年に２～３度のサイゴン出張。
お店を始める前から通っているので・・・
もう１０年以上は通い続けていることに。

あまり新鮮味はないけれど。
信頼のおける知り合いや友人は増えて行き、
行けばほっと安心できる場所になりました。

今回は、母も一緒。

ときどき一緒に行くので、母にとってもサイゴンは慣れ親しんだ街でございます。

サイゴン（ホーチミン）へは、直行便も飛んでおりますが
直行便は深夜便で・・・飛行機で眠れないワタクシは疲労困憊するもので
毎度毎度、台北経由のサイゴン入り。（ＣＩ）

今回は、サイゴンで仕事のあと・・・母が「行ってみたい」と申していたハノイにも足をのばします。
ちょっと会ってみたい業者さんもいるし。

福岡～台北（トランジット）～サイゴン
サイゴン～ハノイ　
ハノイ～台北（トランジット）～福岡
・・・という移動でございます。

サイゴンin　の　ハノイｏｕｔ　。
普通、インアウトの空港が違うとだいぶ割高になりますが。
今回のエアチケットは、サイゴン　インアウトの際とほとんど変わらず。

なかなか便利でございます。

９月６日

残暑厳しい曇天の福岡を、午前中に発ち・・・台北へ。
台北でのトランジットは２時間程度。
カフェでコーヒーでもすすっていれば、割とすぐに時間は過ぎます。

そして、一路・・・サイゴンへ。

ＣＩ　の機内は、相変わらず「拷問」のごとく冷えておりました。

なんざんしょ。

いやがらせ？
・・・とすら思える冷気。。。。。。。

モーレツに寒い。

しかしながら。
出稼ぎから帰るベトナム人、ビジネスマンの白人、台湾からの観光客。
誰も寒がってなぞおりませぬ。

ショートパンツに肩むき出しのノースリーブなぞという格好の女子もいるくらいですわ。
ブランケットにくるまって震えているのは、ほとんど日本人であります。

うむ。
大陸のモンには勝てる気がしないわ。
ナニゴトにおいても・・・ね。

そして・・・台北経由の飛行機は・・・とにかくヤカマシイ。
いや、カシマシイ？
声の大きな台湾人、おしゃべり好きなベトナム人がたくさん。
静かなわけがありますまいよ。

ついでに・・・
今回・・・台風が接近中でございましたのでね。
飛行機嫌いなワタクシは・・・なるべく揺れの少ない前方の座席を指定。

しましたらば。
うっかりしておりましたわ。
前方の座席は、ちびっこが多いんですわよね。。。
乳飲み子とか、乳飲み子に毛が生えたくらいのとか、とにかく子供。

泣く泣く。。。

小さな子は、己で耳抜きができぬ故・・・耳が痛いと泣くんでおじゃる。
気の毒ではあるし、仕方のないことではありますが。
やかましいもんはやかましい。

しかも、今回・・・一人・・・気合の入った子がおりましてね。
ベトナム人の若いお母さんが連れていた御子でしたけれど。
とにかく・・・ひっきりなしに泣いておられる。
赤子が泣くというのはね。
シクシクともサメザメとも泣かぬのでありますわ。

そげな情緒は皆無でござる。
そりゃあもう。
うんぎゃあ　うんぎゃあ　はぎゃあ　はぎゃあ！！！と全身で泣くんざます。

見ていて「体力あんな～～～」って感心するほどのパワーなり。

しかも。
ときどきブレイクタイムは挟むものの、ほぼフライト中ずっと泣いておられましたわ。
なんですか。
あの。
アスリートなみの持久力と肺活量。
ありゃ、すごい大人になるんじゃあるまいか。。。

「母・・・あの子は、あげにすさまじき勢いで泣き叫んでおるが
　サイゴンにつく前に、体力を使い果たして息絶えやせんか心配ですわ。」

・・・と思わず隣のママンに耳打ちしてしもうたジャスミンでございます。
とにかく、始終　うんぎゃあ　うんぎゃあ　で疲れ申した。。。

ま。
ときどきブレイクタイムで、静かになられるんですけれど。
静かになったらなったで・・・
「生きているか？？息絶えたんでないか？？」と
ドキドキしっぱなしなジャスミンでしたわ。

後部座席はなんだか揺れがひどく感じるし。
前方はちびっこ天国（地獄）だし。

どっちをとるか。
なかなか悩ましいところであります。

つづく。

＊ホテル近くの路地に居たねこさんたち。そっくりなボブテイル兄弟。
　美人ちゃんでしたわ。でもビビリ。近所の飼い猫です。＊