今日はちょっとあったかい。

ストーブをつけるかどうか迷って、やめました。
ちょっと冷えるけど春らしい日。
少し重たげな空気が春らしい。

ところがね。
出勤しようと外に出たら・・・
なんとまあ・・・お外の暖かいこと。
半そででもいけそうよ。

すっかり春の陽気です。
かわいいスーツ姿のちびっこを見ました。
卒園式？

春でございます。

空気の粒子がどんどん膨らんでいくようなこの季節が
あまり好きではありません。
どんどん重々しい空気にのしかかられるようで。
どうも頭痛がいたします。

しかし。
春は苦手ですけれど。
積極的に堪能してみむと、毎年努力をいたします。

そのひとつが・・・これ。


桜は好かぬが、なんとも旨しさくら餅。



わたしは断然道明寺を支持。
福岡はあまり長命寺タイプを見かけませんが。
あれは関東のスタイルですかしらん？

おめざにエイ！と春をイタダキ。
おいしい緑茶で・・・といきたいところですけれど。
朝に緑茶をいただくと、どうも最近胃に負担がかかるので。
とっておき。
おいしいほうじ茶をあけました。

うん。
さくら餅を食べると、春に打ち勝ったような気になります。
いや。
勝てはしない相手なり。

ついでに、本日の図書。
いや昨夜の読書。
↓


森茉莉　マリアの空想旅行　ちくま文庫

森鴎外の御嬢さん。
森茉莉さんは自由人。
バアサンになっても、自由すぎる乙女さん。

こういうおばあさんになりたいね。
なかなか常人にはムリそうですけれど。。。

旅行がすかぬ森茉莉さんが・・・
写真だけで、古都（奈良・京都）とパリについて書いたエッセイ。

いやなんつうか。
自由すぎます。
この方の場合、小説はどかんとしたカタマリでとらえることが可能ですが
随筆となるとてんでばらばら自由で散らかってて、うらやまし。

私も、話している最中に思考が飛んで急に違う話をはじめたり。
長文を書き始めると、どうでもいい場所へ寄り道をして
本文になかなか戻れないことが多いタイプなので
彼女の随筆はまことにすんなりと飲みこめます。

苦手な人も多いかも。

しかしさすがに鴎外の娘。
日本語の美しさはすばらしい。