|
カテゴリ:大学生活の思い出
さて。
昨夜・・・「面接」を受けている夢を見ましたわ。 面接官は・・・よく知っている友達や飲み友達で・・・ ジャスミンは椅子に座りつつ質問に答えるのですけんど・・・ 口を開くと「げろげ~~ろ」とカエルの鳴き声しか出ないのです。 なんとか意図を伝えようと・・・「げろげ~~ろ♪」に節をつけたり アクセントをつけたりしてみるんですけども・・・なかなか伝わらずに不合格を申しつかるという 何とも不幸な夢ですばい。 面接。 ジャスミンは・・・そうですな。 面接ちゅうのはあまり受けたことがございませんわ。 就職活動をしてないせいか。。。 記憶にあるのは・・・ 英検の筆記試験の後にある面接と・・・ バイトの面接・・・ そして大学入試のときの面接。。。 前者2つはもうすでに、内容は記憶から消えておりますわ。笑 覚えているのは、大学の面接。 確か・・・面接って・・・高校で練習させられましたわ。 制服をビシシと着て・・・ 「失礼いたします!!!」と意味がわからないほどの大声でドアを開け・・・ 入室してから静かにドアを閉め・・・ 椅子をすすめられてから座り・・・ 背もたれにもたれず・・・姿勢をただし・・・ 「○○大学○○学部○○科を受験しに参りましたジャスミンですばい!!!」とかしこまらなければならなかったはず。 質問には大きな声で簡卒に答えることが求められ・・・ 志望動機や、入学してから何をしたいか?などのありがちな質問に対する答えをシュミレーションし 記憶させられたのでございました。 ま・・・今だったら・・・ドアの開け閉めや礼儀は別として・・・ そんなマニュアル的な受け答えなんか阿呆のするこったい!!と思うわけですが・・・ まだまだ若かった乙女な17才ジャスミンは、 言われたとおりにそんな練習を数度行い、受験に臨んだのですわ。 第一希望の某美術大学の推薦入試でございました。 1次の実技と学科ははまあまあの出来。 「2次の面接は頑張らなくちゃ・・・」そう思いつつ・・・ 自分の番号を呼ばれるのを控え室で待っておりましたの。 面接は一人ずつじゃなく5人がいっぺんに行われるものでした。 その他の人は控え室でキンチョウしながら待たねばなりませぬ。 が・・・・・・・・・ 制服をビシシ!!!と着込んで・・・控え室で堅くなっていたのは私だけで・・・ 皆・・・ジーパンに小汚いセーターを着て・・・ 漫画を読んだり音楽を聴いたりしている人がほとんどでしたわね・・・。 「う~~む・・・浮いているわ・・・私。。。」 田舎っぺでまだヒヨヒヨの高校3年生ジャスミンはすっかり雰囲気に飲まれておりましたのよ。 (この大学ってば・・・浪人生も推薦を受けられたのですわ。) そして、いよいよ自分の番号が呼ばれ入室しようとすると・・・ だ~~~れも「失礼します!!!」などと大声を張り上げるなんてことはしておりませぬ。 皆スイスイと部屋に入り・・・ドッカ!と椅子に腰を下ろしますわ。 いちおうジャスミンは「し・・・失礼します。。。」とぼそりとつぶやき頭を下げて入室。 そして、おずおずと椅子に腰を下ろしました。 「じゃ!はじめましょっか?」 そう言った試験官の先生は・・・一応ジャケットを着ておられましたが・・・大変小汚く(失礼。笑) 私の想像した試験官とはおおよそかけ離れておりました。。。 ま、ズラリと並んだ先生全て・・・堅苦しい雰囲気は無く、ナント寝ている人も居たのだわ。(←事実。笑) 「じゃあ・・・この学校に入学したら何がしたいのか?それを聴きましょう♪」 な・・・何だかカルイのりですわ。 しかし・・・ジャスミン頭の中で覚えて来たことを反芻。。。 「私が入学できましたら・・・好きな絵を・・・ウンヌン・・・」という優等生なモノ。 ところが!!! 1番目の女子。 「そうですね~。ボクシング習いたいですねぇ~。」 ボボボボ・・・ぼくしんぐ~~~~?????????? な・・・何の話じゃね??? ジャスミンが度肝を抜かれていると・・・ 「へ~ボクシング好きなんだ?」と試験官も話にのっている。。。 な・・・なんじゃ・・・ココは。。。 薄々気が付いていたけれど・・・私が目指す美術系の大学ちゅうのは・・・ 変わりモンの集まりばいね。。。 常識・・・いや・・・マニュアルなんぞクソ食らえ(失礼)な世界なのでございました。笑。 そしてマニュアルの悪いところはね。 想定外の出来事が起こると・・・それに対応出来ないってことですわ。笑 ジャスミン・・・もうパニック。 ジャスミンの隣の男子が何故か「YMOの再結成」の話で試験官と盛り上がっている時に・・・ 何を話そうかと頭を悩ませたのでございますけんど・・・ 頭マッチロ・・・。 何も浮かばないんでございます。 大パニックになっている時に・・・ 「じゃ・・・次の君。」と順番が回ってきたのでございました。 もう真っ白なんでね。。。 高校で練習した通りのことをやりましたよ。 ええ・・・「ウケ」ないことこの上ない!!!!!笑!!! スベッた芸人の気持ちがわかるってもんだわさ。。。涙 「ふ~~ん。じゃ、受かったらがんばって!笑。」 ・・・とアッサリ次の人にバトンは渡っていったのでした。 (ちなみに次の人は立ち上がって何故かブリッジを披露していた・・・。意味がわからぬ。笑) まさにギャフン。笑。 結果?結果は・・・落ちましたわ。笑 ま・・・一般入試でも入れてもらえなかったのでね。 問題は、面接でなく1次の実技だったんでしょうけど。笑。 しかしこの面接でスベった屈辱感は私の中に残りましたわよ。 どうしてもこの大学の某教授に教えを請いたかったジャスミンは・・・1浪。 そして、またこの大学を受けに京都を訪れた際には・・・もちろん。 面接用の「ネタ」を引っさげて向かったことは言う間でもございませんわ。 ええ。 このときは合格致しましたよ。 入学後に知りましたけど、うちの大学ってば、面接はさほど重要視して無かったらしいですわ。(笑) 9割方は・・・1次の実技で合否が決まるそうな。 しかし・・・何事もインパクトは重要にょろ。 面接の秘訣は・・・ 面接官の印象に残ることと・・・ 余裕があれば笑いのひとつでもとってやるという根性の座ったところを見せることだということを学びましたわ。笑 しかし重要視してないんだったら面接試験を止めたらいいのにな。。。 ああやって、入学前から変人を養成しとるんかいね?うふふ 個性的な子が欲しいのかも。笑 今でもやってんのかしら・・・あの面接。。。←遠い目 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大学生活の思い出] カテゴリの最新記事
|