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ちょこっとバタバタしております。
私がバタバタしたところで、何かが変わるわけでもないのですが なんだか落ち着かない最近です。 叔母の容体は、あまり変化なしです。 しかしあと1~2週間と言われたにしては、割と元気に見える・・・とのこと。 「1~2週間」というのが間違いであることを祈るばかり。 先日、叔母の担当医が・・・ 「もってあと1~2週間。肝移植しか方法ないですね」と言ったので家族親戚は大慌て。 すぐに叔父が肝臓を提供すると名乗りをあげて、検査をうけました。 本日、移植をする大学病院で検査結果の説明がありました。 結果。 叔父の肝臓は使えないようです。 今朝、涙声で電話がありました。 脂肪肝と高血圧のせいだとか。 健康体でないと愛する人に肝臓もあげられない。 あ~いやんなっちゃうな。 私も、日頃の不摂生を正そうと己に誓った瞬間でございます。 うちは父方の新先とは付き合いはないので、母方の親類とは仲がいいのでございます。 うんと仲良し。 だから、私、肝臓の三分の一くらいあげるのは何ともないわ。 でも法律がそうなっていないんだって。 叔母と私は三親等じゃないからね。 つまんね~法律だ。 私がやるつってんだからもってけヨ。 ・・・と暴れたところでどうにもならんので、暴れません。 しかし、はやく肝移植をしないと叔母ちゃん死んじゃうってさ。 なんたるむごいタイムリミット。 ・・・そんな思いを全員が噛みしめていたら、なんとビックリなことがわかりましてよ。 大学病院の肝移植担当の医者が言うには 「ドナーもですけれど・・・ 患者さん本人がこんなに弱っている状態では、肝移植なんて普通・・・絶対無理ですよ。」 ですってさ。 なんでしょね。 ちょっと笑っちゃいました。 じゃあなんであの藪医者は「肝移植以外ほかに道はない」なんて言ったのか? 叔父が「移植をお願いします」って申し出たときに「それも無理だ」となぜその時に言わなかったのか? 自分で自分のことを「肝臓だったら僕は日本で三本の指に入る」なんて豪語したあの藪医者ですが、 (この段階で私は『この馬鹿ヤブ医者を信用すんな!』と言ったんですけどね。。。そんなこと自分で言うやつは阿呆以外のなんでもないじゃろ。) その「肝臓の権威」は叔母の状態では、肝移植なんてトンデモナイってことは解らなかったようでございます。 いや、投げたんじゃろ。 中途半端なことを言いやがって。 親族を浮足立たせて。 残酷じゃない? みんながみんな、それぞれに悩みました。 叔父も従兄弟たちも、うちの両親も弟も私も。 みんな「肝臓提供したい」と結論を出したんでございますよ。 それで叔母が助かるならってさ。 まあ・・・結果私たち家族は三親等以内じゃないからダメだったけどね。 しかも肝移植となりゃ、あの藪医者のいる田舎の公立病院から大学病院に移れるでよ。 「転院は患者の負担になるから、絶対ダメだ。」と言われていたけど肝移植となれば病院が運んでくれるしね。 とにかく「みんなで話をして、がんばろ!」って話をしたんでございます。 そこに・・・本日の結果でございます。 吉本か? 喜劇だな。 コントかよ。 「大体・・・救急車で運ばねばならんような患者に肝移植なんて到底無理ですよ・・・。」 ふ~~~ん。 なんじゃそりゃ。 軽くみんな笑っちゃったわよ。 叔母も笑っちゃったそうですよ。 吉本コントじゃ全員でコケるとこよね。 ふふふ。 知らなかったよ。 ワタシタチ、医者じゃないからさ。 まあ・・・「日本で三本の指に入るんだ僕は!」な自称肝臓の権威ですら、それは解らなかったんだから シカタガナイワヨネ。 お願いだからあと2本の指に入る医者には、どうぞシッカリ教えておいてあげてほしいもんです。 なんちゅうか。 悲しいというか、怒りで震えてます。 お腹すきました。 怒りの消費カロリーはかなりのもんなんだと思っています。 怒りダイエットの本でも出すかね。 叔母は今の藪医者以外にセカンドオピニオンもしておりました。 いえ、サードもやった。 そして全員の医者が「癌だけど、そんなにひどい状態じゃない。開腹は体力落とすからね。ときどきラジオ派で焼いていくのがいい」って同じことを申しました。 で。 2番目に見てくれたA病院の医者の説明がとても丁寧だったので、A病院へ移ろうとしたんですけんどね。 最初にかかった「肝臓の権威」が言ったんじゃ。 「A病院?そんな病院あるのか?そんな病院聞いたこともない。 だいたい・・・肝臓については僕はかなり有名なんだ。云々」ってさ~~~。 わたしゃ「なんじゃこのハナクソ医者は。だいたいそんな名医で日本の3本指にはいる医者がこんなド田舎の病院にいるもんか。」と思いましたけどもね。 家族は、心強い言葉を信じたいんだよね。 しかも・・・お家から近いというのも決め手になったんじゃよね。 結局叔母は「肝臓の権威」のいる公立病院へ。 どの病院を選んでも、もしかしたら同じ結果だったかもしれません。 イシャでもイリョウカンケイシャでもカンゾウノケンイでもない私たちには知りようのないことでございます。 叔母がこのような容態になったことについては、私はしょうがないと思う部分んもありますわ。 いや、あきらめではありませんよ。 でも。 病気ですもの。 急に悪くなることだってあるでしょ。 それは誰にもわからんよ。 ええ・・・医者にだってわからんことは山ほどあるはずだよ。 にんげんだもん。 そこはね・・・責めたいけど責めちゃいかんとこだと思う。 ただね・・・この病院にかかっていて、何度も何度も「なんかちょっとおかしくない?」という対応や 「本当に大丈夫??」という場面に出会ってまいりました。 いや、そのたびにちゃんとフォローをしてくれたら・・・ しっかり説明をしてくれたら・・・ここまでの不信感は募らなかったのかもしれません。 しかしなんのフォローもないままに・・・ 「一時入院」だった叔母は、いきなり「あと1~2週間の命」の宣告を受けちゃった。 納得いかなくなるのは当然でございます。 私はね。 医者は命を救うのが仕事だとは思います。 しかし、ヒトは死ぬもんだし、救えない場面もきっと山ほどある。 それはしょうがないんでございます。(しょうがないなんて言いたくないけど) 医者のせいじゃない。 誰のせいでもない。 ただね。 救えなかったとき・・・、患者が病院で亡くなるとき・・・ 患者とその家族に「納得させる」ことも医者の仕事なんだと思うんじゃ。 手を尽くしてもらった。 本当に、一生けん命やってくれた。 残念だけど・・・ありがたい。 残念だけど・・・仕方無い。 そう思わせななくちゃならんと思うんだ。 なかなか難しいことだと思うけど。 でも、すごく大事なことなんだと思う。 いかに知識や技術のある名医でも・・・それができなくちゃ藪医者だと私は思うんだ。 上手く言えないけど。 様々な意見はあると思うけど。 私はそう思う。 叔母は結局、「動かせない」状態ですのでこのまま今の病院にいることになるでしょう。 叔母の回復力を信じるのみでございます。 ええ。 「肝臓の権威」とやらが間違うことはあるんだもん。 1~2週間の命なんちゅうのも間違っている可能性は大ですわ。 そんなの誰にもわからない。 希望はある。 とにかく。 叔父たち家族、そしてうちの家族全員で叔母のサポートをしていけたらと誓った今日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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