どこの親御さんもそうかと思いますが・・・実家に帰ると・・・
帰り際に・・・

「これ持って行きなさい」
「これ食べなさい」
・・・といろいろ持たせてくれたりするものでございます。

米に醤油に野菜に果物に。。。
別にうち・・・農家ではございませんのでね・・・買ったものに違いなし。

「う・・・ありがたいけど・・・いいよ・・・重いから。。。」と断ってはみるものの。
（いや、もらったら本当にありがたいんですけどね。
でも、本当に重いんですよ。
しかも、実家に泊まって直で出勤する日なんつうのは、それらを持って店に行き・・・
帰りにそれをヨイショと担いで帰らねばならぬのでなかなか大変でございますのよぅ。）

すべてをかわすことなどできず、いただいて帰るものも多いです。

先日も～～
果物に漬物に（これがまた匂うから結構気を使う）お菓子を頂戴してきました。
水曜日に実家に泊まり・・・木曜日の朝に実家から電車でゴトゴトゆられて職場まで。

で。
その日の夕方・・・お腹がすいた・・・ということで、母がくれたお菓子をつまむことにしましたのよ。

なんだか素朴な形のｸｯｷｰでございます。
「道の駅で、手作りって売りよったの」というそのクッキーの包みを開けてパクリ。

すると。
明らかに・・・なんだか・・・しっとり・・・。
「ん？？」

もうひとくち・・・。
う～～～～ん。。。しっとり・・・。

ソフトクッキーなのかもしれませんわ。。。
しかしなんだかどうもどうも・・・なしっとり具合。
ソフトだけど・・・
どっちかというと・・・がっつりシケってるかんじなのよね。
梅雨時に半日テーブルの上に置いておきました・・・みたいな。
いや、かじったことはないですが・・・台風のあとの土壁みたいな。

ここだけの話・・・決して旨いものでなし。（味もなんだか微妙）

さては・・・？
とパッケージを見てみますが・・・
手作り販売のためか消費期限など書かれておらず・・・。

うぅ～～～むぅ。。。
なんつうか。。。
食べるか、食べまいか・・・ちょっと考えるところでございます。

うちの母。
ちょっとというか、だいぶナチュラル傾向の強い方でございます。
自然派オーガニックしか食べません！とかいうんじゃなくって。
本人が、ナチュラルなんですわ。
いわゆるひとつの天然。。。

小さいことは気にしない。
大きいこともあんまり気にならないタイプ。
すべては己の感覚のみで生きておいででございます。

・・・なので・・・ものの説明書なんか生まれてこの方読んだことなどございません。
（１か月前に買ったリキッドタイプの日焼け止めがどうも塗るたびにカピカピになると思っていたら
　どうやらそれは振って使うものであったということがつい最近判明したそうな。）

そんな彼女が食品の消費期限なんか見るわけがございませんでしょう。
ええ。
酸っぱい牛乳が冷蔵庫に入ってることなんて割かしよくありますのよぅ。
（そんで小さい頃は、それをときどき飲んでいました私。
　口に入れたら吐き出せないアニマルな私は、おかげさまで腐ったものに関しては抵抗力の強い大人になりましたわよ・・・）

「母・・・これはもう・・・５年前のトウバンジャンです・・・」

「あら、何ともなってないからきっと平気よ」

・・・という具合なり。
ま・・・それでも家族は元気ですけどもね。。。

そういえば。
つい先日も・・・昭和の口紅をまだ持ってて驚いたことがありましたっけね。

こういう感じですんで。

このクッキーがただ不味いだけかもしれないのですけれど。
しかし、消費期限切れ疑惑からは逃れられないわけですわ。

ま・・・疑わしいの承知で３枚食べたけども。←腹が減ってた

いつ買ったのか？なんて怖くて聞けませぬ。
いや・・・
知らないほうがいいことのほうが、世の中には多いものですわ。