を発見!!
目的は担仔麺のはずでしたがね・・・。
見かけたモノは食さねば!!!と・・・小汚い屋台の椅子に腰をかけ・・・注文致しましたよ。

屋台飯
・・・。
画像でも小汚い感じでもうしわけございません。
ルーロウ飯でございます。
しかし・・・コレ・・・美味しかったでございます。。。
今回食べた屋台飯のなかでもダントツに。見た目じゃないよねぇ。中身だよ。うふふ。
ルーロウ飯を食べていると・・・
となりのテーブルで・・・タケノコを注文しているおっちゃんが。
「なに???タケノコがある???」

何を隠そう・・・ジャスミン・・・台湾のタケノコが大好き!!!!!!!
日本のソレのごとくアクが無く・・・果物のようですらある甘い味。
「食べた~~~~い!!!!!」ということで・・・
takenoko
これ・・・。
不味そうって???
何をおっしゃる兎さん!!これが美味しいのですよ!!
茹でタケノコ!マヨネーズソース!!
このマヨネーズ・・・日本のモノとは違います。
ナント・・・甘い。笑。
しかしね・・・それがまた美味しいのでございますよ。
レストランで注文すれば、もっと綺麗な状態でお目にかかれますです。笑。
台湾のタケノコはこれからが時期だそうなので、台湾に行かれる予定の方は是非!!!

さてさて・・・お腹もくちくなったので・・・ホテルへ帰る・・・な~~んて発想は浮かびませんで。
担仔麺の屋台を探して、近辺をしばしさまようことに。

しかしね・・・無いのでございます。
出ている屋台はといえば・・・アダルトビデオ屋やオトナのおもちゃ屋・・・それに若干の駄菓子屋。

ぐるぐる回っていると・・・頭もぐるぐる回って・・・目眩が致します。
右を見てもピンク。左を見てもピンク。
露天でそげなもんを堂々と売ってもいいんかな。。。

はじめは、チョロン(彼)の土産に、怪しげなDVDでも・・・な~~んて冗談でひやかしていたんですがね。。。

う~~む。
「いかがわしさ」を求めてやってきたものの・・・
私たちには少々・・・「いががわし過ぎた」ようで・・・。


見ているうちに・・・何やら胸焼けを引き起こし・・・
担仔麺などどうでもよくなり・・・
結局、ホテルへと戻ることになったのでございます。。。

あの場所は・・・ちょっと・・・アダルティすぎましたわ。。。
もっとオトナになって・・・そうね・・・30代も後半に入ったくらいにリベンジしたい。(したいかな?笑)

ホテルに帰る途中・・・茶店と書かれた店の前を通りかかると・・・
Cさんが・・・
「ここも風俗関係よ。お酒じゃなくてお茶を飲むんだけど・・・
 女の人がとなりに座ってお茶の相手をしてくれるのよ。」と教えてくれましたよ。
茶芸館とは訳が違うようでございます。。。
何気にのぞき込むと・・・妙齢の・・・こってり化粧のおばちゃま達が・・・
露出の多い服を着て・・・シナを作っておいででしたよ。。。

こ・・・怖い。涙。

胃に不快感を抱えたまま・・・
私たちはホテルへと逃げるように帰って行ったのでございました。

面白いですが・・・夜中に日本人の女の子だけでうろつくにはちょっと怖い場所です。
オススメしたいけど・・・あまり暗くなってからは行かない方が良いかもです。









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最終更新日  Dec 13, 2006 07:53:49 PM
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