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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:ベトナム出張日記
ベトナム出張中の深夜に強烈な胃痛に襲われたワタクシ。
だのに・・・いつもの病院は夜は休診。 はじめましての病院にたどり着いたのはいいものの・・・ なんとも感じの悪いナースに「ううううう」と唸ってばかりでございます。 一昨日のつづき。 ババアいやナースに待合室で待て・・・と指示され・・・ 胃をおさえたまま、待合室のソファーに腰掛けると・・・ すぐに「あなた・・・こっちへ」とまたあのナースが呼ぶ。。。 診察室らしき扉を開けているところを見ると、やっと診察のようでございます。 この根性の悪そうなナースいや・・・クールなナースのいる病院。 医者はどんなかと思いきや・・・ 案外柔和な顔の、まだ若いまじめな印象のベトナム人男性でございました。 なんだか安心できる顔でちょっとホ。 (ありますよね。安心できる顔とそうでない顔) 「胃が痛いんだって?」 「ええ・・・」 「どんな風に痛い?」 どんな風に? 日本でもよく「どんな風な痛みですか?」と聞かれることがありますが ワタクシこれに上手く答えられた試しがございませぬよ。 「え~~~~・・・あやまってジリジリに熱された鉄の球をのみこんでしまい、 胃のあたりにひっかかっていて、それが内側からじりじりとそのあたりを焼き・・・ 内側から鳩尾と背中に穴があきそうな痛みです。」 ・・・と説明したいところですけれども。 きっともっと簡素な説明を求められているところであろうと薄々感じている賢い乙女ジャスミンは 日本においては「きりきり痛いです」「ず~~んとした痛みです」「ぐっとさしこんだ痛みです」なぞと表現します。 しかしながら・・・ベトナム。 しかも イン イングリッシュ となればちょっと考えねばなりませぬ。 「ぐっとさしこむように痛い」とはどういうべきか・・・。 「ずぅぅんという鈍くもひどい痛み」とはどういえばいいのか。 ZUUUNE? DUUUNE?←ぐふふ ね?バカでしょ? ぬぅ・・・考えたってわからねぇ・・・ 私の英語力ではムリなんだい。(無理難題とかけました。どうですかお客さん) 断念・・・。 なので「シ・・・severe pain・・・(すっげえ痛い)・・・」と申すしかなし。 「うん。痛そうだね・・・それはいつから?」 「もう1時間くらい。なんだか若干マシになった気は致す」 ・・・・そう胃痛は波があるんだよぅ。 一番のピークは越したような・・・いやもう麻痺しているような・・・・。 でも痛い。。。 「こういう痛みははじめて?」 「こんなにひどいのははじめて。 でもときどきそういうことはあります。 日本でも胃痛で医者に薬をもらっています。 今夜もこれを飲みましたが、飲んだ瞬間にすべてリバースしました。 あ・・・そういえば昼に熱っぽかったし頭痛もあったから空き腹に鎮痛剤飲みました・・・。 アスピリンじゃないやつ・・・」 「空腹時に鎮痛剤はだめだよ・・・胃に負担がかかるから。 日本ではどのくらい治療をしてるの?」 「う~~ん・・・2年くらい薬をときどき・・・」 「胃に問題があるというの?スコープはした?」 「いえ。スコープはしてない。 でも逆流性食道炎か十二指腸もちょっと問題ありそうかもって言われていますの」 ・・・と言いたいけれども。 逆流性食道炎てば・・・英語でどういうんか??? それよりも十二指腸ってどういうんか???? オウマイガット オウマイブッダ。 じゅうにしちょう・・・ SA~~~~Y ! IN ENGLISH! ・・・トゥエルブフィンガーこぷちゃん? ←ね?バカでしょ? (ちなみに・・・コプチャンは・・・焼き肉屋でいう牛の小腸なんで英語ではなし) ・・・なわけないので・・・つたない英語力で伝えましたわよ。 「エイゴでなんといったらいいのか・・・ でも、空腹のときに胃が痛くなります。 それは、食べたものを溶かす胃の液体がトゥーマッチになるからです。 そして、日本の医者はわたしに 胃の下にすぐ連結している器官に問題があるかもしれないと言いました。わかる?」 ↑頑張った。 逆流性食道炎は、症状説明にて理解してもらえる自信がありましたがね。 十二指腸が自信ありませんでしたのよね。 「胃の下すぐに連結している器官・・・」のあとに不安で「you know?」ってつけちゃったけども。 考えてみれば、医者なのでそんなことは察しがついて当たりまえですな。。。 トゥエルブフィンガーこぷちゃん・・・よか・・・ 少なくともマシでしたわよね。。。 ええ。 頑張って伝えたぞジャスミン。 (考えたら・・・同行してくれた友人にベトナム語で通訳してもらえばよかったな。 でも・・・あとで友人に『十二指腸』って言ったら『ジュウニ?????』と言ってたのでね。 同じことだった気がします。あ。コプチャンも解らなかったですしな。ふふふ) もちろん医者は解ってくれましてね。 問診後に触診をして、薬を出してくれまして。 それを飲んだら、ちょっと落ち着いた感はあったのですけれど。 しかし・・・胃痛は波があるもの。 その波のせいで落ち着いたのか?(診療まで時間がかかったしな) それとも薬がよくきいたのかは、ちょっと謎ではありました。 しかしひとまずヒト心地。。。 ホテルに戻ったのがもう朝の3時。 それからすっかり・・・良くなった!・・・のだったらよかったのですけれどもね。。。。。 つづく。 *胃が痛いんだったら固形物が食べにくいカモ・・・ということで ベトナム人の友人のお母様がヨーグルトを作ってホテルに届けてくださいました。 ちゃんと容器に入ってて売り物みたいです。 (ベトナムはヨーグルトはおやつに人気です。甘い優しいさわやかさのヨーグルト) なんと10個もくれたので・・・食べきれないからホテルスタッフにもおすそ分け。 「これどこのお店の??」なんて言ってましたが。 お手製はおいしいですね。 コンデンスミルクを使うらしいのでちょっと甘め。 ちょっとだけ凍らせた状態で食べるとよりおいしいのだそうです。 今回は、凍らせずにいただきましたがオイシカッタ!!!カムオン(ありがとう)!* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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