久々に雨。
しかもガッツリ降っていますよ。
気圧のせいでしょうかね・・・。
今朝は起きた時から頭が痛くて仕方がないのです。
なんだかだるいしな。
今夜もヨガに行こうと思ってたんですけんど・・・
今日はやめておいたほうが良さそうです。
何となく。
気分ものらないし～～～。

←本日のオススメ。
このブラウス・・・半袖のＴシャツに重ねても
とっても素敵でございます。
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朝食って・・・ニホンに居る間は、ここ数年ほとんど食べたことがないジャスミンですが、
海外に行くとちゃんと毎日食べるんですわよねぇ～。

メニューは、パンと卵（フライドエッグかスクランブルドかオムレツ）、
チーズにジャムにコーヒーとフルーツ。

シンプルですがとっても美味しい朝食。
いつも毎日コレ。（決まってる）
飽きないんでございますが、たまには違うモノをば。。。と・・・
この日は、フォー（ベトナムうどん）の朝食でございます～～～。



朝から肉を食べたくないのでね。
「牛肉要らないからのせなくていいよ。」と毎度毎度申しましても・・・
一度も聞き入れてもらえないこの悲しさよ。←通じてない。

・・・まあ・・・いいか。

生地も全て買いそろえて・・・３日目は取引先のＣさんとの打ち合わせ。
縫製を彼女にお願いするのでございます。
いつも打ち合わせの際のランチを奢ってくれちゃう彼女。
今回は、恩返しをば！！と・・・・
「２２日の夜に一緒にごはん食べない？」なんて誘っておいたので今日は夜まで一緒デス。

・・・そう思っていたのですけんど。

Ｃさんのお店に到着したとたん・・・
「ごめんなさい。今日のディナーは明日のランチに変更出来る？？」とＣさん。

「かまわないよ～～。私はいつでもいいのよ。
　Ｃさんは忙しいんだから、あなたに合わせるから。」と申しますとね。

「今日、母の妹が亡くなったのよ。。。」とＣさん。

家族の繋がりをとても大事にするベトナム人。
叔母さんが亡くなったなんて・・・一大事じゃないの？？？？

「え？？大変じゃない。仕事してていいの？」

「うん。大丈夫よ。ベトナムはすぐにお葬式はしないの。
　忙しくないのよ。
　でも・・・母がとても落ち込んでいるからそばにいてあげたくて。」

「・・・解るよ。寂しいよね。」

「でも！明日のランチは一緒に食べましょう！！」

私より２つばかり年が多いだけのＣさん。
１０年くらい前からの知り合いでございます。
もう子供を２人も生んで、Ｃ家の家族親戚を彼女が一人で面倒を見ているようなしっかり者。
キャリアーウーマンで母で妻で・・・嫁で・・・家族の柱。
昔は小さい小さい洋服屋さんだったのに、今ではかなりのものなのです。
お家もとっても立派な豪邸だしねぇ～～。
彼女を見るにつけ・・・スゴイな～～私も頑張らなくちゃ・・・と思うんですわ。
小さな身体でとにかく頑張っているんだもの。

そんな彼女と打ち合わせをしつつ色々な話をしましたわ。
二人とも上手なエイゴじゃないけど気にしない。

「あのね。ベトナム人は、占いが好きなの。
　お正月にね、大体どの家庭も占い師のところに行って・・・
　『今年はどうですか？』『いい年ですか？』って訊ねるのよ。
　それでね、今年のお正月に・・・占い師が言ったのよね。
　『今年はあなたの家は葬式があるでしょう』って。
　
　うちにはね、寝たきりの親戚が一人いるの。
　もうかなりの年配で、ずっとベッドに寝ているだけの生活。
　私たち家族はみんな、彼が亡くなるんだろうって思ったのよね。

　・・・でも・・・伯母だったのよ。
　彼女、どこも悪くなかった。
　とっても元気だったのよ。
　だけど・・・亡くなった。
　一昨日まで、そこに居たのに・・・突然居なくなったの。」

・・・そうだ。
死なんていうもんはそんなもんなのだわ。
いつか突然コンニチハとやって来て、いつか突然連れて行っちゃうんだわ。

「人はそれを予測することは不可能だから。私もあなたも、みんな解らないよね。」

「・・・ life is too short.」

・・・そう儚いね。
無常じゃね。

「私は明日ココに居ないかもしれない。 」

「私だって、１時間後に居るとは限らない。」

・・・もしかしたら１時間後、いや１分後には何かのトラブルでこの世界から居なくなるかもしれないのだわ。
ワタシもアナタも、隣の見知らぬヒトも何よりも大事な愛するアノ人も。

「私は、仕事を頑張っているし、頑張って来たの。
　貧しかった昔に比べたらお金も持っているし、生活もずっと良くなった。
　でもこんなコトがあると・・・ふと思うのよね。
　死んだらお金って何の価値もないわ。
　何のために私は生きているんだろう。
　人生をもっと楽しまなくちゃいけないって。」

「解るわ・・・。」

人生において、いったい何に価値を見いだすのか。
短い人生をどう生きたら満足なのか。
まずまず年をとり、いろんな別れを経験するようになると・・・そんなことって誰しも考えることですわ。
若い時は、漠然としている「モヤモヤ」なんだけど。

「・・・ life is too short.」

そんなことは、誰でも知っている、誰でも解っている事実なのだけれど。
彼女のそのぽつねんとした呟きを、ついつい口の中で反芻してしまったジャスミンでした。

そう。
・・・短い人生。
まずは・・・

「まずは！この仕事を終わらせなくっちゃね。ふふふ。
　一仕事終えて一緒にランチするまでは、この世とオサラバ出来ないわ！」

・・・というわけで。


私たちは１日かけてバリバリ打ち合わせをいたしましたとさ！
おかげさまで・・・翌日のお昼過ぎには打ち合わせは完了。
Ｃさんと美味しいランチを食べることが出来ました♪

続く。



＊客待ちのシクロ。＊