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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:ベトナム出張日記
昨日の続きなり。
ベトナムで強烈なメガトン級の胃痛に見舞われたワタクシ。 なじみの病院へ向かったのですけれども・・・ なんと・・・深夜は営業しておらず!!!!! 「嗚呼・・・ワタクシ、ジャスミン! 仕事とはいえもう10年近く通い続けたベトナムで海の藻屑・・・ いや、バイクの排気ガスの塵のごとく散るのは本望でございます!」 思わず何かに万歳三唱してそう言いたくなるような心持ち。 しかし口から洩れるのは 「う~~~~~~~~~~~~~~~~~~」という唸り声のみ。 すると友人とタクシードライバーが話をして・・・ 「夜やってる病院へ行こう」と車を飛ばしてくれました。 で。 到着したのは、はじめましてのBクリニックでございました。 ここも外国人向けのクリニックであるらしい。 救急の受け入れもしているのか、明かりも煌々とついておりまして・・・ 病院についただけでなんだかホっとしたものでございます。 そこには、無愛想な受付嬢となんだか怖そうなナースがひとりずつ。 そして、流暢すぎるエイゴで「まずは問診票をご記入ください」なんていうのですわいよ。 問診票なぞあとにせんかい! ワシは胃が痛いんじゃあ! なめとんのかワレ! ・・・とか言える元気もなく・・・(注:元気があってもレディですから言いませんわよ) 「うううううん ううううん」と言いながら記入。 「ジャスミンさんこちらへ」とナースが笑顔ひとつなく呼ぶもので。 ああ・・・やっと診察か・・・と思ったらば・・・ 椅子に座らされて、「血圧と熱を測って、体重も測りますね。」なぞという。 嗚呼。 流暢過ぎる英語が鼻につくわよ!!!←己の英語力は棚にあげ・・・ ・・・でも「イエス・・・」としかいう元気なしですわ。 血圧をシュッッシュと測りながら何やらオバハンいやナースが私に質問するも あまりに流暢な英語すぎるのと、痛みに神経集中しているので聞き逃し 「?」という顔でオバハンいやナースを見返すと・・・ 「だから。あなたは今、どうしてここにいるの?どこが悪いの??」と大変ゆっくり聞いてくださいましてよ。 くぅぅぅぅ。。。 嫌味なババア・・・いやナースと、己の英語力の貧しさ・・・ いや、弱き胃に嫌気がさしますわ。 「・・・I ハバ stomachache・・・」 「いつから?」 「もう1時間前から・・・」 「夕食は?」 「たべた」 「何時?なにを??」 「セブンぴーえむ ベトナミーズ・・・」 「熱はないわね・・・じゃ体重測るからこっち。」 「ううううううううううう」 なんでそんなにめんどうくさそうなんですか? いやもう痛みだけでないうめき声も上がるってもんですわいよ。 嗚呼。いやな病院だわ。。。。。 なんていやな病院かしら・・・。 しかしここに頼るしかない己の胃に腹がたち・・・ 体重計の上で「ううううううううう」と小刻みに震えてしまったジャスミンであります。 受付嬢はナマズみたいに黙って私を睨んでいたし。 ナースといえば、中途半端な価格ゆえに妙なデコレーションが多すぎる花瓶みたいに妙な威圧感を醸し出しているし。 いったいどんな医者が出てくるというんだぁ!!!!!!!!! つうか私の胃は大丈夫なのかぁ!!!!!!! つづく。 *向こうで胃の調子が悪くなると・・・ニクと決別して、魚を食べます。 野菜もね・・・繊維が硬いので、ちょっと考えものなのです。 これはカーコートーという魚の煮物。 濃そうですが、魚は白身でさっぱりでごはんとあいます。ちょっと和の煮つけと似てます。 今回は、胃痛がひどかったので食堂では粥を。 ベトナムは中国文化も定着していますのでお粥もあります。 中国語と同じくチョウといいます。 しっかりとした味で・・・お粥というより、お米のポタージュスープみたいです。 粒の粘りのないベトナムのお米で作られているので、さらっとおいしいです。 でもやはり、鳥ガラなどのスープで炊いてありますのでヘルシーかといわれれば・・・どうかな。 胃に優しいのはねっとりした日本のお粥ですけどね。* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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