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テーマ:暮らしを楽しむ(388209)
カテゴリ:お馬鹿な日々
西から昇ったお日さまが
東へ沈む これでいいのだ これでいいのだ ボン ボン バカボン バカボンボン 天才一家だ バカボンボン バカでなくてもバカなのだ それが天才だ これでいいのだ これでいいのだ ボン ボン バカボン バカボンボン 天才一家だ バカボンボン 昨日逝った天才に~~合掌。 ご冥福をお祈りします。 ←本日のお薦め。 着まわし力抜群な一枚でございます。 柄は人気のギンガムと、こちらのエスニックかつ ノスタルジックな柄の2柄でございますよ。 詳しくはJasmine.HPでチェック。 http://www.maomaojasmine.jp 最近は、あまりの蒸し暑さに早くに目が覚めます。 しかしどんなに早く眼を覚ましても、すでに蝉が鳴いておりまして・・・ 日々「また先を越された」という意味もない敗北感に苛まれる日々でございます。 悔しい。 「しかし悔しがるところはそこじゃないぞ!ジャスミン!」と己にツッコミを入れつつベッドを離れるのが日課となっております。 そういえば、蝉という虫は・・・ 6~10年も地中で暮らし、地上に出て数週間で死ぬそうで・・・ きっと本人はそんなことは考えちゃいないのに・・・「諸行無常」だの「気の毒だ」「はかなげだ」などと勝手なことを言われる存在でございます。 「地中で!何年も暮して・・・地上に出てきたら数週間の命なんですよ。 みなさんどう思いますか?? かわいそうでしょう?」 小学校のころ私が嫌いだった、当時まだ新任の若い担任のY先生が・・・ 説教風に、お仕着せがましくそう申したのをジャスミンははっきりそう覚えております。 『どう思うもこう思うも・・・地上で鳴いてるのが数週間なだけで・・・ 地下では、6年生きてるわけだろ? 地上=楽園だとなぜこの教師は思うんだろう・・・。 地下に居続ける虫はどうなのか? もっと寿命の短い虫もおるわいな。 つか・・・ かわいそうだ、哀れだなんだのというのは、人間の勝手な見解ではないか。 蝉自体はそんなこと考えちゃおらぬわよ。お馬鹿なことをいう教師である。』 ・・・としみじみ考えた小学生の私であったわけでございますが。 だがしかし。 屁理屈こねても蝉は6年も10年も地中にいて、地上に這い出して・・・ 「おれの~~~嫁に~~~こないかえ~~~~~!」 「だれか~~~おれの~~~子を産んではくれまいか~~~!」と狂気の沙汰で泣き叫び 本懐を遂げたのちに(中には遂げられないやつもいるだろうけど)死んで行く事実には変わりはないわけでございます。 かわいそうだなんだという感情は抜きにして・・・ その姿が実際、思いがけなく大きく、近くで見ると思いがけなくリアルだったりする事実も置いておき・・・ ある意味、シンプルに感動的なことでございまいますのです。 「なんだか・・・蝉の脱皮が見たい。」 そういえば小学生のころに見たことがあるんですよね。 カタイ殻をメリメリと破って、青白いふやけたような蝉が出現する様はなんとも神秘的でございます。 妙にそんな気になりまして・・・先日ちょっと早起きして近所の並木道へ。 ここは毎日うるさいほどの蝉が鳴いておりますのでね。 見られるやもしれない・・・そう思ったのでございますが。 そこにあるのは・・・蝉の抜け殻・・・だたそれだけよ~~~ん。 まさに空蝉。 中身空っぽの琥珀色の物体のみ。 あとで調べたら、蝉っちゅうのは夕方に地下から這い出してきて・・・夜に脱皮するんだそうですよ。 (無防備なときに敵に襲われにくいように昼はやらないんだって~~) 「ち・・・ぬけがらか・・・。」 ジージーミンミンワシャワシャと蝉の泣き叫ぶその木の根元で・・・虚ろな殻をそっと手でつまんで、木の根っこあたりから引きはがします。 思いのほか・・・軽い。 それでもって・・・「よくできとるな~~~~」と観察していると・・・ むむむ・・・背後に気配。 かえり見ると・・・近所に住んでいるのであろう母子の姿。 朝のお散歩のようでございます。 「おはようございます。」と挨拶を交わすも・・・男の子の視線は私の持っている空蝉に集中。 「ほら~~~蝉の抜け殻だわよ~~~~。たぶんアブラ蝉かと思われるよ。」と差し出しますと・・・ 「ちょ~~~だい。」と男の子。 いや~~~私もさすがに蝉の抜け殻を持ち帰る年齢でもないので・・・ 「はい、どうぞ~。探したらもっといっぱいありそうだよね~~」と申しましたら、 男の子・・・ 手に大事そうに抱えていた大きめの菓子箱をよいしょと地面に置きまして・・・箱のフタをひょいととりました。 ぎょえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっっ!!!!!!! そこにあったのは・・・蝉の抜け殻の大群!!!!! もうギッチリ!!!と詰められているわけでございます。 幅30cmほど深さ5cmほどの箱ですよ。 それにビッチリ!!蝉の抜け殻!!! いや~~~なんでも・・・大量にあると気持ちが悪いですよぅぅぅ。 「・・・た・・・たくさん集めたんだねぇぇぇ・・・」と申しますと、 彼は私の言葉も無視して私から貰った蝉の抜け殻をコレクションボックスにそっとおさめたのでした。 「なんか蝉の抜け殻に凝っちゃってて・・・」と私と同年代らしききれいなお母様は苦笑い。 わかるわ・・・これ・・・部屋の中にあったら怖いよぅ。。。。 しかし・・・お子ちゃんの気持ちもわかる。 見たところ幼稚園に通っているくらいの年齢の男の子。 このくらいの時って何かに「嵌る」と収集したくなっちゃうんだわよね。 私もきれいな石を見つけては拾ってきたり・・・ 弟もなんだかガラクタをお菓子の空き箱にいっぱいため込んでいたり・・・したよな~~~~。 一度なんか、水路に居た「タニシ」を大量にバッグに詰めて家に連れて帰り・・・ そのまま忘れて、腐ったタニシが異臭をはなち母にモーレツに怒られたこともあったっけか。 ああ・・・そうだ。 アシナガバチの巣をとって、机の引き出しにいれておいたら巣の中の卵が孵化して蜂になってて大騒ぎになったこととか・・・ カエルを虫籠いっぱいに捕まえたり・・・そうだわ。蛇の抜け殻や蝉の抜け殻も集めたわ。 生き物系はあまりいい結果を生まないのが特徴だわね。(母も怖がるしね) なんかいろいろやったもんでございます。 大人になったら、「なんでこんなこと???」と思うことですけんども。 ちびっこにはとても大事なもんなんでございますわよぅ。 気持ち悪いけど、ハハは我慢しかないんですな。 ひきつる笑顔のお母様を横目に・・・ちびっこと一緒にしばし蝉の抜け殻とりに興じたジャスミンでございました。 「これさ~~~デカイしなんかぶっといからクマゼミぽいよ!」 「クマゼミ???クマゼミこのまえ見た!」 「クマゼミかっちょいいよね~~。ボディはさ~~~黒くて羽は透明だもんね~。 裏っかえすとやっぱ気色悪いんだけどね。 デザイン的に秀逸だわよ~~~~」 「これは~~~??」 「これは~~~たぶん小振りだからアブラゼミじゃない~~?でもセミ博士じゃないから私わからない~~~。 自分で調べな。面白いよきっと~~~。」 「これは~~~???」 「う~~ん・・・判断付きかねるね~~~。抜け殻図鑑とか欲しいね~~~。アマゾンで探したらありそうだよ~~。 お母ちゃんに買ってもらえよ~~」 「あまぞん・・・?」 ・・・なんて・・・平日の朝に子供と蝉の抜け殻取りに励む30代女子が・・・ 母の目に「危険人物」に映っていなかったことだけをセツに願うジャスミンです。 あ~~~~チクショ~~め! 蝉の声で暑さ倍増だよぅ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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