久しぶりにＴＶをつけました。
「最近リモコンを見かけないわよね～」と思っていたら
ＴＶの上に置いてありました。（←私が置いたんじゃが）
久々に、朝のニュースでも見ようと思ったんでございますが
どのチャンネルも「痛々しいニュース」とスヌーピー似の
内閣総理大臣の顔ばかりなり～～。
朝から気分も悪くなるってもんなので、静かに主電源を切って
リモコンはまたＴＶの上に置いておきました。
やっぱり私、ＴＶって別に要らないかも。
←本日の装いでございます。画像悪し。
人気のアオザイチュニックを着ております。
何故か画像ではグレンチェックに見えますが、黒とグレイの
ギンガムチェックでございますよ～～。
明るいグレイの大きめボタンがポイントでございます。
カジュアルなデニムに合わせています。
少し明るさが欲しかったので、羽織モノは紫のネオンカラーの
カーディガン。
アオザイチュニックの詳細は、ＨＰでチェックして下さい。
http://www.maomaojasmine.jp(右サイドのブックマークから飛べます。）


昨日、ご来店のお客様としばしお話。

４０代（多分）独身のたいへんな美人さんでいらっしゃいます。
白美肌だし・・・何より、お洒落～。
若作りではなく、上手に流行をとりいれた個性のあるファッション。
いつも素敵だわ・・・と思っています。

普段は天下のエミ○オ・プッチなどでお買い物をされるそうですが（大のプッチファン）
「Jasmine.の服も大好きよ～っ」と時々足を延ばして下さいますの。

ええ…うちの服とプッチじゃ一桁いや・・・二桁は違いますが・・・（なんたって格が違うわよぅ）
それでも贔屓にして頂けるなんて光栄ですわ。

試着された彼女に「それ、長めのレギンスを合わせても素敵ですよ～」とお勧めすると

「そう！それ！え～～っとレ・・・」

「レギンスですわよっ。笑」

「ああっそれ！レギンス！ってスパッツよね？？
　わたし・・・最近知ったのよぅ～～。」

「…ですわよ。紛れもなくスパッツですわよ。
　でも昨今じゃレギンスって言わなきゃ『昭和臭』がしちゃうらしいですよっ
　私だって決死の覚悟で使ってますわよっレギンスって言葉っ。
　初めの頃など『レギンス』か『レンギス』か解らなくなったもんです！
　今でもレ・・・の後ちょっと考えちまいますもんっ！」

この、ここ２年ほどの間に大流行中のファッションアイテムレギンス。
確かに数年前まで『スパッツ』と呼ばれていたんです。
ええ…私が小学生の頃からスパッツ！でしたのよ。
今みたいに見せアイテムじゃなく、寒い時にスカートやパンツの下に着る防寒アイテムでしたがね。
（８０年代にビッグトップス＋スパッツの組み合わせが流行った気もするけど
私は子供でしたので記憶には薄いんです。）

そうね。
派手な豹柄Tシャツにカラースパッツというのは、ある種のおばさま達には定番スタイルではあったようですが。
そう。。。
私らにはちょっとお洒落なラクダの股引的存在でしたのよ。

そんな、ラクダ・・・いやスパッツが２年ほど前に雑誌のカラーページに堂々と登場。
ええ、パリコレモデルのスナップでも一杯。
もちろん、スカートの裾からバッチリ見せての着こなしで「あ。なかなか新鮮。」って思ったのでした。
（冷え性にももってこい。）

ええ、流行って何が流行るかわかりませんね。
ちょっと前まで、ダサアイテムだったというのに・・・。
流行なんてそんなものです。

そんな雑誌に踊っていた文字・・・それがレギンス・・・でございました。
今では、ごく普通に『あたし昔からレギンスって呼んでたし』って顔をしているお洒落さんなアナタでも
「れ・・・れぎんす？？」
最初は絶対ひらがな読みしちゃったに違いないですわ！
それでもって、心の中で「スパッツじゃろ？？？」と突っ込みを入れてしまったハズ！！

そんな静かなる衝撃をともないつつやって来た「レギンス」。
今じゃすっかり定着しちゃいましたわね。
今や、こんな弱小アジア屋のジャスミンでさえ「レギンスが～」なんて発言したりしているくらいですわ。

・・・ま・・・ここだけの話「レギンス」って発音するたびに、内心赤面しているジャスミンでございますわ。
ええ。「レギンス」と発音するたびに、心拍数もやや上がるってもんよ。

とりあえずアパレルの端くれなので、使っていますが・・・
ジャスミンは根っからの昭和オンナでございますものぅぅぅぅ。。。
「レギンスが～」と己の口から出るたびに「スパッツじゃろうが。気取るんじゃねえ。」と頭の中で己に突っ込みをいれてしまうのです。

私だけかのぅ。。。

何でもそうですが、ファッションの世界の言葉の変化は速いですわよねぇぇぇ。（遠い目しちゃうよ。私）

トックリは、何故「タートル」と名を変えたのか。
お洒落Ｔシャツの類はいつのまに「カットソー」と名を変えたのか。
ズボンが「パンツ」に変わらなければならなかったのは何故なのか。
ジーパンは「デニム」、セーターは「ニット」と呼ぶほうがナントナクお洒落に聞こえるようになったのはいつの日か。
「ブーティー」はアンクルブーツじゃねぇのかい？　

ああ。

昭和オンナは、頭を抱える今日このごろ。

「そんなことどうだって良い」と思いつつ、それでも頑張って、使っちゃう女心。

でも。
「パジャマ」のことは、相変わらず「寝間着」と言ってしまう私です。