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なぜか本日二度めの日記。
三島由紀夫の「午後の曳航」 を久々にじっくり読んでます。 やはりこの本は子供に読ませちゃだめだわ。(笑) 鼻血出ます。 描写がナマメカシイ。 登が母親の寝室をのぞき、母親の裸(いや、引き出しの奥の覗き穴の向こうにいるのは母親でなくオンナなんだわ)を覗き見るシーンなんか 綺麗だしめちゃくちゃエロい。(笑) 妊娠線って……。苦笑 私、中学んときと高校のときに何度も読んでますがね。 あのときはあまりそんな風には思わなかったにゃあ。 可愛い時代もあったもんさ。 思春期の少年の、なんとも鮮烈であやうい心理が夏の太陽みたいにギラギラと描かれてます。 面白いわ。 やはり三島由紀夫だわ。 私には由紀夫しかいない!(笑) “登は硬い心を自慢にしていたから、夢の中でさえ泣いたことがなかった。 海の腐蝕に抗し、船底をあのように悩ます藤壺や牡蠣ともに無縁に、 いつも磨かれた身を冷然と、港の泥土の、 空き瓶やゴム製品や古靴や歯の欠けた赤い櫛やビールの口金などの堆積の中へ沈める、 大きな鉄の錨(アンカー)のように硬い心。 ……彼はいつか自分の心臓の上に、錨の刺青をしたいと望んでいた。” 私、中学んときにこの下りを読んで「うんうん」と首を縦にふりまくりましたわ。 そうありたいと思ったんだわ。(笑) 若いころってば思い上がっているんだわよ。 硬い錨のような心を持ったまま年をとるなどというのは 不可能なのでございます。 ま…。 カルシウムとって、硬い骨くらいは維持するか。。。 オープンしたばかりの、店の近くのTSUTAYAに行ってきました。 品揃えは微妙ですわい。 ま…8冊買っちゃったけど。(笑) 久々に本の虫になろうかな。 最近、一週間に一冊程度でしたけんど。 もっと、活字にまみれようか。(笑) 読まずにおいてある本をかたづけようか。 今まで読んだ本をもう一度さらおうか。 ま…浮気ものみたいに、4~5冊を同時進行させて良いとこどりするのもいいわね。 もちろん、読んだらポイと枕元に投げておくのだわ。うひひ。遊び人だね。 ま。 本の虫になるなら、繭をつくりたいけどねぇ。ふふ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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