別府と言えば・・・温泉天国。
しかし、観光の定番は地獄めぐりでございます。

まだ１０代のころ家族で行ったときも地獄めぐりはしたかもねぇ。
あんまり覚えていませんが。
バスでも巡れそうですけれど、結構離れている場所もあったりするので
なんだかんだでやっぱりタクシーがあってよかった気もします。

最初は、間欠泉で有名な竜巻地獄。
数十分に１回温泉が吹きあがるというものですよ。
これって結構珍しいノダ。
ちなみに、竜巻というからには吹き上げた温泉がトルネードするのかと思いきや
ちょっとした噴水程度でございます。


＊裏にバルブがあったら面白い・・・＊

お次は・・・血の池地獄。
血の池ですよ。
血の池。
いかにもおどろおどろしい地獄ですが、鉄分の多い泥の沈殿した地獄です。



ここで万病に効くという「地の池軟膏」を売っています。
薬事法的に大丈夫なのかちょっと考えてしまうところですが・・・
しかし血の池軟膏なんちゅうエグすぎるネーミングとパッケージのレトロ具合から思わず買ってしまいました。
塗ると血の色に染まっておどろおどろしいことこの上ないです。
ちなみに・・・血の池プリン、血の池化粧水、血の池饅頭、血の池・・・血の池・・・売っているものは全て「地の池～」なネーミングで大概のものは赤いです。
それもまた面白し。

ここでもドライバーが、撮影のときに訪れたタレントの話を
「●●ちゃんがさ～～～」とちゃん付けで話をして一人で盛りあがっていましたが
そういうのは二人ともオールスルーで行かせていただきました。

お次は坊主地獄。


ここは【地獄組合】に参加していないというので有名なのだそうです。
そんなことよりも、地獄組合という組合のネーミングが恐ろしすぎます。
組合に参加していないせいなのか違うのか妙に静かでした。
しかし群れないなんて素敵じゃないか。
なんでも組合つくって仲良しにやればいいってもんじゃないのだわ。
アウトローかつアナーキー。
坊主地獄に妙な親近感。

しかし一人でやっていくには、いろいろ大変なようで。
宇宙のパワーを取り込もうとしているらしく・・・こんなトイレを設置してありました。



とりあえず、利用してまいりましたが・・・そういえばピラミッドパワーで少し元気になったような気がしないでもないような気がします。

最近パワースポットなどという言葉がはやっているようで。
とくに信仰はなくとも神社や寺に赴いて、いたずらに手を合わせたり
火山や温泉地で地のパワーをもらったりする女子が急増中のようですが
そんな女子にはぜひともこの坊主地獄の便所をお薦めします。

お次は「湯の花」を採取しているところ。
地獄蒸しプリンを食べました。
しごく普通でした。
特に特徴は見られないプリンです。
不味くはなかったです。（特筆するほど旨くもなかった）



最後は、海地獄。
海の色のような綺麗なブルーの地獄なり～。
広大な敷地でございまして・・・熱帯植物園なども所有。
さすが！！【地獄組合】の組合長・・・つまり地獄組長（←超怖い）所有の地獄なり。


＊こぢんまりした温室に綺麗なスイレンが咲いてました。＊



＊久々にイトトンボを見て興奮。
・・・していたら関西人の団体（おばちゃんおじちゃんら）がどやどやとやってきてすべてを蹴散らして去っていきました。
　おそるべし。。。 ＊


で。
終了～～～～～～～！！！！

宿に運んでもらう途中に、
「ジャスミンさん！」と腕を引っ張るツベルさん。
ふと窓越しに外を見ると・・・そこには【秘宝館】。

うお～～～！こんなところにっっっ！
今回の最大の目的ともいうべき・・・廃れゆく日本の観光名所、秘宝館。
「ここもよります」と言いたいところでしたけど。
疲れていることもあり。
何より、このドライバーには言いたくない！ということもあり。

スルー。
翌日、日の高いうちから行くことにしました。
いいじゃないですか。
真っ昼間からの秘宝館。
行ってやるぜ！

・・・というわけで。
１日め終了。
あまりの疲労ぶりにそのままぐ～ぐ～～～寝てしまいました。

よく寝ましたよ。
ひっさしぶりに。

続く。