ハノイに到着して、ホテルにチェックインしたあとは・・・
会う約束していた業者さんの迎えの車で、彼女の事務所へ。

数時間話をしまして、ホテルに戻ってきたのは午後５時前でございました。

ここで・・・
ふと・・・
きがつきましたのよ。

「携帯電話がない。。。。。」

一応、持ち物をひっくり返して見てみたんですけれど。

ない。。。

さっきの会社に忘れたか？？
いやいや・・・全く携帯電話をいじっておりませぬ。

携帯電話を触ったのは・・・・

！！！！

空港から、ホテルのタクシーの中が最後！！！！

そうですわ。
エアポートタクシーの中から電話をかけたのが最後でございます。
とにかく「料金をぼられないように」「騙されないように」とそっちばかりに気を使って
携帯電話は、車内に置き忘れたんですわいな。



ああ。

バカ。。。



さて。
タクシーに携帯電話や財布を忘れた場合に、最初にすることはただひとつ。

「早々にあきらめること。」

そして次にすることは・・・

「携帯電話を止めること」でございます。

財布の場合はね、金はあきらめてクレジットカードを止めること。
ブツを探すのは、その次ですわ。

海外でモノを置き忘れて、出てくるなんて思うなよ。

これ・・・教訓。
出て来はしないものを、探す時間はもったいないんです。
それを使われて、多額の請求が・・・なんてことがないようにね。

止めるのが先。

しかも私の携帯は某S社の日本のモノ。
使われたらね。
国際電話料金がかかってバカバカしいったら！
己のバカさ加減に呆れつつ・・・すぐにホテルの電話で日本に連絡。
携帯を止めてもらったんでございました。

嗚呼・・・自分が悪いんですけれど・・・。
なんだこの気分の悪さは。。。

しかし電話を止めて、一安心。
あとはダメでもともと・・・あったら儲け・・・ということで・・・
ホテルのレセプションにまいりまして、事情を説明。

するんですけどね。

ああ。
私の英語力ってばホントひどいのだ。
出張中はあんまり気にならないんですけど。
（結構神経図太いんでこの英語でも商売の話やれるし、基本・・・私の周囲のベトナム人は
そんな完璧英語はしゃべんないんだな。。。)

しかし・・・
携帯を失くして、ややテンパっているので、単語も出ないし言い回しも浮かばない。

とにかく

「あ～～～～～タクシーに携帯を忘れたんだけど、
　もちろんね・・・出ては来ないと思うけど・・・

　でもね

　あったらいいな～～って思うのよ。
　出てこないと思うけど・・・。

　でも、あったら儲けもんだし・・・
　とりあえず、ホテルからタクシー会社に連絡だけいれてもらえます？」 ・・・といえばいいだけなんだけど。（そこまで言う必要ないんじゃが）

完璧エイゴな高級ホテルスタッフは、私の混乱エイゴにやや困惑。
自分でも何が言いたいのかわからんのに。
相手に伝わるわけもなし。

・・・と、そこへ、、、ホテルに１人いらっしゃると聞いていた日本人スタッフの女性が通りかかられまして。
彼女に、日本語で話をすることができて・・・正直　「ほ」。

通常会話はどうにかこなせても・・・
なんか起こったときって、やっぱ己の語学力のひどさに凹むな。

「どうせ出てこないと思うんですけど・・・一応、声だけでもかけていただけますか？」

・・・と申したら。

「そうですね。一応、タクシー会社に電話をかけてみますけど・・・」

「あ・・・期待しませんので、出てこなくても大丈夫です。
　すでに電話は止めてますし。
　自分が悪いんで、すでにあきらめてますけど・・・万が一ってこともあるし。」

というわけで。
御手を煩わせて、タクシー会社に連絡を入れてもらったんでした。

乗ったタクシー会社を覚えておいてよかったわ。。。

とりあえず。
仕事は終わっておりますし。
明日は携帯電話は不要でございますし。

携帯は止めたし・・・

「ま。。。己のバカっぷりに腹はたつけど、まあ・・・いいか。」

・・・とあきらめて夕食へまいったのでございました。

つづく。

部屋にもどってきたら、お花が変わってました。
きれいなカーネーション。


ホテルの名前入りのお水。


シャレとりますな。。。
毎晩ナイトチョコレートを持ったボーイさんが
「特に問題ございませんか？ベッドのメイキングなど必要ではありませんか？
　足りないものはございませんか？」

・・・と来てくれます。