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テーマ:旅のあれこれ(10280)
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翌朝は8時半に起床。
レイトチェックアウト(12時)のプランなので、もっとゆっくり寝ててもいいのですけれど しかし朝食は9時からですので起きねばなりますまい。 ハッキリ言って腹は空いておりませぬ。 このお宿・・・食事はとても美味しく手が込んだものでありまして。 夕食も美味しく頂戴したのですが、なにせ量が多かった・・・。 頑張って食べましたが、ナントカ牛の鉄板焼きとかいうのはほとんど残すありさまで。 そんななので朝食でもお腹が空いているわけもないのですわ。 しかしついているものは、頂きます。 ・・・なんとか朝食をとって部屋に戻り、部屋についている露天風呂に浸かってまた寝て・・・起きて寝て・・・ぎりぎりまで寝て。 ぎりぎり12時にチェックアウト。 本日の予定。 メインイベントは「秘宝館」でございます。 宿の方が 「お送りは無料でタクシーをご利用いただけます。どちらまで利用されますか?」 ・・・と言ってくださったのですが・・・ まさか「秘宝館へ」とはまだ僅かにのこっている乙女の羞恥が私の口に言わせず。 「白池地獄まで。ほほほ。 昨日はいろいろまわったのですけど、鉄輪のほうの地獄はまだなので~ めぐって帰ろうと思いまして♪」 白池地獄の隣に、あるんですよ。 秘宝館てば。 ・・・男子がエロ本を買うのにジャンプとマガジンの間に挟んでレジに行く心境がやっと解ったというもんだ。 というわけで。 タクシーで白池地獄まで。 で・・・白池の前は素通りして、秘宝館へGO。 つうか秘宝館の前で写真撮影なんかやりまくっちゃったので(もちろん人物入りで) 乙女の羞恥ってなんだっけてなもんで。 最初から「秘宝館へGO!」とタクシーに告げてもよかったじゃんか・・・と今になると思う次第。 秘宝館。 それは、廃れゆく日本の観光名所。 外観はこんな。 秘宝館の字が、「ベルサイユの薔薇」っぽくてなんともエレガントかつパッショナブル。 入口でチケットを購入。 おひとり様700円でございます。←結構な価格 チケットのほかにピンクの紙を渡されて・・・ 「空クジなしの福引をやっていますので、よかったらどうぞ♪」と言われまして。 入ってすぐの場所、おとなのオモチャ販売(おとなのお土産コーナー)カウンターの上に福引所が。 さっそくやろうとしていたら・・・ 「300円頂戴します!」と係のお姉さん。 「ええ???別料金?????」と思ってさっきもらったピンクのチケット状の紙を見ると 「空くじなし!300円を添えて係にお渡しください」とあります。。。 なんじゃ。。。 そのシステム・・・つうかその紙いらんじゃろ??? ・・・しかし空クジなしとのことなので、300円で引いてみました。 案の定、ツベルさんも私も3等。 「え~~、ローションかコンドーム1個かこちらの人形のキーホルダーの3つからお選び頂けます。」 ・・・とのことで。 さまざまな体位を組み合わせて作ることができるというステキ人形キーホルダーを頂くことにしましたわ。 (あまりに露骨な形状のため、画像はUPしないことにします。でもすごいバカバカしくて面白いです。) 300円で買ったと考えると恐ろしく高い買いものですが、夢を買ったと無理やり思いこむことにします。 入場すると、すでに先客が。 年のころも私たちくらいの女子3人組が大笑いしながら展示物を見て回っております。 結構、人気な秘宝館なのでした。 露骨すぎてもうすでにエロを通り越し、笑いを誘う展示物の数々。 インカの出土品から、各地の信仰対象「ブツ」とか、世界のナンタラとかにはじまります。 人間なんちゅうのは、どんなに文明が進歩したところで根本は一緒なのよね。 生殖行動ちゅうのは、動物の基本でございます。 それが信仰の対象になったり豊穣のシンボルになったりするのは当たり前な気もしますが なんかそんな理屈ぬきにダイレクトに笑えます。 その他にシマウマの剥製(交尾中)とか、クジラの「ナントカ」とか、ウマの「ナントカ」・・・とか。←だいぶ面白い ジェーンフォンダの蝋人形とか。 謎のSMの女の蝋人形とか。←タイトルに【SMの女】と書いてありましたが漠然とし過ぎだと思いました。 エマニエル夫人の蝋人形とか。←スイッチを押すとパンツを犬が引っ張るという仕組みです。おバカすぎて面白いので何度もスイッチを押してしまいました。 広重の春画(江戸時代のエロ本)の下手すぎるレプリカとか。 四十八手指南映像上映とか。 ほかにもいろいろいろいろ。 もうなんか下世話すぎて、馬鹿すぎて、露骨すぎて、突き抜けすぎてちょっとしたアートの域ですわ。 なんでもやりきった感が大事なんだ。 気取ってなんになるっていうのさ。 全ての仕掛けがチープすぎるのもまた哀愁があって宜しい。 昭和はよかった。 そう・・・しみじみと目を細めること請け合いなり。 こんな刺激じゃ情報氾濫社会育ちの現代っ子は物足りないことでしょうな。 現代のエロDVDと日活ロマンポルノの違いなわけよ。(なんだそれ) エロスの哀愁とそれに振り回される人間というもの滑稽さがね。 そこはかとなくにじみ出る昭和的空間なわけですよ。(そうなのか?) 全てのライトがピンクすぎて目の悪い私にとってはちょっと見にくかったけれど。 あのライトは淫靡を追求した結果なのでしょう。 見辛いくらいが、エロさ倍増。(?) いやそれ以上に、つくりの雑さなどをごまかすために暗めのライトであることも間違いないのだけどね・・・。 下手な絵も照明が暗いと上手く見える・・・というのは定説。 撮った画像がいっぱいありますけど・・・ 公開していいものかどうかちょっと考えものなのでとりあえず控えておきます。 (あまりに露骨で下品なんでね。ほらショックを受けるヲトメがいるといかんし。 青少年のためによくないとかPTAな人に怒られそうだし) 最後に生年月日であなたのセッ○スを占います!なコーナーもあり。(300円) 占い大好きな乙女も大満足間違いなしですよ。 別府に行った際は、ぜひ・・・昭和の素敵スポット秘宝館へどうぞ。 (まわしもんではございません) ・・・というわけで。 帰りについでに、かまど地獄に寄って帰りました。 地獄はついでよ。 あくまでも。 ・・・続く。 <秘宝館参考資料> おちゃめなボタン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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