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カテゴリ:大学生活の思い出
ブクブクブクブク。。。。。
また。 水に漂っている夢を見ましたわ。 小さい気泡や大きな泡沫が・・・ 水面に向かってプクプクと浮き上がっていって そちらに向かって手のひらをかざすと・・・ 降り注ぐ弱々しい光がそれを透かし・・・ 手のひらの向こうに黄色い太陽が見えました。 身体の筋肉という筋肉が弛緩して・・・ それはそれは気持ちの良い夢でございます。 起きたら、水泳後のような心地良い脱力感。 久々に心地よく眠れた気がしますわ。 あ・・・肩こりなおったかも。笑 ←本日のオススメ。 半袖のストレッチチャイナワンピースです。 8月のご旅行シーズンを前に・・・よく売れてます。 ストレッチ素材なので、締め付け感が無く 本当にラクチン!!! じゃばじゃば洗えて・・・すぐに乾くので・・・ お洒落着としてだけでなくご旅行にも便利です。 涼しいですしね。笑 私の住処の玄関にぴったりの靴棚が欲しいな~。 もうそう思い始めて半年以上。靴好きの私の靴は増える一方でございますわ。 しかし。探してみるとぴったりサイズの靴棚って・・・なかなか難しい。。。 帯に短し襷に長し・・・というか。 私の住処の玄関さいずが普通じゃないんでしょうけど。 こうなったら・・・作っちゃおうかな。。。 ジャスミンは、縫い物はあまり得意ではございませんが・・・実はトントンカンカン(←パンダの名前ではない)仕事は意外と得意です。 ま・・・カナズチとかノコギリとかが大好きなのですわ。 宮大工に憧れたこともあるってもんです。笑 何と言っても大学時代に、絵を描く為のパネルは己で作らなくてはならなかった為に・・・ 角材を買ってきてはノコギリでぶった切り・・・ノミでホゾを作って組み合わせる(←釘を使わないのでかなり高度ですわよ。笑) な~~んてことをしょっちゅうやっておりましたのでね。 自然に上達するわけでございます。 しかし。 大学卒業後は、実家の台所の棚・・・なんかをちょこちょこ作ったりした私ですが・・・ 大学在学中は、好んではやりませんでしたわね~~。 パネルは、作らないと制作が出来ませんので作っておりましたけど。 あれは・・・大学3年の頃でしたか。 教職のコースをとっていた私たちは、己の専攻意外に・・・ デザイン実習・彫刻実習・・・というのをやらねがなりませんでした。 美術の教員になるためには、一応色々出来なくちゃならんのですわよ。 しかし・・・ハッキリ言って・・・教職はどうでも良かった私にとってコレが邪魔くさい。。。 デザイン実習はなんとな~~くこなしましたがね・・・問題は、「彫刻実習」。 ま。粘土や石膏での塑像は、立体造形のお勉強になりますしね。 それなりに取り組みましたけんど。 一番!面倒くさかったのが「木材を使って、使えるモノを作る」という実習。 それって・・・技術・家庭科の「技術」の教員のするこっちゃないの??と思ったわけです。 しかしね。 ・・・目的別にそれぞれの木材を選び(木の種類によって使い分ける)・・・機能的なデザインで、生活に役に立つものを作る。 ついでにノコギリ・カンナ・釘などの使い方も覚える。 考えてみれば立派なアートのお仕事なんでございますけんど・・・その時はただただ面倒くさかったんですわ。 己のパネルをこさえるのだけでも面倒なのに!!!ってなもんですな。 しかしやらねばならぬ。。。単位にならぬ。 「自分が今、本当に必要で・・・出来上がってからそれを実際使うものを作れ」と先生。。。 ぬぬぬ。。。 じゃあ。。。 面倒くさくなく・・・かつ・・・よく使う木製のモノといったら・・・アレ?? 「まな板」。 ・・・・。 ちなみに・・・同じ日本画の親友Mが作ると言うたのは「洗濯板」。 同じく・・・同じ日本画の親友M2が作るよ言うたのは「お盆」。 周りが・・・折りたたみ式のテーブルだの・・・手を使わずに使える読書台だの・・・ お洒落でテーブルにも変形するベンチだの・・・ 形が変えられるキャスター付きの作業台だの・・・そげなもんを作っている時に。 まな板 と 洗濯板 と お盆 を作ることとなった私たち。 (翌年、同じ授業をとった友人に・・・「なんだ平たいモンを作る授業じゃなかったんだ」と言われた。) もうはじめる前からやる気の無さが目に見えるってもんじゃわ。 しかしね・・・この彫刻実習の先生が・・・素敵な良い先生でしたのよ。 彼の作品も大変ストイックで素敵でしたけどね。 人間的にも良くできた方でして・・・「まな板にする~」「洗濯板がいい~」「お盆~~」とやる気のない私たちにも怒りもせずに・・・ 木材の選び方かた作業の進め方まで丁寧にご指導下さったのでございます。 ところで、私が選んだ「まな板」。 用いたのは最高級の「檜」でございました。(檜は水に強いんです) 私のデザインでは、角の丸い正方形。 乾燥した木の塊を電動のこぎりで切り出し・・・角をこれまた電動ノコギリで切り落とし・・・ 「さて。」 あとは持ち手をくり抜き・・・表面を削るだけ。 3ヶ月かけて作る作品ですわ。すでにここまで2時間で完了。。。 表面を電動ノコギリで削れば・・・あと15分で完成な訳でございます。 「ううむ。。。手カンナでやるか???」と悩んでいると 「どっちでもいいよ~~」と先生。 どっちでも良いと言われると・・・ 「じゃ・・・カンナでやります。」と言うことになりますわよね。 が。。。 この選択がなかなか厳しかったのだわよ。。。 カンナかけって・・・難しいノダ!!! しかも・・・表面積が広い平らなまな板を作るのに・・・手カンナ。 こりゃ職人でもなかなか。。。 カンコンカンコンと刃を調節するだけでも慣れない私は30分以上。 せっかく平らに削れてきたのに・・・力の加減を間違ったらすぐに平らではなくなるのだわ。 周りがカンコンカンコントントントン!!!とダイナミックな作業を続ける中・・・ 毎時間、一人「まな板」をジミに削り続けるジャスミン。。。 ラクショーのはずだったソレは・・・かなりの難関へと変貌していたのでした。 締め切りの時期が近づいても・・・ちっとも出来上がらないソレ。 タダの平らな板っきれなのに!!!! シンプルなもんは難しいのねぇぇぇぇ。 ついには「電動カンナで一気にやればいいじゃん~」なんて声も出てまいります。 しかし!!!!ここまでキタのに・・・・「電動カンナを使ったら負けだわ!!!」(←何に?笑)とばかりにそれを頑なに拒否。 意外に凝り性なジャスミンなんですわ。 (ちなみに洗濯板の彼女は洗濯板の溝を彫刻刀で彫る・・・というマゾな事をやってました。 んでもって・・・「盆」を作ってた彼女も・・・板を彫刻刀でくり抜くという人間国宝みたいなことに挑んでたわ。。。 性格的に・・・・日本画専攻の人間って職人系の人が多いので・・・こういうコツコツやる作業にハマリやすいんですわ。) で。 提出日ギリギリまでかかってやっと!完成したそれ。 まさに・・・・血と涙の結晶~~~~♪ 先生は、ニコニコして「頑張ったねぇ」と受け取って下さいました。 ええ。。。頑張ったわ。。。 もらえればそれでいいと思っていた単位でしたが・・・なかなか良い評価も頂いて。。。 ううむ。 アノ授業のおかげで・・・ジャスミンは今でもかなり上手にカンナを操れますわ。 うふふ。イマドキ男子でも使えるやつは少ないはずよ。 ちなみに。 あのとき作ったまな板は・・・10年たった今でも・・・実家で大活躍しております。 何度か表面削ったので(カンナで)若干薄くはなりましたけどね。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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