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テーマ:旅のあれこれ(10280)
カテゴリ:ベトナム出張日記
9月11日
午前中の便で、タンソンニャット空港から、ハノイのノイバイ空港へ。 タンソンニャットのドメスティックは、昔のインターナショナルでございまして。 ベトナムに通い始めた時は、この空港を利用していました。 なつかすぃ。 そんな懐かしい空港を離陸して・・・約2時間でハノイへ到着でございます。 ほんとに田畑の中にある空港なんですよ。 どうもね。 田舎生まれの日本人なワタクシにしたら、すごく違和感がございません。 妙に落ち着く風景なり。 あんまり海外な感じがしませんわ。 「とにかく白タクには捕まるな!絶対ぼる! エアポートタクシー乗り場から乗れ! 街中まで25万ドンだ! それ以上は絶対払うな!! エアポートタクシーでも、信用できんヤツがいっぱいおる 気をつけろ!!!」 ・・・という教訓をあちこちから頂いておりましたのでね。 荷物をとって、外に出たらば・・・すぐにエアポートタクシー乗り場を探しました。 「どこだ???」 ・・・と思っていたら 「エアポートタクシー??」と声をかけられましてね。 見ると、若いタクシードライバーらしき青年が私のスーツケースをむんずと掴んでおります。 「こっちだよ!」と私のスーツケースを引っ張るのだわ。 怪しい奴め。 「Hey! Dont touch my lugagge!!!!(わたしの荷物にさわんなボケ!)」 ・・・と叫び、スーツケースを取り戻すも・・・今度は母の荷物に手を伸ばす。 「私たちに触らないで!自分で行ける!お前の世話にはならん!!!」 しかし彼は、白い歯を見せると・・・ずるずるとスーツケースを引きずって・・・ 到着したのは【エアポートタクシー乗り場】。 むぅ。。。白タクではない様子。 基本、空港には”VIET THANH TAXI”、 “NOIBAI TAXI”、”AIRPORT TAXI”の3社のみが 乗りいれることが可能なようです。 料金は決まっていて、普通のセダン使用で【10USD=25万ドン】。 (ホテルなどでもエアポートタクシーを呼んでもらえばこの料金です) しかし・・・結構トラブルが多いと聞いておりますのでね。 エアポートタクシーであっても、気を許してはいけませぬのよ。 「騙されないわよ!」の勢いでござます。 だって。 ハジメマシテの土地。 最初にイヤな思いをすると、その土地の印象はずっと悪いままなことが多いのだ。 最初は肝心。 しかし、あれよあれよという間に・・・スーツケースがやってきた車に積まれ・・・ さっきの兄ちゃんがドアを開け「さあどうぞ」と申す。 ちゃんと””AIRPORT TAXI”の文字が車体に書かれていることを確認後、乗りこみますと。 兄ちゃんが運転席へ。 あんたが運転手かい!!! ・・・歩合制なんでしょうね。 客の争奪戦のようでございました。 乗りこんでしまうと、タクシーは結構なスピードで走りはじめまして。 車窓から見えるのは、田畑ばかり。 ときどき水牛が田畑を耕していたりして。 なかなか良い光景でございます。 バイクも車も少ないな~~ホーチミンに比べるとだいぶ静か。 ホーチミンなら片言の英語で話しかけてくるやや馴れ馴れしいドライバーですけれど。 ハノイの彼は、もくもくと運転しておりまして。 なにもかもが静かに思えました。 車の中から、1件携帯で電話をかけると・・・ あとはぼんやり車窓を眺め・・・ホテルに向かった私たちでございました。 車はスムーズに市街地に向かっている様子。 (途中で止めて、10ドルだとここまでだ!降りろ!と言われたり 己のバックマージンの入るホテルに連れていったりされるパターンも多いとか) しかし、まだ支払はしておりませぬ。 気は抜けぬ。 騙されないぞぅ! つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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