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カテゴリ:お馬鹿な日々
昨夜、電車に乗ったらば・・・ 意外に満員・・・ ぎゅうぎゅうとはいかないまでも、余裕は無い感じの車内でございました。 「ふうむ。連休前なんでみんな飲んだ帰りかの。」 いつもは、座れないまでも余裕で立っていられますのに。 昨夜は隣に立つ方と肩が触れ合うくらいの密度でしたのよ。 まもなく発車でございます。 2~3駅ほどですしね。それほど苦にもなりませんわよ。 程なくして、ドアが閉まる合図。 すると・・・発車間際・・・ぎゅうぎゅうの車内に駆け込んできた方々がいらっしゃいました。 そうお若くもないカップルでいらっしゃいますよ。 「間に合って良うござったな~」となかよしカップルを見ていると・・・ 彼らはグイグイと人を押しのけ・・・私のすぐ隣へやってまいりました。 ふむむ。 こげな人が多い車内での大移動は迷惑でございますな~。 しかし、カレラはきっと幸せの絶頂であるために・・・ 満員電車の人なんぞお花畑の花くらいに見えているに違いないのです。 「幸せにおなりよ。」 そう若くない彼女にそっと自分を重ね合わせると同時に、 手まで合わせそうになってしまったジャスミンですばい。 『ナムアミダブツ。』ととなえれば~あなたも私も極楽行きよ~♪ そう思いながらも、ジャスミンはお得意の「夢想」の世界へ入り込もうと致しましたわ。 ええ。 電車なんかで時間を潰すのは、それが一番。 ぼへ~~~~っと色々なことに思いを馳せるのでございますよ。 至福の時です。 (ときどき降りるべき駅を通り過ぎるのは、このせいだわ・・・。) ぐふふのふ・・・ あん~~んなことやこ~~んなことを考えておりましたら・・・ がつん!!!! 何やら私の右側頭部をこづく者あり。 「誰じゃな?」 せっかく入り込んでいた夢の世界から現実に引き戻され・・・ チラリと右を向くものの・・・ そこには先ほどのカップルがいちゃつく姿のみ。 「ふ~~む。夢かも。」 ジャスミンはまた、夢想の世界に戻ることにしましたわ。 ぬふふのふ。。。 あ~~んなことや・・・こ~~んなこと・・・がっ・・・がつん!! 「だ・・・誰じゃな??」 また誰かがジャスミンの側頭部にジャブを入れたわ。。。涙。 右を見ると・・・先ほどのカップルがイチャイチャ。 お熱うございます。 ごちそうさまでございます。 しかし・・・一体誰かの??? 右側頭部をナデナデしながら周りを見渡しても・・・ どこにも私をこづくような人は見あたらないにょろ。(←知り合いが乗っていて、いたずらしたのかと思った) 「やっぱ夢かも。」←最近ゆめとうつつの区別がつかぬので困るわね。 さてもう一度・・・夢の世界に入ろうか・・・ そう思った時でございます。 右側に居たカップルのイチャイチャぶりが再び目に入りましたわ。 (だって目にあまる程の濃密さ。。。) じゃ・・・邪念を捨てよう・・・。。。 しかし・・・きっとジャスミンとあまり年も変わらないであろう女性の・・・ 「クスクス」「キャッキャ♪」という 女子高生のようなハシャギっぷりに目を奪われてしまうジャスミン。 じゃ・・・邪念が。。。 その時であります。 「ほんっと~~に かわいいな~~~♪」とカップルの♂の方。 おもむろに・・・彼女の頭をくしゃくしゃナデナデ。 がつん。がつん。 名探偵ジャスミン。謎は全て解けた。 彼が彼女かわいさに・・・思わずナデナデしてしまうその瞬間・・・ 彼の肘が私の側頭部にジャブを入れていたのでございます。。。 あ・・・また・・・がつん。 ふ~~~~~む。。。。。。。。。。。 もう、彼ったら・・・頻繁に彼女が可愛く思えるモンだから・・・ 頻繁に彼女の頭をナデナデしたくなるらしく・・・ その度にジャスミンの側頭部には・・・ 頻繁にジャブが入り続けるのでございますわ・・・。。。 さて・・どうしたもんかね・・・。 このスーパーアツアツカップルに水をさすような野暮なことをしていいもんか。 (つうか・・・水をさしたくらいじゃ、その炎は消し去りがたそうでしたけんど。。。疲) 考えあぐねている間に・・・私の降りるべき駅は近づいて参りましたわ。 「あと一駅ですもの。。。我慢するかの。。。」 ま・・・仕事帰りで疲れ切ってもおりましたしね。 側頭部のジャブなど・・・良い刺激かもしれませんわね。。。 がつん。がつん。がつん。がつん。 「しかし、どれだけ彼女が可愛いのかね?君は。。。」 ジャスミンがそう呟きそうになったとき・・・電車はやっとこせ、私の降りる駅に到着致しましたわ。 あ~~~これでジャブから解放されるにょろ。。。 側頭部の刺激により、今日は乗り過ごさずにすぎましたしね・・・。 良しとしよう。。。(←疲れているので超ポジティブになろうとしている。) 「さて!降りようか!」ドアが開いたので・・・動き出そうとすると・・・ どうやらカップル♂も同じ駅で降りるらしいですわよ。 すると電車から降りようとする瞬間。 ガツン!!! 先ほどのジャブより・・・強い衝撃が・・・脳天に・・・。。。 カップル♂。 彼女に「じゃ!明日頑張れよ!」と・・・ガッツポーズをして見せたんだわよ。 何を頑張るのか知りませんが・・・ 赤の他人のジャスミンも心より応援致しますわ・・・。 もう他人の感じがしないしね。。。。。。。。。。←ぐったり。 しかし。 勢いよくガッツポーズをした彼の肘が・・・私の脳天を直撃したのはチョイ痛かったわねぇ。涙 良いんですのよ。疲。。。 眠かったのに目が覚めたしね・・・。。。。 ガッツリ衝撃があったにも関わらず・・・ 彼はやはり最愛の彼女しか目に入らぬご様子で・・・ 何度も何度も手を振っていらっしゃいましたわ~~~~。 恋は盲目。 お・・・お幸せに・・・・。 私もあれほどまでに盲目になってみたいもんだわさ。(ほんとか?笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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