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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:ベトナム出張日記
出張6日め。
なんだかんだの最終日。 軽く朝食をとろうと下に降りて行きますと・・・ 昨日の胃痛騒ぎを知っているホテルスタッフがみんなで心配してくれました。 (小さいホテルだからスタッフも少ないのだ) 「ストマック・・・ダイジョウブ??」 「もうイタクないデスネ??」 「今日は、ブレックファーストを食べられますね?」 「お姉さん、ダイジョブ???」 「牛乳をあっためようか?」 「お昼はおかゆをつくろうか?」 ぬぅ。 みんな優しいなあ。。。 小さいホテルだと大きなホテルと違ってサービスも完璧でないし いろいろ不便もあるのですけれど・・・ (たまにゴキ○リに遭遇したりとか・・・ 食べかけのものにアリがたかったりとか・・・ 部屋にヤモリが住んでいるとか・・・ お湯が出たりでなかったりするとか・・・ バスタブはあるけどバスタブに湯をはるだけの湯量はないとか・・・ バスタオルがあったりなかったり日によって違うとか・・・ いやタオルが2枚あったりもするとか・・・) こういうとき、ほっとしますわよぅ。。。 いつも通りのオムレツとパン。 そして、「今日はあったかいお茶をお願いね」と注文し・・・ 来たお茶を飲んでおりますと・・・ ホテルの支配人(気のいいベトナム人のおじさん)が 「お茶にジンジャーをいれましょうか? ベトナム人は体調不良のときにそうしますよ。」 ・・・と提案してくれまして。 なんとなく・・・胃痛にショウガはよろしくない気がしたものの・・・ なんだか精一杯言ってくれるその言葉に「ノーサンキュー」と言えない日本人ジャスミンは 「オネガイシマス」とティーポットを差し出したのでございました。 そしてオムレツが運ばれてくるころには・・・ ハス茶にたっぷりの絞りショウガと砂糖が入ったドリンクが私の前に。 一口飲むと・・・ほぼショウガ湯。 好きですけどね・・・ショウガ湯。 冷え症のわたしにはぴったりなのですけれどね・・・ 胃痛のときにはあまり宜しくない気もしないでもない・・・。 まあ・・・大した量でもあるまいし・・・とぐっと飲み込みました。 だって気を使ってくれたのですものね。 ありがたし・・・ありがたし。 「いいえ結構」と誰が言える? その日は食事をしてもショウガ茶を飲んでも、若干の胃の重さはあるものの痛みは訪れず。 昨日にもらった強い制酸剤がきいているようでなにより何より。 ヒトの親切を断るのってすごく難しいですわよね。 日本でも海外でも。 ついでに。 この日、午前中に縫製屋さんとたっぷり仕事をしたのちに・・・ ワタクシの胃痛を知らない彼女が 「ねえ、ランチ御馳走するわ!」と言いだしまして。 「なんか久しぶりに一緒にランチね~」とか嬉しそうなもので。 断れずに、中華街でランチ・・・いただきました。。。 ちょっと胃もたれしましたけどね。 胃痛は来ずにセーフ。 さすがにメガトン級の胃痛を二度もおこした翌日だったので ひやしやしましたけれど。 「なんかね~ちょっとサッパリしたものが食べたいな」とリクエストして 野菜中心の食事にしてもらいまして。 なんとか、出張を終えたのでございました。 ああ。 体調を壊すと1週間が長いですわ。 しかし・・・胃痛を起こしたのが仕事を7割終えたあとで本当にヨカッタ。 生地の仕入れの日に重なったら、泣くに泣けませんでしたわ。 ま・・・そのときは這ってでもまいりますけどもね。 つづく。 *ベトナムの市場の八百屋さん。本当にいろんな種類の野菜があります。 ベトナム料理は案外野菜をたっぷり使うのです。 シソやバジル、セリ、ドクダミなどベトナムのハーブもたくさん。 どれも元気がよくておいしいですが・・・日本の野菜よりも繊維が丈夫で固めなため 柔らかい野菜に慣れた日本人は消化不良をおこしやすいそうです。 加えて・・・ 昔の日本と同様、肥料に人糞利用も多いので生食はやめたほうがいいという人もいます。 それはベトナムに限ったことではなくアジア全般どこでもそうでしょうけど。 ・・・あんまり気にしませんけどね・・・私は。。。 ま・・・胃痛もちなので大きいことは申せませんけどね。。。ふふふ* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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