ただいま。
一人暮らしの部屋に戻ってまいりました。


葬儀終了～。


珍しく、朝に焼いてからの葬儀。
じいちゃん、煙になって西の空に消えました。
阿弥陀さんのとこまで小旅行だわ。

しかし…骨になったじいちゃんをみて暫し感心。
ジャスミン家ってほんと…骨太。
年寄りは、焼くと骨があんまり残らない人もいるそうですが
がっつりぶっとい骨が残ってました。

真っ白でサクサクで綺麗な骨。
どんなに酒をのんで暴れて周囲に迷惑かけまくるじいさんでも
年とってしわしわでも
人は焼くとこんなに綺麗になるんだわね。

泣きながら感心。
私も焼いたらそれなりに清らかに見えるかな…と思えばそれも安心。

そうそう…
今まで写経した紙、全部じいさんの棺に入れて焼いてもらいました。
お寺さんに持ってくのが筋らしいのですが
どうせじいちゃんが阿弥陀さんとこまで行くんだもの
ついでに持ってってもらおうと思いましてね。
全部持ってってもらいました。

じいちゃん、阿弥陀さんとこに行く途中で飲み屋に寄って
私の写経、飲み屋のカウンターに忘れてきたりしないでよね…。


葬式は、誰の葬式も一緒。
違うのは私が親族席にいるってことだけ。

弔問のお客様の焼香に…
葬儀屋のわざとらしい音楽と…
わざとらしい台詞。

絵に書いたような立派なお葬式。


「せんのか～ぜにぃのぉってぇぇ」って大嫌いな曲なんですが
しかしあんなＢＧＭでまんまと号泣している自分に苦笑してしまいました。
ふふ


しかし葬式って疲れますな…。
悲しくて精神的に疲れるというより
忙しすぎて体力消耗いたします。
焼き場で泣き、号泣後にテキパキ立ち働き…
葬式で泣き、泣きながら走り回って仕事する…

テンションの置き場がようわからぬのよね…。

加えて。
知らない誰かに山ほど挨拶せにゃならん。。。
弔問客には当たり前ですが…
中でも疲れるのは「よく知らないけど親戚らしい人」と
「『あなたが赤ちゃんのころ会ったのよ』なオバチャン」。

『…だれだよ？』なんて思いつつ笑顔で会話。

日頃、親戚付き合いの席にほとんど顔を出さない私は
もうナニガナンダカワカラナイ～～～～～。

そんでもって…みんなが
「いくつ？」
「結婚は？」…なんて言ってくれちゃうもんだから
まぁ…疲れるのなんの。

まぁ 葬式って結婚式より親戚一同揃い踏みしますしな。

そんなもんよね…。


疲れました。
今日はもう休みます。

明日は通常通り、営業致します。