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テーマ:心のままに独り言(8823)
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朝、まだ冷え切った部屋からカーテンを少しだけおし開けると
その汚れたガラスの向こう側にチリのように舞う雪と、 解けずに残っているそれらの姿が目にとまり。 「うげ・・・寒っ・・・」 ・・・と毒づきつつ・・・ 怖いもの見たさでガラス戸を少しだけすかして見てしまう私がおります。 10センチほどの隙間から、キンキン冷え冷えな空気とともに・・・ 溶けかけの埃っぽい・・・だけど鮮烈な雪のにおいが部屋に入り込んでくると、 妙にタバコが吸いたくなってしまうのは私だけでございましょうか? 喫煙者、もしくは喫煙者だった人間は誰でもそうか? いんや、私だけかもしれません。 やめて、もう10年になりますけれど・・・あの、埃っぽい匂いのだけど冷たくて新鮮な空気を吸い込むと どうも、タバコが吸いたくなってしまいます。 なんだろね。 誰か近くに喫煙者がいたら「1本くれないかね?」とお願いしちゃうかもしれない。 いんや、多分、しないけども。 稀に見る大雪に見舞われた福岡。 ・・・とはいえ・・・この程度。 雪国の方が見られたら、「雪のうちに入らない」程度かもしれませぬが。 福岡の平地でこれだけ積もるのは何年ぶりでしょうか。 昨日の朝に、チラチラと舞いはじめた白い結晶は・・・ お昼にはどんどこどんどこ・・・と降りまくり・・・ 私が家路へと帰るころには、まっしろ。 街はひっそりとひそやかに静まりかえっておりました。 さすがに大人になりますと・・・ 「あ~~~~もう・・・勘弁シテヨ・・・」と泣きごとを言いたくなりますけれども。 しかし、めったに降らぬ雪。 そう・・・・稀に見る雪に、どうしても興奮してしまうのが九州人の血というもの。 昨夜は、家に帰る途中に無駄にいろんなところに足跡をつけたり・・・ 雪を蹴りあげてみたりで、ひとり大騒ぎをしながら歩いてしまいました。 ダフナのジョッキーラバーブーツが大活躍。 長靴万歳。 家に帰りついてからも、なんだか興奮さめやらず・・・ もう一度長靴をはいて近所を徘徊してみたりしましたが・・・人っ子ひとり・・・猫の子一匹おりませんで。 キーーーーーンと静かな夜に、サラサラとかそけき音をふるわせて降る雪の中を 一人ザクザクと音をたてて徘徊しておりましたらば、なんだか急に虚しさと、寒さが襲ってまいりまして・・・ 「ああ・・・さぶさぶ・・・」と・・・ 足早に部屋に逃げ帰ったジャスミンでございました。 今朝まで、まだ降っていた雪でしたが、昼頃には雨に変わったようで。 積もっていた雪も、べちゃべちゃと溶け出して。 なんだか街は一気にみすぼらしくいつもに増して汚らしく見えますわ。 昨夜にもっと遊んでおけばよかったか。 ちょっと残念。 かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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