今日は母の日。

かあさま。産んでくれてありがとう。

育てていただいて感謝しております。
あなたの頑張りも虚しく・・・
無駄に年をくった取り柄のない３３歳になってしまいました。
本当にごめんなさい。
今後もなるべく成長すべく努力しますが、
しかしもう・・・そう大幅な成長も望めない気が自分でもしています。
向上心が乏しくてごめんなさい。

未だに孝行のひとつもできておりません。
せめて結婚でもしてたら、メンモクもたつんですけど。
こんな愚かな娘を許してくださいませ。
でも、身捨てずに親でいてくれてありがとうございます。

感謝。合掌。これからも健康で長生きしてね。


最近、近所の家に赤ん坊が生まれたようで・・・
昼夜を問わず、早朝も厭わず・・・オギャアオギャアと泣いています。

サカリのネコと同じ声なので・・・
「こんな時期にサカリ猫？？」と思っておりましたら、どうやらヒトの赤子のようですわ。

しかし赤子というのはああも泣くものか。

おんぎゃあおんぎゃあおんぎゃあおんぎゃあ

ナニが悲しいのか。
ナニが切ないのか。
急にこの世に引きずりだされて・・・悲しい理由も切ない理由もなんだか解る気もするけれど。

とにかく、泣きつづけ、喚きつづけ・・・。

私は、友人の産みおとして間もない子を見たことがありますが（遠巻きに）
それはそれはびっくりするほど小さくて、びっくりすぐほどシワクチャで、
まさかコレが人間になろうとは？？と疑われる容貌をしておるのです。
ええ。
小さいのよぅ。
もう間違って踏んじゃったらどうしようって思って・・・
遠巻きに見ているのに挙動不審になるくらい。

しかし・・・その小さいサル顔の異星人は・・・
びっくりするほどの音量を発するのでございます。

私は思わず痴漢撃退用の手のひらサイズのアラームを思い浮かべたりしたのだわ。
（すんごくちっちゃいのに、紐を引くとすんごい大音量。しかも止め方がわからん。）

隣の部屋で泣いているのなら「うるさいわねぇ」と文句のひとつも言いたくなりますが
どっか近所で泣いているだけでございます。
どっか近所の一軒家でしょう。
そううるさくはないんですわよ。
でもね。
よ～～～く響くんでございます。

「あ。また泣いてる。」

１日中、部屋にいるわけでもない私が・・・何度も何度も耳にするんでございます。
きっと一日中泣いているんでしょうな。

赤子が一人で住まっているわけでもございませんでしょう。
きっと親がおるはずでございます。
・・・ということは。

１日中・・・あのおんぎゃあおんぎゃあおんぎゃあおんぎゃあ・・・に付き合っておられるということだな。

もうそれだけで頭が下がる思いです。
あっぱれ。
おっかさん。

ああいう騒々しいのが同じ屋根の下にいるというだけでも
私は多分発狂する自信が十分にございます。

それをずっと面倒見てるんだよねぇ。

ごはんを与えて、おむつをかえて、風呂にいれたり、あやしたり。

猫の子みたいにすぐには大きくなりゃあせんので。
そんな生活がずっと続くんだな。

偉いぞ。かあさん。

自分には絶対無理そうだ・・・というのが目に見えて解る分だけ・・・
世の中の「ハハオヤ」には尊敬の念を持って見てしまうジャスミンなのです。

地球上の全てのお母さん。
ありがとう。