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カテゴリ:懐かし日記
ムラムラムラムラ・・・・。
モロッコに行きたい。 前から行きたい国の候補に挙がっていたけど 何だかここ最近ムラムラと。笑 湿度が高くなってきたから・・・ 乾燥した土地に行きたくなったのかしら?笑 通訳をしている叔父さんに・・・昔・・・ 「今まで住んだ国で一番素敵だったのはどこ?」 と訊ねたことがありました。 彼が挙げたのがモロッコだったわ~。 あのころからモロッコって・・・ 行ってみたい国だったのだわよね。 夏のトルコにも行きたいな~~~。 嗚呼。またどこか遠くへ行きたい病が!笑! ウズウズしてきたよ~~~!!! まずは貯金!!!笑 ←本日のオススメでございます。 モデルはお馴染み、友人のMちゃんです。 背中がポイントのワンピース。 この夏、一番人気のアイテムでございます。 柄によってはかなり数が減ってます~。 悩んでおられる方は、是非!急いでください! 画像の柄は白地に、チョコレートブラウンで バラの花のパターンがプリントされてます。 上品でございましょ? 夏のニオイがプンプンしてまいりました。 まだ梅雨前なのに。 でも福岡はすっかり夏なわけですよ。 メラニン女のジャスミンは、すでにかなりの変色を遂げている次第。 嗚呼。 このままじゃ・・・8月末には・・・ 今年こそマツザキシゲルに追いつくかもしれない。 ということで本日は夏の思い出イヤ・・・あの夏の過ちについて書こうと思いますわ。 うふふ。 今まで黙っていたんですけどね。 夏がくれば~思い出す~~~♪(間奏) うちには、一人の弟がおりまして。 この弟・・・小学生の時に「虫取り」にはまりましたの。 ま・・・ ちびっ子にはよくあることですし、実家は田舎ですから虫には事欠きませんでした。 が・・・ この「虫取り」にはまったのは弟だけではなかったのでございます。 昔取った杵柄!ってことで・・・父も・・・ そしてもっと昔にとった杵柄!!ってことでジジイも。。。 DNAに刻まれた、男の狩猟本能が目を覚ましたのか・・・ジャスミン家の男子全員で虫とりにはまったのでございます。 虫の中でも一番はまったのは・・・ やはり王道「カブトムシ」と「クワガタムシ」ですわ。 (スズメバチvsジャスミンオヤジ!というネタもあるのでそれはまた今度) 休みともなると、朝3時に家を出て親子3代で車で山に入っては、カブトムシをゲットする日々。 毎年夏には、腐葉土を敷き詰めた巨大な虫かごが・・・10個も・・・家の中に並ぶ事となったのでございます。 商売じゃないですわ。 もっぱら・・・干渉したりするためだけ。 乱獲でございます。。。すまぬ。。。カブトムシ一族よ。 ジャスミン家の男子どもに変わってお詫びいたす。。。 しかしね。 とって来たカブトムシは、弟が大変大事に育てておりました。 何十匹という虫けらの顔を覚え、名前まで付けていたというスゴイ溺愛のしよう。 愛を注ぐのでね。 長生きしますのよ。 夏の終わりには、産卵し・・・幼虫になり・・・翌年・・・自家製カブトムシの出来上がり。 亡くなったカブトムシは、昆虫標本となり彼の夏休みの自由研究として発表され・・・ 地元○○市で3年連続賞を頂くほどでございましたわ。 ある日・・・あれは夏も終わりの日曜日。 ジャスミンが寝坊して起きてくると・・・薄暗い廊下の天井に・・・黒い影。 「ゴ・・・ゴ・・・ゴキブリー!!!!!!」 今もですけんど・・・ 昔からゴキが大嫌いなジャスミンでございますよ。 「ママン!!!ゴキブリがおるばい!!!!!」と大騒ぎする私に・・・ 家事に忙しいママンは「ほら」とスプレー式の殺虫剤を私に手渡したのですわ。 イタイケな少女に・・・ゴキと戦えというのです。 むむむ・・・。涙 しかしね。ゴキ・・・何だか弱っている風情でじっとしておりますよ。 「こいつになら勝てる!!」そう見切ったジャスミンは・・・椅子を持ってくると・・・ シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ~~~~~~~~~~~!!!!!!!! ええ。1分半ほど・・・その殺虫剤をあびせかけたのですわ。 本当は2分はぶっかけるはずだったのですがね。 ジャスミン・・・途中で気が付いてしまいましたの。 それが・・・嫌われ者のゴキブリでなく・・・ 色はそっくりではあるけれど・・・ ちびっ子男子に人気沸騰のカブトムシであることに。。。 どうやら・・・あの虫かごの蓋を持ち上げて逃げ出した・・・ 弟の溺愛するカブトムシのようですわ。 そっと手を伸ばすと・・・殺虫剤にまみれながらまだ息のあるカブトムシさん。 ああ。 これは「ムサシ」か「カズオ」か?「トーマス」か??←名前がついているが弟しか解らない。 『わざとではないにしろ・・・エライことをしてもうた。。。』 ジャスミン。 幼い頭で考えたのですわ。 とにかく・・・殺虫剤をふき取らねば。。。 しかし1分半も殺虫剤を浴びせられたマイク(仮名)は、文字通り虫の息。(上手い!とか言っている場合じゃない) しかも殺虫剤でヌラヌラテカテカとオイリーに光っておりますわ。 「こりゃ~ふき取ったぐらいじゃ・・・イカン。」 死なせたら、弟に何を言われるか解りませんわ。 昔から仲の悪い喧嘩の絶えない姉弟でございます。 『こいつを死なせたら!!弟に何を言われるかわからん!!!』 ジャスミンは虫の息のムシ、マイク(仮名)を手のひらに乗せると・・・ 洗面所に走りましたわ!!! 「しばし待て!!私が助けてやる!!!!」 ←自分でやったのに。 そして・・・洗面台に水を張ると・・・ マイク(仮名)をつかんで・・・水にちゃぽん♪ ・・・そしてジャボジャボ振り洗い!!!しちゃったのよぉぉぉぉぉ!!!!!!!! 水から引き上げ・・・タオルでキレイキレイに吹き上げると・・・ 「うむ。殺虫剤は綺麗に落ちた!」 若干ぐったりしているようにも見えなくもないですが・・・ きっとゴハンを食べれば復活するに違いない!! ママンに「ゴキには逃げられた。カブトムシに餌をやるけんキューリ頂戴!」とウソをつきキューリを切ってもらうと マイク(仮名)をそっと籠に戻し・・・ 新鮮なキューリを彼のワキに添えたのでございました。 「これを食べて元気におなり♪」 ええ・・・ ジャスミンはマイク(仮名)を助けることが出来たと心から思ったのでございます。 その夜。 可哀想にマイクは虫籠の片隅で・・・キューリの下敷きになって息をひきとっておったのですわ。 「わ~~~~~!!死んどる~~~~!」と泣く弟。 ふむむむむむむ。。。 私のせい?? しかしベストを尽くしたはず! 綺麗に洗ったから・・・殺虫剤で死んだのではないはず!!(水洗いが直接の死因とは考えもしないバカジャスミン。。。) で・・・思わず・・・・ 「カブトムシは夏の終わりに死ぬけんしょうがない。寿命よ。お墓を作ってあげなさい。」と ・・・姉らしく慰めたジャスミンでございました。 もちろん。作ったお墓に手を合わせ・・・ 「私じゃないよね?でも殺虫剤だったらごめん!!!」と心の中で何度も何度も謝ったジャスミンですばい。 ううむ。。。。 今思うと・・・この上なく残酷物語でございますが・・・ 誓って言います。 ジャスミンはホントにマイク(仮名)を助けようと思ったのでございますわ。信じてっ! ま・・・この話は弟にも母にもしておりません。 ある意味完全犯罪だったのですが・・・良心の呵責に耐えきれませんので(笑) ここに懺悔いたします。 子供って残酷ね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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