９月９日

シャワーをあびて寝てしまったせいか。
なんだか風邪っぽい朝。

朝食をパスして寝ていたら、ホテルのスタッフのオンナノコが心配して
朝食を食べにでかけた母にバナナをもたせてくれました。

やさしいな～～。
ごく小さいチープなホテルですけどね。
あったかくて好きですわ。

バナナを食べて・・・いざ、打ち合わせへGO。

買い付けって、もっと華やかなもんを想像しておられる方が多いようですが。
ほんと・・・地味ですわよ。

生地市場で埃と汗にまみれたら・・・
あとは、デザイン画を挟んで縫製屋さんと打ち合わせ・・・打ち合わせ・・・打ち合わせ。

昼間はほとんど、屋内で打ち合わせ三昧。

近くでランチを食べて・・・
さらに打ち合わせ・・・打ち合わせ。

もうずっと知っているテーラー（縫製屋）さん。
最初に会ってから１０年以上。
彼女は、本当に正直な人間ですし・・・信頼できる人柄です。
（他の縫製屋さんにオーダーしたこともありますけれど
　やはり信頼できなかったし、どうしても安心して仕事をすることができませんでして。
　もうずっと彼女一筋。やはり仕事は人間性です）

彼女は、私の言いたいこと、したいことを、正確に理解しようと努力してくれますの。

それでも・・・

まず、言語が違いますし・・・（私たちの会話は、お互いに母国語でない英語です）
文化も感覚も違いますし・・・
やはり、お互いに勘違いも起こります。

だから・・・品物が出来上がってくるたびに

「あ～～～なんでこうなるの～～～～～～」っていうことが一つや二つはあるんでございますわ。

いや、もう・・・これは仕方が無いことだと思っています。
実際、期待して荷物を開けて「なんじゃこりゃあ！！！？？？」って憤ることも多いんですけど。
でも、これって「ゼロ」にはなりえないと思うんですわ。

こっちの伝え違い。
あっちの聞き違い。
こっちの勘違い。
あっちの理解違い。

英語の表現やニュアンスが違っただけでも勘違いは起こりますし。
こちらが確認を怠ったために起きる間違いもありますし。

いろんな人に「また～～？？いい加減にされてんじゃないの？」って言われますけどね。
でも・・・
ワタクシが現地に住んで、ベトナム語に堪能で、そして現地で逐一縫製過程のチェックでもしているのでなければ、
トラブルをゼロにすることは不可能だと思っておりますの。

それに・・・うちはだいぶトラブルが少ない方。
トラブルがあっても、誠実に対応してくれる信頼のおける縫製屋さんと長年にわたって信頼を築けていることが
Jasmine.の強みでもあります。

でも。
トラブルはゼロにならないにしろ。
できるだけ、少なく・・・できるだけ・・・
ひどい間違いが起きないようにすることは可能ですわ。

そのためには・・・
何度も何度も・・・打ち合わせ・・・打ち合わせ。

お互いが確認しあって、「クエスチョン」を無くして行く作業。

ま。
お茶を飲みながら、家族の話や美容の話、だんなさんの話、恋愛の話なんかで
ときどきブレイクタイムも挟みます。

彼女とは年も同じで、いろいろ話も弾みます。

打ち合わせもそれなりに楽しいんですわよ～。

地味だけどね。

これがワタクシの出張の全てなり。ふふふ

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ずっと昔から通っている、レストランのお気に入りメニュー。
１週間いたら２度は行くお店。
はじめてベトナムに行った日に泊まったホテルで「安くておいしい店教えて」とホテルのスタッフに訪ねて来て以来・・・
すごくお気に入りなんですわ。

飾り気もない小さな食堂で、スタッフの態度はあんまりよくないですが・・・美味しいんだ。
ちょっとシャレた料理もありますしね。
グルメなベトナム人の友人もここは「おいしい」と太鼓判。
ちょっと同クラスの食堂より高めですけど、美味。


＊夜来香のつぼみの炒め物。
　野菜といえば空芯菜が多いんですけれど・・・
　ちょっと違うものを・・・と頼んだらこれがオイシカッタんです。
　食べるお花って少し癖がありそうですけれど
　全くなくておいしいの。＊



＊ベトナムと言えば・・・生春巻き・・・というイメージが強いですが
　揚春巻きは地元の人にも人気です。
　豚肉入りのがお勧め。
　チャーヂョーといいます。
　生春巻きって実はワタクシ・・・そうおいしいと思わないんだよにゃ。現地で食べても・・・。＊