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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:ポルトガルの旅
ポルト3日め。
「土曜日にレグアっていう街から、トゥーアって街まで蒸気機関車が走るから それに乗ってみたい~」 ・・・というmabuchanさんのたっての希望にて、 ホテルをやや早く出発してサンベント駅へ向かった私たちであります。 ワタクシはというと風邪具合がマックスに宜しくない。 喉がイガイガとひどく痛むのですわ。 もしかしたら、夜中に寝ぼけて亀の子タワシを飲み込んだんじゃないかしら? そんな体調の日は、じっと汽車に揺れれる1日もよろしかろう。 機関車は、レグアという街から出発しドウロ川沿いを上って、トゥーアという街へ。 そしてそこから折り返してくるコース。 切符は、前日に購入しましてよ。(サンベント駅にて) まずは、ポルトからレグアまで列車で2時間ちょっと。 乗りこんだときは、さほど混雑しておぬ車内でしたが・・・ 途中から、団体客がぞろぞろと。 そのほとんどが西洋人の団体さんでございまして・・・そのうちの多くがフランス人。 いやあ。 おばさまってば。 国籍は違っても・・・ものすごく喋る。 女三人寄ったら~♪ かしましいったら~愉快だね~~♪ ・・・なんてもんじゃないですわよぅ。 切れ目なく喋る、席を立って遠征してくる、そしてあまりにも自由気ままにふるまうのだよ・・・。 なんだなんだ・・・女はある一定以上の年齢を経るとああなってしまうのか。 嗚呼。 わたしも早くあの境地へ向かいたいものであります。 とはいえ。 レグアについたときは、すでにへろへろだったワタクシ。 レグアにて、乗り継ぎ時間が4時間程度。 「レグアをぶらぶら見て回りましょう」と思っていたんですけれどもね。 な~~~んにも ありゃしない。 ドウロ川は確かに美しいんですけれど。 4時間も川を眺めていたら、そのうち身投げでもしたくなってしまうに違いなし。 ドウロで土左衛門は避けたいので、てくてく街を散歩してみたんですけれどね。 なにせ小さな街。 30分もあれば街を回れて、しかもお釣りがもらえるかんじです。 ドウロのほとりの綺麗な街なんですよ。(ドウロ川クルーズの船もここから出ています) 風邪をひいておらず、喉に亀の子タワシがひっかかっておらず、 熱っぽくて頭がぼ~っとした状態でなければ・・・ もっと堪能できたんですけれどねぇ。。。 *ドウロ渓谷はポートワインの生産地。葡萄もいっぱい。 雨の少ない乾燥した太陽の強い土地なので・・・ 葡萄にオリーブ・イチヂクなどの栽培がさかん。サクランボも有名* しかもね。 レグアは・・・ポルトと違い気温がバカ高かったんですわ。 春の陽気ポルトからイキナリ灼熱の真夏のレグアへ。。。 電車でたった2時間ですのに。 なんだかものすごく南国なんですわ。 その気温にもやられてへろへろ。。。 「ランチでも食べますか・・・」と店を探すも駅中のバールしか見つけられず。 (遠くに行く元気もなかった) バールにて何かつまむことに。 パンにハムだけが挟まったもそもそのサンドイッチをビールで流しこみ・・・ しばらく、ぼぅっとしたあと駅のホームの日陰のベンチに2時間座り込んでおりました。 *ホームに咲いてたハーブ。とにかく乾燥した土地柄です* *線路にあった何か。かっちょいい。こういうのに弱い* まあね。 日陰は案外涼しいし。 いろんな人が行き来するので、ぼ~~っとしてても結構楽しゅうございました。 いかんせん・・・体調がなあ。。。。 さていよいよ・・・機関車登場。 これに乗りこんで、ドウロ川上流を目指します。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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