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カテゴリ:たわごと
みなみなさま・・・
改めまして・・・新年明けましておめでとうございます。 Jasmine.は本日より仕事はじめでございます。 お正月は、いつものごとく実家にて過ごしました。 案外バタバタな正月何でございますよ。 たかが年が改まるだけなのに・・・なんでこんなに慌ただしいのか。 毎年毎年思うジャスミンです。 とはいえ、今年は元日の年始客も例年よりは少なく・・・ だいぶのんびりとしたお正月でございました。 しかし事件は起きるもの。 ええ。 それは1月2日の朝に起こりましてよ。 朝・・・己のベッドの中でつらつらしておりましたらば・・・ 庭でなにやら大声が聞こえてまいります。 「ぬぅ・・・あの甲高い声はママンだわ。」 しかし無視して寝ておりました。 うちの実家は本当に些細なことでいつも大騒ぎしておりますのでね。 あまり気になりもしないのですわ。 それから30分ほどして、起きてまいりましたら・・・ 母はまだ興奮さめやらぬ様子でこう申したのでございます。 「とうとうやったわ!!」 とうとうやった? 宝くじでも当たったか? 嬉しすぎて、庭を駆け回ったりしたわけか? いや・・・もっと些細なことに違いない・・・と思っていたら、案の定でございました。 「ゴイサギを討ち取った!!」 ゴイサギ。 それはママンの宿命のライバル。(つうか実力はゴイサギのほうが上) 冬になると庭に襲来するゴイサギとママンの戦いは、毎年恒例となっておるのでございます。 ゴイサギの狙いは・・・池の鯉。 うちの庭にある小さな小川には、鯉やフナが住んでおります。 昔は結構派手なやつがいたんですよ。 小林幸子の振袖みたいな鯉とかね。 しかし・・・野良ネコに獲られ、大型の鳥に獲られ・・・数は減ってしまいました。 派手なのからやられる運命なので(目立つ)残っているのは黒いのばかり。 しかも、大きいのから食われてしまうので池の魚は絶滅寸前なのでございます。 しかし、自然と言うのはエライもので。 「もういなくなったな・・・」と思っていても、毎年春には卵がかえり・・・稚魚が生まれるのでございます。 というわけで・・・現在は、チビなお魚がちょろちょろと池を泳ぎまわっているわけですが。 冬になると餌が乏しくなるのか・・・サギが集団で飛来いたします。 もともと、鷺の多い土地なんですけれどね。 普通の川や池で魚をとるよりも、うちの庭で魚をとったほうがきっと効率がいいのでしょう。 魚が逃げ込むところも少ないし。 なかなか小ずるいヤツらでございます。 シラサギ、ゴイサギ、アオサギ、などなど・・・来ないのは結婚詐欺くらいのもんですわ。 まあ「自然にまかせておきなさいな」と言う私ですけれど、 ときどき餌をやったりしている母は、家族がみすみすやられるのを手をこまねいて見ている気分にはなれないらしく・・・ 「うちの庭に勝手に侵入して!!!魚をとるなんて許せない!!!」そうな。 それに、フウタさんもテンスケさんも(飼いネコ)「そうだそうだ!」と同意。 ・・・毎年冬になると、猫2匹と母が鷺を追い払って庭を走り回るんでございます。 とはいえ。 相手は野生の鳥でございます。 母は、手の長い箒を振りかざして庭を走り回っておりますが(ちょっとした見ものです) もともとドン臭い母に捕まるほど鷺も間抜けでございませんのよ。 (先日は小石を投げつけたらそれがうちのフウタさんに当たってしまうという失態も。) 母は一度もこの戦いに勝ったことがないのです。 余裕でかわされ、ふふふ~~ん♪と鼻歌まじりで、低い松の枝に3Dで逃げるのがオチ。 母がいなくなれば、ヒラリと舞い降りてきてまた魚をついばむのでございます。 「きぃ~~~っっっっ!!!それがまた可愛げがないったら!!」 と母は己のドン臭さは棚に上げてますます鷺に闘志を抱く始末でございますの。 その母がゴイサギを討ちとった??? 「すごいじゃない・・・朝っぱらから庭で大騒ぎしてると思ったんだよ・・・。 近所に恥ずかしいからやめなさいってば・・・。」 詳細を聞きましたらば・・・正確には鷺をうちとったのはネコでございました。(やはり) しかも、狩り猫フウタさんではなく、ボケ猫のご老体猫テンスケさん! 彼も若いときは蛇だのトカゲだの雀だのを狩るネコでしたがね。 もうここ10年は何も獲ってはこなかったんですわい。 そのテンスケさんが、朝庭で日向ぼっこしてるときに飛来していたゴイサギを・・・獲った! すごいぞ・・・テンスケさん。 すぐに「ぎゃあ!」と鳴いた鷺にビックリして母の後ろに逃げて来たらしいのですがね。 その鷺に向かって、母が箒をバサリ!と振り下ろしたんだそうでございます。 「・・・あんたたち・・・よってたかって可愛そうじゃないかよ。ゴイサギが!」 「いんや!池の鯉さんを食べるからいけないんだ!」と母・・・。 ゴイサギが猫と母に襲われた犯行現場に行ってみますと、ゴイサギは父が隣の空き地に逃がした後でございました。 空地をひょいと覗いてみると・・・ゴイサギが1匹うずくまるようにしておりました。 死んではいないようですが・・・羽を痛めたかな? それともびっくりして動けないのかな? 「すまんが・・・うちの鯉に手を出したお前も悪いんじゃよ。」 まるでヤ●ザな発言をしつつ・・・その場を立ち去ったのでございましたが。 やはり気になってあとで覗いてみると・・・すでにそこに鷺の姿はございませんでした。 ノラ猫に獲られたんでなきゃいいけどねぇ。 本当にお気の毒なゴイサギさんなのでした。 しかし翌朝から集団で飛来していたゴイサギは来なくなったとか。 少々良心が痛んでいた母も「これでいいのだ」呟いておりました。 ま・・・ ゴイサギは来なくなったけど・・・アオサギや、その他はまだ来ているようで。 戦いに備え、箒を振り回す母の姿がございました。 腰・・・痛めんなよ・・・。 つうかアオサギはデカすぎるからさすがに無理ですよ・・・母・・・。 *ゴイサギさん。。。いなくなってたけど、大丈夫だったかにゃ・・・。 まだ幼鳥だそうです。よけい心が痛いですな。* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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