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曇天です。
降るんだったらもっとちゃんと降ればいいのに。 福岡は、水不足ですわよぅ~~。 南九州は大雨続きらしいですけど。。。 今年も異常気象を身にしみて感じますね。 う~~ん。。。 CO2削減!!とばかりに・・・エアコンを使わぬ 生活をしようと決めたばかりですが・・・。 やはり暑さに負けました。 昨夜稼働させちゃいましたわ~~~。南無。。。 ←本日の装い。 何でもない、タンクトップ×バギーデニムに・・・ ボレロジャケットを羽織っています。 コットン×麻の素材なので、真夏でも涼やか~。 柄は臈纈染めみたいな柄です。 詳しくはJasmine.HPでチェック! http://www.maomaojasmine.jp ここ数週間・・・私はある人からの電話を待っています。 ことある事に、携帯をチェックして・・・ため息をつく日々でございますわ。 今日はかかってくるかな? 昨日は忙しかったのかもしれない。 明日かけようと思っているのかな? 待つ身はなかなか辛く、そして切ない。 数週間前。 私は友人、金箔ハルオと電話で話をしておった際に・・・音信不通の親友の話になったのですわ。 「わたしゃ・・・連絡とりたいけどとれず仕舞いになっておる親友がおるんじゃよ。 もう10年以上はとってないんだわよぅ。 話がしたいんだわよね。ホント・・・親友だったんだわよ。」・・・そうこぼしましたところ・・・ 「電話してみんさい。 そんなん・・・連絡もとってへんのに嫌われてるかどうかも解らんやろが。 案外、向こうも同じこと考えて躊躇しとるのかもしれへんやん。」・・・などという。 『うむ。。。。。それも道理だ・・。 でも・・・携帯の電話番号が変わっていたりしたらショックすぎるし。ま・・・いつか・・・近い内にしよう。』 ・・・そう思いながら、10数年の思いを更に先送りしようとしていたら、翌日ハルオからメールを頂戴したのよね。 【電話した??連絡とってみや~。】 『・・・・・。 まだだわよぅ。。。。。。。心の準備ってもんがあるじゃろ???』 しかしね、ちょうど少し酒も入って気も大きくなっておりましたし。 これを先送りしたらもう・・・この先電話もしないんじゃないかと思ったのだわ。 「よし!!今かけよう!!」すぐに携帯で・・・懐かしき親友である彼女へ電話。 (ちなみに10年前は私の携帯はメール機能つきの携帯ではなかったので、メールは出来ないのよぅ) 『どうか・・・番号が変わっていませんように!!!』 と・・・聞こえてきたのは呼び出し音。 「は~~~~~~~・・・・変わっていなかった。。。」なんだかどっと肩から力が抜けました。 そして・・・ 『最初に何を話そう?近況の報告をしようか??どこに住んでいるんだろ??』 そんなことを考えているうちに・・・ 「留守番電話サービスセンター」に接続されてしまったのでした。 迷ったんですわ・・・メッセージを残すかどうか。 残さずに切ってしまうという手もあったんだわよ。 でも。残しました。 電話に着信履歴だけでなく、メッセージを残せば。 彼女が私を嫌ってさえいなければ・・・かけ直してくれると思ったのだわ。 「久しぶりです。元気にしてる?話がしたくなって電話したよ~。」 そして・・・話したいことは一杯あったのに。 「ピー!!!」という無情な電子音に遮られて・・・電話は切れてしまいましたよ。 で・・・あれから2週間ほど。未だ着信は無し。 う~~ん。。。切ない。 10年というブランクは案外・・・大きいのかもしれません。 私は彼女と一緒に居た日々をすぐ昨日のことのように思い出すのに。 彼女と私は、高校時代に絵の学校で知り合いました。 美術大学受験のための絵の学校でございます。 ガチガチに頭で考えて描いちゃうタイプの私と・・・いたって感覚派の彼女は、正反対の性格でしたわ。 でも・・・なかよしだったのだわ。 本当に、感覚の鋭い・・・でも大らかな絵を描く子でございました。 絵画学校時代は、よく一緒に帰ったもんですよ。 平日の昼間に高校をさぼって、絵画教室に絵を描きに行くと・・・彼女もいつもそこに居たんだわ。 受験も一緒でした。 彼女は油画、私は日本画。 受けた科は違いますが、受けた大学のいくつかが同じで・・・一緒に緊張しながら会場へ行ったのが懐かしい。 で・・・2人とも大学受験玉砕。笑。 2人とも東京の美術予備校に行くことになったんですわよ。 学校は違いました。住むところも別々でございました。 でも・・・なんだか吐きそうなほどきつかった毎日でしたが 時々時間を作っては・・・彼女の部屋に泊まりに行ったりしたもんですよ。 ええ。ずっと・・・「絵の話」をしておったんです。 あの時代・・・美大受験にどっぷりな私たちは、そのネタしか持っておらなんだ。笑 東京で、最後に会ったのは・・・夏の終わりだったか。 まだ蝉が大声でなきわめいていて、日差しはまだまだ夏のソレでした。 蒸し暑いプラットホームまで彼女は送ってくれたんだわ。 別れるときに・・・「絶対合格しようね!!!!」と言って別れたのでした。 秋になり冬になると・・・とにかく今まで以上に予備校にどっぷりな生活で 友達と会う時間も、体力も残っちゃいませんでしたから。 冬に志望校に合格して・・・その時はじめて彼女に連絡をとったんですわ。 友達の中の誰よりも喜んでくれる人だと思ったから。 そうしたら・・・彼女はすでに東京には居なかったのでございます。 体調を壊して、福岡に戻っていたんだわよね。 すぐに彼女に電話をすると・・・ 「大丈夫だよ。こっちで描いてる。今年だめでも来年あるし。」といつもの少しのんびりした口調で言ったのですわ。 私は大学に入ってからは、彼女とはほとんど連絡をとらなくなっていました。 「彼女は受験だから邪魔はしたくない」という思いもあったし。 純粋に大学の仲間と笑っているのが楽しかったというのもあります。 とにかく・・・疎遠になっておりました。 でもね。 誓って言うけど・・・ずっと彼女のことは気にかかっておりましたの。 「気にかかっていたのだったら、ちょくちょく連絡をとれば良かったのだよ。ジャスミンよ。」 今の私の心はそう呟きますが・・・何となく・・・電話し辛い雰囲気もあったんだわよ。 大学3年のころ・・・夏休みに実家に戻った際。 久しぶりに彼女に電話をすると・・・彼女は相変わらずのおっとり口調で電話の向こうに居て 私はその明るい声に少し安堵したのですわ。 「今は、家業を手伝いながら気儘に絵を描いているよ。 大学行かなくても、絵は描けるでしょう?楽しいよ。公募展とかにも出してるんだ~。 学校楽しい?よかった!楽しそうで!憧れて憧れて入った学校だもんね! 憧れの先生には会えた?? よかったね~~~♪私も嬉しいよ~~。 そっか・・・こっちに帰って来てるの?ごめんね。今、忙しくて会えないんだ。。。」 思えば・・・あの電話が最後なんだわ。 その後、何度か電話をしたり手紙を出したりしたこともありましたが・・・ 彼女からの反応は梨の礫で・・・何となく私も連絡を取り辛くなってしまって今に至ります。 彼女は元気だろうかね? 元気なら良いんだわ。 それだけで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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